2019年3月24日日曜日

寒暖上手 二十四


イネ科の植物、稲や麦の茎を干したものをワラと呼んでいます

麦のワラで作った帽子は、麦わら帽子

このワラ、日本では稲作が始まったのち

石包丁での穂だけの収穫から、鉄製の鎌を使った根元からの収穫へ変化したことで、

副産物として利用されるようになったと言われています

イネ科植物の茎は、比較的細く、縦方向の引っ張りに強いため

その利用価値はとても高くなりました

1本でも、それなりに強いワラ、しかし柔軟に折り曲げることができ

これを束ねれば、多種多様な用途に使える製品を作ることができます

編めばムシロに、撚れば縄となり、写真のような米俵にもなります

さて、畑のなかにある四角いものは、種イモを保存する「芋床」です

茎は中空で、保温性にも優れ、種イモの保存にうってつけです(や)



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