2017年4月28日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、武家屋敷裏を通って堀割広場を巡り資料館へ戻りました。


●ウワミズザクラはむらに沢山生えています。いよいよ開花が始まりました。

●オカトラノオ、キバナアキギリ、アキカラマツなどは、来るべき季節に備えて葉が大きく成長中です。

●先週、花の姿を観察したハナイバナとキュウリグサを今週は、花の茎に付く様子を観察しました。
 ハナイバナは葉と葉の中間に花が付きます。キュウリグサは花が付く茎の部分には葉がありません。

●良く似たキランソウとツクバキンモンソウの両方を観察することが出来ました。

●キンランのツボミが大きくなり、もうすぐ咲きます。

●樹木の新芽がきれいです。

●ナルコユリ、アマドコロ、ホウチャクソウは良く似ています。その違いを今後整理したいと思っています。


-----------------------------------------------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。4月21日(金)の観察に基づいています。 (風)

2017年4月27日木曜日

節供凧作りの体験予約受付中です

4月30日に上総の農家において、節供凧作りの体験を行います。
節供凧は、上総地方で端午の節供に子供の健康と出世を祈って揚げられた伝統的な袖凧です。
この体験は、凧作りの講師の方にご指導いただきながら、凧紙に絵または文字を描き、竹ひごを組んで凧を作る体験です。

お子様とご一緒に伝統的な凧作りを体験してみてはいかがでしょうか。出来上がった凧は広い場所で揚げてみてくださいね。


日  時:4月30日(日)
     10:00~15:00(お昼休憩有り)
体験費用:1000円
予約締切:当日9:50まで
対  象:小学生以上。小学3年生以下は引率者の補助が必要です。
そ  の 他:汚れてもよい服装。凧に絵を描きたい方は、図柄を考えてきてください。

ご予約お待ちしております。(ハ)

春のまつり(5/3~5/5)準備完了しました

5月3~5日の「春のまつり」に向けた準備を行いました。
農村歌舞伎舞台のあるおまつり広場には7棟のテントを張りました。ここでは風車作りや竹とんぼ作りなどを行います。

また、歌舞伎舞台では猿回し(3・4日)、山武市白幡八幡神社お龍頭の舞(3日)を行うほか、館内各所で様々な特別行事を行いますので、是非お出かけください。(フ)

下総の農家で「犬供養」行事がありました


安産を願う行事である犬供養行事を行いました。

ネムノキの二股になった部分を削り、梵字が書かれた真新しいY字型の塔婆を建てたものです。

今日は、ネパールから子供と孫に会いに来ていたおばあちゃん・おじいちゃんにも参加していただきました。

ありがとうございました。(フ)

2017年4月26日水曜日

鯉のぼり設置完了

橋を渡ったおまつり広場で鯉のぼりの展示がはじまりました。
合計30匹の鯉のぼりが風が吹くたび、気持ちよさそうに泳いでいます。
5月の3・4・5日の「春のまつり」ではこの期間中だけの鯉のぼりバッグ作り、手形・足形作り(5日のみ)などの体験を用意しています。
詳細はホームページをご確認ください。(I)
https://www.chiba-muse.or.jp/MURA/event/2017harunomatsuri.html
設置完了

作業風景




2017年4月20日木曜日

キンラン・フデリンドウ・レンゲなどが咲いています

ソメイヨシノが終わり、今は関山などの桜が咲いています。
これからはウワミズザクラが咲き始めるでしょう。
でも、桜だけではありません。
今、むらは花盛りです。
おまつり広場から下総の農家に続く道ではフデリンドウがたくさんの花をつけてあちらこちらで咲いています。







下総の農家から安房の農家を通って階段を下りて行くとキンランやツクバキンモンソウも咲いていました。
他にもホウチャクソウが咲いているのを見かけました。





上総の田んぼの一角ではレンゲソウがきれいに咲いています。
五月連休前後には見られなくなりますのでお早めにお越しください。

皆さんものんびりと散歩しながら花を探してみてください。(マ)

2017年4月19日水曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、炭焼き小屋、おまつり広場から武家屋敷を巡って資料館へ戻りました。

