2013年3月28日木曜日

むらの桜満開

 寒い日が続くかと思えば夏の日のような陽気で、房総のむらの桜も満開です。今朝は濃い霧のなかで水滴を浴びながらソメイヨシノが咲いていました。

10日後の4月6・7日に「さくらまつり」が開催されますが、これでは「葉さくらまつり」になるなとの噂もちらほらです。

桜の花は鳥たちにとっても魅力的なようです。ウソという鳥は、毎朝花を咥えて密を吸うらしく、ぽたりぽたりと花を落としていきます。スズメは上品で、蜜だけ吸って花は残していきます。ミツバチも盛んに羽音を響かせています。あたりはもう春です。(写真は57号墳とソメイヨシノ)ori

2013年3月24日日曜日

入場者600万人♪


 昭和61年4月1日の開館から26年、房総のむらは、本日600万人目のお客様をお迎えすることができました。皆様、ありがとうございます。
 午前中に記念式典を行い、記念すべき600万人目のお客様へ、記念品をお贈りしました。1枚目の写真は、お父さんが30kgの重た~い米俵を持ち上げているところです!(記念品は、このほか、むらの生産物やむらの中で使える百文券、協賛ホテルの宿泊券など)
 また、「一日館長」を任命されたお母さんの初仕事は、マスコットキャラクター「ぼうじろー」と一緒に館内視察。特製トラックで桜の咲く館内を見学されました。(写真4枚目)
 皆様、これからも房総のむらをどうぞよろしくお願いいたします。石野様、本日はおめでとうございました♪(は)

2013年3月23日土曜日

松の話題-還暦の松-

下総の農家と安房の農家との間には休憩用のベンチとトイレがありますが、この前に生えていた松2本が松枯れのため、切り倒されました。
この2本の松の太さと年輪を調べてみましたので、報告しましょう。
両者は3m程しか離れていませんが、一方は径約32㎝、もう一方は約52㎝で、この2本の樹齢は共に約60年でした。下総・安房の農家が公開されたのが平成4年6月のことですので、今からさかのぼること21年前の太さは18㎝と28㎝でした。2倍近くまで成長したのに……残念です。
この2本の他にも下総・安房の農家周辺では数本が伐採されましたが、昨年5月15日のブログ「つやつやキノコは ヒトクチタケ」と紹介された松も含まれます。
切られた松の年輪を数えるとほぼ同じで約60年でしたので、房総のむらの松林は、戦後の昭和27年頃に植林されたのではないかと思われます(フ)。

2013年3月21日木曜日

ついに・・・開花!

 むらの「ソメイヨシノ」が咲き始めました。先週まではピンク色のつぼみでしたが、ここ2~3日の暖かさに誘われて、少しずつ開花しています♪今は1分咲きといったところでしょうか。
 房総のむらでは、4月6日(土)・7日(日)に「さくらまつり」を開催します。大道芸や箏の演奏など、2日間限りのイベントが盛りだくさん!皆様に春を満喫していただきたいので・・・桜ちゃん、それまでガンバレ!(は)

松の予防接種

今年も、松の樹幹注入の時期となりました。樹幹注入とは、マツクイムシの被害を防止するため、数年に一度幹にドリルで穴をあけ、木の大きさに適した量の注射をすることです。とても痛そうですが、枯らさないための大切な業務です。房総のむらでは、もうあまり見られなくなったアカマツの群生が見られます。マツクイムシに負けないで、元気いっぱいに皆様のお越しをお待ちしています。(あ)

2013年3月20日水曜日

見事なコブシの花

東京では桜が見頃になっていますが、房総のむらの桜は1分咲きくらい。一足早く、コブシや木蓮(もくれん)が満開になりました。写真は、登り窯横のコブシの大木。二本並んで咲いているため、見事です。冬に雨が多かったせいか、昨年より早く花開いています。これからいよいよ桜も満開に向かっていきます。房総のむらの桜の開花情報は、ホームページの「さくら情報」をチェックしてくださいね。強風の多い今年。桜が満開になる頃には、強風が吹きませんように…(す)

2013年3月18日月曜日

日本新産のヒトヨタケ類


 昨年の7月に房総のむら内で採集したヒトヨタケ類の標本を,いつも千葉県やいろいろな地域のきのこを一緒に調べている,千葉大学真菌医学研究センターの先生にDNA鑑定してもらったところ,欧州や北米からは報告されているが,日本ではまだ記録のない種類であることがわかりました.●さらに詳しい形態の特徴などを比較して,日本産の種類として登録する予定です.●日本のきのこ類は,まだまだ知られていないことが多く,これからも知られていないものが,みつかる可能性のあるグループです.

2013年3月16日土曜日

平成25年度体験のしおり販売開始!

