2013年8月31日土曜日

まもなく見ごろを迎えます!

6月の中旬に種まきをした旧学習院初等科正堂前のコスモスが間もなく見ごろを迎えようとしています。

日当たりによって花つきが違いますが、およそ1万株を植えてあります。近くにお越しの際は是非、お立ち寄りください。

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※なお、このコスモス畑は来春の「菜の花」の準備のため、9月中旬から下旬頃に刈り取りを予定しています。 (や)

2013年8月30日金曜日

房総のむらの花だより

毎週お届けするボランティアによる花情報,今回も,資料館~上総の農家下水田~上総の農家裏竹林の坂~上総の農家畑~武家屋敷付近のものです.
●クズの実が沢山稔ってきました(上総の農家下の溜池前)
●ヒメガマの実が充実してきました(上総の農家下の溜池前)
●オトギリソウの花が咲きました(午前中のみ,炭焼き小屋への坂の登り口)
●センボンヤリの茎が伸び、つぼみが出来ていました(炭焼き小屋への坂の登り口)
●ゲンノショウコの花(下総の田の水路で今見られます)
●ネジバナが沢山咲いています(竹林の坂の途中)
●ヘチマが大きくなりました(上総の農家の畑)
●ナタマメの実がどんどん大きくなっていきます(上総の農家の畑)
●ソバの花が咲いています(上総の農家の畑)
●ウドの実がヤツデの実にそっくりです(同じウコギ科,上総の農家の畑)
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です.8月30日(金)の観察にもとづいています(風+管)

2013年8月29日木曜日

博物館実習

 
  先日は、インターンシップの様子をご紹介しましたが、房総のむらでは、博物館実習の受け入れも行っています。今年度は、8名の学生が8月27日~9月1日までの6日間、実習に参加しています。風土記の丘資料館、農家、商家での実習、広報活動、設備管理など、たくさんの実習を通して博物館で働くための知識と経験を得るために頑張っています。写真は、昨日行った風土記の丘資料館での考古資料の取り扱い実習の様子です。実習もあと3日!たくさん 学んでいってください!(ha)

2013年8月25日日曜日

人気の鍛冶屋



 テレビ東京「出没!アド街ック天国 酒々井・印旛沼」【8月3日(土)放送】で房総のむらが紹介されて以来、鍛冶屋が注目されています。房総のむらの鍛冶屋は、農具や生活用具を作る鍛冶屋の仕事場を再現しています。鍛冶屋は、親子や親方と弟子といった小規模の家内工業として営まれており、近隣の金物屋からの注文を受けたり、近所の農民の農具の注文に応じて製品を作ったそうです。

 8・9月開催の鍛冶屋体験は、ほぼ定員に達していますが、9月4日(水)より、10月1日から12月23日までの予約体験の受付を開始します。日程等詳細は、当館ホームでご確認下さい。

↓ 鍛冶屋の演目(平成25年度)
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/kajiya-ennmokuannai.html

 全国的に見ても、大人から子どもまで、誰もが鍛冶屋体験できる施設はあまりないのではないでしょうか?もし、他の博物館や施設での体験談がありましたら、コメントをお寄せください。(A)


2013年8月24日土曜日

コスモス咲きました



ここのところ暑くてじめじめした天候が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
暑いと言っても暦の上ではもう秋です。その証拠に旧学習院初等科正堂前のコスモスがちらほらと咲き始めました。今年は担当者が丹精して育てたのでコスモスの丈が高く、畑でかくれんぼができそうな成長ぶりです。(でもコスモスの保護のために畑には入らないでくださいネ。)商家の町並のある場所から歩いて10分ほどの場所ですので是非お立ち寄りください。(た)

2013年8月23日金曜日

房総のむらの花だより


お盆をすぎても,毎日暑いですね.夏の時期はボランティアさんの巡回も午前中のサマータイムです.今回も資料館~上総の農家下水田~上総の農家裏竹林の坂~武家屋敷付近のものです.
●エノキグサ(アミガサソウ)の編み笠が鑑賞できます
 (上総の農家裏,竹林下の登り口)
●ツリガネニンジンの花の数が増えてきました(上総の農家の下の雑木林斜面)
●コミカンソウが小さな花をつけています(上総の農家の畑)
●ザクロソウが小さい実をつけています(上総の農家の畑)
●クロゴマの花が咲き,実も出来ています(上総の農家の畑)
●ツルボが咲き始めました(武家屋敷~上総の農家の畑の道端)
●クサギが満開です(掘割広場の資料館側)
●アオツヅラフジの実がつきました.実の色が緑から青に変化します(資料館連絡通路)
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です.8月23日(金)の観察にもとづいています(風+管)

本格的な体験に挑戦!