●むらのあちらこちらで花が咲き始め、花を記録する件数が増えてきました。
●ハナイバナの小さな花が咲いています。同じムラサキ科の仲間のキュウリグサやワスレナグサと大きさや形が良く似ています。
 違う点は、ハナイバナの花の中心は白い。キュウリグサの花の中心は黄色い。ワスレナグサの花の中心は黄色く、そこから放射状の線が見られます。
●上総の田んぼのゲンゲ(レンゲソウ)の花が沢山咲いています。
●桜は、ソメイヨシノは満開、ヤマザクラはほぼ満開、黄緑色の桜花のウコンは咲き始め、カンザンは二つ三つ咲き、ゴショザクラはポツポツと咲き出し、オオシマザクラは白く大きな花びらを見せ、ウワミズザクラはつぼみが膨らんできました。
●コナラの若葉は銀色に光ります。

-----------------------------------------------------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。4月14日(金)の観察に基づいています。 (風)

2017年4月14日金曜日

今、水田では!

4月に入り、房総のむらの水田では、田植えに向けてモミの浸水など様々な準備が着々と進められています。

上総の農家領域の南側の水田(風土記の丘資料館近く)と下総の農家領域の北側の水田(水車小屋隣)では、田の畦に雑草が生えてこないようにするため、生えている雑草を削る作業(「クロ切り」と呼んでいます)、その後田の土を盛って擦りつける作業(「クロ付け」と呼んでいます)を行っています。

今日もクロ付けをしながら、『私たちがいなくなったら、この作業をできる人がいなくなるかも・・・』などと話ししながら、和やかに、確実に進んでいます。
現在は機械化されていますので、人力でやっているのは房総のむらぐらいかもしれません。(フ)



房総のむらは春爛漫

 さくら情報公開中ですが、ほかにもいろいろな花が咲き始めました。
今朝、資料館前の道を歩いているとフデリンドウが咲いていたので通りがかった女性にお話したら、「あちらでも咲いていましたよ😄」とお互いに笑顔の会話を交わしました。

そのそばではクサボケ、すみれ、レンギョウ等々、きれいな花に出会えました。
皆さんもいろいろな花を探してみてください。(マ) 

2017年4月13日木曜日

ちょっと気がはやいのですが、ヤマユリ情報です!

房総のむらの桜は今が見ごろの満開状態です。
でも、ヤマユリ情報の第一弾です。
周囲の雑木林の中では「ヤマユリ」が芽をだしています。写真の大きい方は50cmほどに伸びています。

昨年、有料エリアのヤマユリの数を約2,500株と紹介しましたが、この時期に数えたものです(他の草が伸びていないので、調べるには今頃が好都合でした)。

見ごろはまだまだ先ですが。(フ)

今年もハナモモが鮮やかな緋色をみせています!


農村歌舞伎舞台の裏側にあるハナモモです。八重咲きで濃い緋色の鮮やかな花色で「寒緋桃(かんひとう)」という種類と思われます。

手前の桜の花びらとあわせると、縁起の良い紅白ですネ。(フ)

房総のむらの花だより

 本日は、新年度を迎え最初の観察会でしたが、あいにくの小雨模様の空となってしまいました。資料館から堀割、上総の農家の畑、上総の農家から下総の農家まで足を伸ばして資料館へ戻りました。

●オオイヌノフグリ、キランソウ、コハコベ、タチツボスミレ、ノジスミレ、アメリカスミレサイシンなど道端の野草の花が増えてきました。
●スミレの仲間は良く似ていて見分けが難しいです。それぞれの見分けのポイントをよく把握することが大切です。
●硬く閉じていた樹木の冬芽が初々しくほころび始めています。
●ソメイヨシノはほぼ満開。オオシマザクラは咲き始め、資料館そばのベニシダレは満開。隣の八重ベニシダレは咲き始め、ヤマザクラは5分咲きかそれ以下です。
 いろいろなサクラが咲き乱れ始めていますが、関山はまだツボミが開く気配なく、茶店前のシダレザクラはようやく2~3輪の開花です。