お待たせいたしました!平成25年度体験のしおりの販売を開始いたしました!25年度分の体験や行事の予定などが集約されたこのしおり、総屋売店にて一冊300円で販売していますが、なんと今なら200円分の百文券のおまけ付き!つまり実際価格は100円ですね♪(百文券とは、房総のむら館内で使える券になります。)
ぜひお買い求めください。
なお、4~6月分の予約体験は、3月25日(月)より受付を開始いたします。予約受付時間は9:00~16:30までです。
電話:0476-95-3333 

2013年3月13日水曜日

じゃがいもの植え付けが始まりました。

農家の畑では、初夏から夏にかけて収穫できる様々な野菜の種蒔きが始まっています。そんな中、上総の農家では、じゃがいもの植え付けを行いました。男爵(だんしゃく)という品種の種芋を半分に切り、腐敗(ふはい)防止のために、灰を切り口に付け、畝(うね)に置いて、土をかけます。「じゃがいも」は「じゃがたら芋」の略称です。16世紀末頃、インドネシアの首都「ジャカルタ」から、オランダ商船により日本に伝えられたそうです。現在の収穫量は、北海道が約180万トンで断トツ1位ですが、千葉県も約3万トンを収穫し、全国5位の収量です。(2011年農林水産省統計より)今回植えたじゃがいもを使って、6月には「じゃがいも掘り」の体験を行います。ぜひ参加してください。

2013年3月10日日曜日

武家屋敷の飛び石

先日武家屋敷内の飛び石をすえなおしました。段差がなくなり綺麗になっています。武家屋敷にお越しの際は綺麗になった飛び石を見に来て下さい。飛び石がいくつあるか数えてみるとおもしろいですよ。右奥に見える茶室では本格的な茶道を体験できますので是非お越しください。(さ)
 
 

春の新作、できました☆

房総のむらオリジナル商品「てまり」の新作ができました。これらはなんと全てひとりの職員の手作りなのです!総合案内所(総屋)売店と風土記の丘資料館受付で販売しています。(注意:大玉は非売品です)柄は、ほぼ1点ものですので早い者勝ちですよ♪(ひ)

ホラ貝の音が響きわたりました!

先日お伝えしたように、今日は、「梵天」展示の関連事業として、市原市北青柳の行人(ぎょうにん)の方によるホラ貝の演奏と拝みの実演が行われました。町並みや遊歩道に、おごそかな音色が高らかに響きわたりました。その後、展示会場にて「梵天供養(ぼんてんくよう)」という儀式が行われ、参加者の方々は興味深くお話に聞き入っておられました。(み)

2013年3月9日土曜日

3月9日 あれこれ

【茅葺き屋根の葺き替え中】
安房の農家の馬小屋では、屋根の傷みが激しいため、2月20日から葺き替え工事が行われています。今月中に完成する予定ですが、半分程度できあがってきました。

来週の16日土曜日には、「茅葺きの技-茅葺き屋根の葺き替え-」と題した説明会と茅葺きの無料体験を行います(当日が雨天の場合は20日水曜日に延期します)。
茅葺き屋根職人である佐藤さんのご指導を得ながら、屋根の葺き方や荒縄の結び方などを体験してもらう予定でいます。
 
 
【木綿糸作り】
木綿糸作りの体験がありました。2時間のコースで、まずは綿くり機を使って、綿の実から種を取る作業です。次に種を取った綿の繊維をほぐすための綿うち作業です。これには小さな弓を使います。最後は糸紡ぎ機の登場です。糸車を廻しながら、糸に撚りをかけます。右手で糸車をゆっくり廻しながら、左手で軸に巻き取る作業は、左右の手が別々な動作をするため、糸が途中で切れそうになったり、太さが均一にならなかったりと、結構難しいものです。


完成品として、綿の種(5月に種をまくと、8・9月に黄色の花が咲き、9・10月には綿の実が収穫できます)と紡いだ糸(約10g)を持ち帰ってもらいました。

【河津桜咲く】

ここ数日の暖かさで、房総のむら隣の多目的広場の「河津桜」がほころびました。芝生の周囲、ソメイヨシノの内側に20本が植わっていますが、半分が開花しています。
広場は間もなくすると淡い紅色に包まれそうです。(フ)














2013年3月8日金曜日

「神の依り代・梵天」展、明日オープン!

明日から、トピックス展「神の依り代(よりしろ)・梵天(ぼんてん)」がオープンします。梵天とは、房総の出羽三山信仰のシンボルで、美しい切り紙の幣束(へいそく)を高い竿につけて立てるもの。明後日、3月10日には、1時半から実際に市原市の「行人(ぎょうにん)」の方が来館して、ホラ貝を吹き鳴らしながら様々な「行」を実演してくださる予定です。山伏・修験者のことなど興味のあるかたは、ぜひご来館ください!(み)

2013年3月7日木曜日

鳥居の修繕

当館有料エリア内にある、稲荷境内の鳥居を2つ撤去しました。老朽化で柱が腐っていたようです。新しい鳥居は、3月15日に設置する予定なので、当館にお越しの際は、是非チェックしてみて下さい。お稲荷さまも、喜んで下さることでしょう。(並)