房総のむらは、事前の予約なしにできる当日体験と事前予約が必要な予約体験があります。当日体験は20~30分程度でできる簡単な体験で、予約体験は1時間から2時間くらいかかるちょっと本格的な体験です。夏休み中は子供の入館者が多いので当日体験が多いのですが、予約体験もちらほらと用意してあります。

商家の本・瓦版の店では「多色摺り」という木版摺りの体験があります。5~6色の色版を重ねて摺って絵にしていく体験で、見当(けんとう)と呼ばれるくぼみに紙をきちんと入れて摺らないと絵がずれていってしまうので、ちょっと緊張します。今日は、小学生が挑戦してくれました。汚れやずれが出ることもなく、きれいに完成!額も購入していただいて、売り物みたいになりました。おうちに飾ってくれるのかな?次回の多色摺りの絵も確認していただいたので、ぜひまた体験してくださいね。(す)

2013年8月21日水曜日

インターンシップ


 8月20日(火)~21日(水)にかけて、県立柏中央高校の1年生2名が、職業体験(インターンシップ)にいらっしゃいました。本日は農家グループでの研修!ということで、午前中に畑での収穫をお手伝いいただきました。「オクラって、こんな風になっているのか~」と感心しながら収穫していきます。(房総のむらでは、農家の畑で収穫した新鮮野菜を販売しています。お越しの際には、各農家と総屋をのぞいてみてください。)
 この2日間は、夏休みで一番疲れたとのこと。暑い中お疲れ様でした。残りの夏休みを満喫してください。そして宿題も忘れずにね・・・!(は)

2013年8月18日日曜日

夏休み房総のむらで涼体験!

「夏休みうどん作り教室」体験
夏休み中ということもあり、8月の房総のむらは連日親子連れのお客様で賑わっています。
写真は本日行いました「夏休みうどん作り教室」と「房州うちわ」の体験の様子です。
なんとこの2つの演目は、1年で昨日・今日の2日間のみ行う貴重な体験なのでした!



「夏休みうどん作り教室」では、コシの強いおいしいうどんを作るためにお父さんが一生懸命生地をふみ、子どもたちが伸ばし、みんなで切って茹であげました!太さはさまざまだったけれど、湯気の向こうにはおいしそうなうどん…!氷水で締め、ツルっとのどごし良く仕上がりました!

写真撮影をしながら、ついおなかが鳴ってしまうほど本当においしそうなうどんでした。



「房州うちわ」体験
一方、「房州うちわ」では、小学生の男の子2人がこの為に用意したというオシャレな布を持参して、体験に挑んでいました!伝統工芸品である房州うちわを作れると聞いて予約してくださったそうです。
糊を付け、裏紙を張り、こだわりの布をピンと張って糊を乾かします。余分な部分をカットする時の真剣な表情は職人さんに負けていません!最後に縁取りの紙を貼って、世界にひとつしかない房州うちわの完成です!2人ともとっても素敵なうちわですね。


楽しい夏休みもあと2週間ほどで終了です…。自由研究に役立つような演目もございますので、夏の思い出に房総のむらに遊びに来てください♪(ha)

2013年8月15日木曜日

変わり咲き朝顔

  緑のボランティアの方々に協力していただき、商家町並みの辻広場に「変わり咲き朝顔」を展示しました。「変わり咲き朝顔」は突然変異の変わり種を見つけ出し、交雑させることで生まれる、変わった葉や花をもつ朝顔で、江戸時代から明治にかけて、その栽培が大流行しました。
 展示した朝顔は、まだ花数が少ない状況ですが、これから初秋にかけて花数が増えてくると思われるので、今後もブログで花の様子をお知らせしたいと考えています。(G)

2013年8月14日水曜日

はちみつのひみつ、知りました!