------------------------------------------------------------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。4月7日(金)の観察に基づいています。 (風)


※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、毎月一回、土日を利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。 
 4月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
日時: 4月16日(日)13:30から1時間程度(雨天中止)
集合場所: 総屋前
今月のテーマ: 「桜」   担当ボランティア: 浜野元昭
参加費: 無料(むらの入場券必要)
 


2017年4月12日水曜日

藍建(あいだて)公開情報

 呉服の店では、明日から藍の仕込みを始めます。藍液の汲み出しと甕の清掃を行った後、藍の葉を発酵させた「すくも」を細かく砕き、踏み込む作業を1日かけて行います。
 明日から担当職員にとって緊張の2週間が続きます。(A)  -----------------------------------------------------------

●「藍建(あいだて)」4月13日(木)~
実演時間:15:00~15:30
※作業状況により、時間が前後する可能性があります。
※予約不要、直接呉服の店にお越しください。

写真:「すくも」を細かく砕いている様子

2017年4月8日土曜日

雨の日のお楽しみ

本日も雨模様ではございますが、桜はまたいちだんと美しくなってまいりました。雨天でもお楽しみいただける演目として農家の屋内ではコマ回し、竹ぽっくり作りなど昔ながらの子ども遊びを楽しめました。また、下総の農家横の機小屋ではコースターを織り、機織初挑戦の私でも美しく仕上げることが出来ました。今月コースター作りが体験できる日程は16(日)と29(土)です。(み)

2017年4月7日金曜日

さくら情報その2

今日はあいにくの雨と風ですが、桜はどんどん見頃になってきています。
房総のむらには10種類以上の桜があり、約300本の桜がバトンタッチをするように次から次と咲いてきますので4月一杯は色々な桜をお楽しみいただけます。
まずは、染井吉野から見に来て下さい。

                                

大木戸前ではシンボル桜が皆さんをお出迎えします。(4月7日撮影)







 桜のトンネル開通です。(4月6日撮影)




さくら情報更新中!ホームページトップの右サイドから直接
さくら情報」をご覧なれます。(マ)

2017年4月5日水曜日

さくら情報

房総のむらのソメイヨシノは、今週末が見頃です。上総の農家に続く園路では、菜の花と桜の写真を撮影する人であふれていました。(A)


===週末の体験===
竹のぼっくり作り(8・9日)、綿の種取り体験(9日)、新鮮野菜の収穫(9日)、べっこう飴(8・9日)、藍のしぼり染体験(9日)、組み紐ストラップ(8日)、カバー付メモ帳(8・9日)、千代紙ろうそく作り(8・9日)、製陶(8・9日)、ガイドツアー(8日)、勾玉作り(8・9日)

2017年4月2日日曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、おまつり広場から武家屋敷前を経由して資料館へ戻りました。

●資料館脇のコヒガン(桜)が咲きました。コヒガンの前にあるベニシダレ(桜)は半開状態です。ソメイヨシノやオオシマザクラのツボミも膨らみ間もなく開花が期待できます。
●ソメイヨシノの花芽は丸く、オオシマザクラやヤマザクラは尖っています。
●アカメヤナギの枝先は、黄色い色をしています。
●ヒメカンスゲとスズメノヤリが咲き出しました。良く似た花ですが、前者は白く、後者は黒っぽいです。
●上総の農家のシュンランが2つ咲きました。
●コブシの花の付け根には、葉が一枚付きますが、モクレンにはありません。両者を区別する方法の一つです。
●レンギョウの花が咲き始めました。
●ツクバトリカブトがあちらこちらで芽生えています。

-------------------------------------------------------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。3月24日(金)の観察に基づいています。


※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、毎月一回、土日を利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 4月は下記の予定で行いますので,興味のある方是非ご参加下さい。
日時: 4月16日(日)13:30から1時間程度(雨天中止)
集合場所: 総屋前
今月のテーマ: 「桜」  担当ボランティア:浜野元昭
参加費: 無料(むらの入場券必要)

さくらまつり開催中

さくらまつり開催中です。
15時からは、大道芸「和風曲芸」も行います。
どうぞ、お越しください!(A)