2011年2月27日日曜日

災い除け リニューアル


災い除けを変える作業が行いました。真新しい藁の色が新鮮です。木に巻きついた大蛇の顔もユーモラスです。写真は大わらじ。3人がかりの取り付けです。(ひ)

さし茅―その後


下総の農家にある機小屋(はたごや)の屋根の、修理途中経過です。さし茅もかなり進み、そろそろ棟を作る段階となりました。棟ができると、屋根の刈込がはじまります。(や)

まんさくの花


商家の街並み、あずま屋の向いにあるマンサクが今年も花をつけました。木は5m近くあるので花は、はるか上のほうです。今年は花つきが良いのですが、誰にも気づいてもらえません。赤茶色と黄色のコントラストが、にぎやかな花です。ぜひご覧になってください。(ひ)

ドラムの里の河津桜 開花


お隣のドラムの里で河津桜が咲き始めています。昨年より少し遅いかもしれません。まだたくさんつぼみを持っているので、これからが見頃です。(ひ)

2011年2月24日木曜日

竿物菓子(さおものがし)講習会で~す^^


今日はおいしい!おいしい!「竿物菓子」作りでした。和菓子のご指導は、匝瑳市のO先生にお願いしています。O先生は江戸時代以来続く老舗の9代目ご主人。写真は「こなし」と呼ばれる最近ではめったにお目にかかれない伝統的な和菓子の製作風景です。上品な甘さと何ともいえない食感がたまらな~い一品でした*^ ^*

2011年2月23日水曜日

普段の食事


飽食の時代に育った子どもたちには、想像もつかないでしょうね・・・質素なこの献立。
安房郡三芳村増間地区では「汁・飯・こうこ」をもとに普段の食生活が営まれていました。特に日常の主食は、米に麦や粟、稗などの雑穀を混ぜたものが多く、それに季節の野菜を使った煮物、漬物をうまく組み合わせて食べられていました。
スローライフが叫ばれている今!旬の素材にこだわってみるのもいいかも知れませんね。(え)

2011年2月20日日曜日

福寿草


下総の農家の庭にあるフクジュソウは、2月の初めから、一輪のみ咲いています。いつもならもう少しあるはずと、よく見ると、いくつか芽を見つけることができました。これから咲くのかどうかはわかりませんが、期待したいものです。(ひ)

2011年2月19日土曜日

梅の花が見ごろです。


 上総の農家の畑では、梅の花が見ごろです。この冬の剪定作業で、枝をかなり切ったので、花が咲くか心配でしたが、今年も良く咲いてくれました。椅子も用意しましたので、ご自由に梅の花をお楽しみください。(立)

七草粥


体験演目「摘んで食べる七草粥」が行われました。企画者が、旧暦を間違え、季節外れになってしまったにもかかわらず、8人の参加者がありました。房総のむらの畑や田んぼで、春の七草を摘み、付属施設でおかゆに入れて、味わいました。最初はなかなか見つからないようでしたが、次第に目が慣れてきたようです。たくさんの七草を袋に詰めているお子様もいらっしゃいました。
残念ながら、むらの敷地内には、七草のうち6種類しか生えていないので、「ほとけのざ」は、昨日採集しておいたものを使いました。しかし、とれたての野草で作った七草粥に、みなさん満足されたようです。(ひ)

里山再生林の伐採


今年度の里山再生林の伐採が終わりました。上の写真は2月15日、下は今日です。里山という言葉は人によっていろいろな意味で使われていますが、本来は人間が利用する農用林を指す言葉です。そこでは定期的に森林が伐採され、薪や炭が生産されました。そして、伐採した切り株から、萌芽によって林を再生したのです。房総のむらでもそのような里山を作ることとなり、昨年から一部で林の伐採をしています。
伐採した部分は、15年ほどたつと、薪や炭にちょうど良い太さの林が出来上がるはずです。
野鳥などの生物にとっても、このような管理によって、林の中に古い部分と新しい藪のような部分ができるので、生活環境が多様になることが期待されます。(ひ)

2011年2月18日金曜日

初めての素焼き2


初めての登り窯による素焼き、無事に終了しました。ひび割れの補修もあわせて行い、きれいな窯に変身しました。700度前後まで上げるこの素焼きは、4日後に窯出しをします。その後、3月17日からの本焼きに向け、釉掛けと窯づめが本格化します。窯焚きの日は、一般の方の見学もできますので、3月の本焼きは、みなさんもぜひ、見学にいらしてください。(す)

2011年2月17日木曜日

初めての素焼き1


16日から、いよいよ登り窯の素焼きが始まりました。榊(さかき)とお酒を供え、素焼きの初日です。2日間は、窯を温めるように一番下の部屋(ドウギ間)の大口(おおぐち)で、チョロチョロと燃やします。最終日の3日目には、作品の入っている部屋に横から薪(まき)を投げ入れる横くべを行います。最終日には、ひびの入っている窯に砂を入れ込み、きれいにする作業も行う予定です。(す)

2011年2月13日日曜日

草刈鎌


鍛冶屋の体験は、かなり本格的!ふいごで風を送って勢いを増す炎。鉄の地金を熱し、鎚で叩く。醍醐味とともに繊細さも要求される体験です。今日の体験は「草刈鎌」。完成した鎌を柄に装着し、目釘を打っているところです。家宝の鎌?となるのでしょうか、出来上がった鎌を抱きしめてしまうのではないかと思うほど、目を輝かせていたお客様でした。(や)

2011年2月10日木曜日

茅葺屋根


当館の「下総の農家」で、屋根の修理を行っています。もちろん茅葺の屋根です。全面的な葺き替えではなく、薄くなった部分に茅を足していく、刺し茅という補修が中心です。危険防止のため、工事範囲に立ち入ることはできませんが、近くの園路から熟練した職人の技をご覧いただくことができます。工事は2週間程度の予定です。(や)

2011年2月6日日曜日

房総座


本日は、今年最初の房総座でした。独演会のチケットはなかなかとれないといわれている、柳家三三師匠の落語会。1席目、2席目とも多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。1席目は「たらちね」、2席目は「五貫裁き」。通しでお楽しみいただいたお客さまも多く、重ねて御礼申し上げます。(や)

2011年2月4日金曜日

おびしゃ


今日は新年の行事「おびしゃ」を行いました。流鏑馬は馬に乗って矢を射ますが、おびしゃは、立ったまま矢を射ます。「奉射」「奉社」などの漢字が当てられますが、「御歩射」がなまったものとも言われています。なかなか的に当たらないので、お客様もだんだん熱くなってきて、何度も矢を射っている方もおられました。(や)

2011年2月3日木曜日

竹山の掃除


 職員20数名が参加して、白鳳道奥の竹山の掃除を行いました。房総のむらでは、この竹山の竹を竹細工の材料や畑の作物の支柱などに使っています。毎年この時期に掃除を行っているので、竹山が明るくなり、竹山の環境も良くなっています。作業は明日の午前中も行う予定です。(立)

2011年2月2日水曜日

節分


明日は節分。そこで、今日は節分の展示です。商家の町並みの店の入り口などに、ヒイラギと大豆の枝にイワシの頭を刺したものを飾りました。商家の町並み、農家に豆まき用の豆も用意してあります。(や)