↑画像をクリックすると大きくなります
  8月3日(土)に、はちを愛する宮野伸也先生(千葉県立中央博物館/自然誌・歴史研究部長)を講師に、むらの寺子屋「はちみつのひみつ」を開催しました。

 受付初日(6月1日)は、朝から申し込みの電話があり、昼過ぎには定員に達したほど、人気の講座です。前半の1時間半は、レジュメに沿って、セイヨウミツバチとニホンミツバチの違いや、ミツバチの生活、ハチミツやハチミツ以外の生産物(ローヤルゼリー・プロポリス・花粉粒・ハチロウ・蜂の子・蜂毒・花粉媒介)についてお話を聞きました。

 後半は、宮野先生が大切に見守り続けてきた巣箱から巣盤を取り出し、遠心分離機を使ってハチミツを絞ります。絞る前後の重さを計り、1枚の巣盤から何グラムのハチミツが採集できるのか観察しました。

 子どもからも「ハチの部屋はなぜ六角形なの?」という鋭い質問が飛び出すなど、ハチに対する関心がさらに高まった様子。最後はミツバチからの甘―い恩恵もいただき、参加者を喜ばせました。(A)

【写真】 ①まずはハチについてお勉強 ②巣盤を持ち上げてみよう ③温めた蜜切刀(みつきりがたな)で表面のロウを削ります ④遠心分離機でみつを絞ろう ⑤さて、何グラム減ったかな ⑥ 6枚の巣盤から12㎏のはちみつがとれたよ

移動交番 開設

 房総のむら入口のすぐ外に、移動交番が開設されています。恥ずかしながら、私は今回初めて「移動交番」の存在を知りました。千葉県警のホームページには、以下のような紹介文があります。

---千葉県警察では、安全で安心できる県民生活の確保と地域の防犯力を強化するため、平成22年4月から配備を進め、現在は、成田国際空港警察署を除く県下全署(38署)で50台が活躍しています。また、平成25年2月からは、全車にAEDを搭載したほか、一部の移動交番車に災害対策車として活用できる装備をはじめ、防犯講話等を独自に開催可能にするための装備を積載するなど、県民の皆さまの安全・安心確保の更なる強化に努めています。移動交番車には、警察官2人と移動交番相談員1人が乗車し、うち1人は女性を配置しています。---


 8月中は不定期ですが、9月からは土日を中心に設置されるそうです。優しそうなお巡りさんがにこやかに対応してくださいます。ちょっとした心配事も聞いてくださるようです。どうぞお立ち寄りください。(A)

2013年8月11日日曜日

あついぜ!むらの縁日・夕涼み

 昨日・今日と全国的な猛暑の中、「むらの縁日・夕涼み」を開催しました。暑いながらも、自然の涼をとる工夫や、冷たくて美味しい食べ物、そして風鈴やうちわ作りなど、涼しげな演目をご用意いたしました。しかし、なかには、ますます熱くなる演目も・・・。射的や楊弓で狙った景品をゲットするまで何回も並んだり、大道芸や打ち上げ花火に歓声をあげたり。特に、粋な半てん姿で、「ワッショイ、ワッショイ!」と、重たい御神輿を担いで町並みを練り歩いてくれた子どもたち。本当におつかれさまでした。バテ気味の大人達もみんな、君たちから元気を分けてもらいましたよ。ご父兄の皆様方も、ご協力ありがとうございました。(み)

2013年8月10日土曜日

房総のむらの花だより


毎日暑い夏ですね.○今日と明日は,房総のむらでは「むらの縁日・夕涼み」の開催中です.○毎週お届けするボランティアによる花情報,資料館~上総の農家下水田~上総の農家裏竹林の坂~武家屋敷付近のものです.
●キツネノカミソリ (資料館~武家屋敷付近の道で咲き始めています)
●アマチャヅル(資料館から武家屋敷に至る途中の池)
●コニシキソウ(上総の水田ぞいの道)
※オニヤンマ(上総の水田ぞいの道の水路付近で縄張りの巡回、外のヤンマを追い払っていました.日本最大のトンボの雄姿は,夏ならではですね)
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です.8月9日(金)の観察にもとづいています(風+管)

2013年8月9日金曜日

むらの縁日・夕涼み もうすぐです

8月10~11日(土・日)に開催する「むらの縁日・夕涼み」の準備が着々と進んでいます。会場はまつりの提灯で飾られ、にぎやかな雰囲気になりました。
 ここで耳寄りなお知らせです。「むらの縁日・夕涼み」限定デザインのカンバッジを販売致します。(写真左下)夜光塗料を使っていますので、暗くなるとほのかな光を発します。1日25個限定ですので売り切れの節はご容赦ください。(た)

2013年8月4日日曜日

盆の商い

8月3日(土)、4日(日)の2日間は総屋前に「盆の商い」の展示を行いました。

 写真左にあるマコモで出来た盆船は、佐原で作られていたもので、お盆の際に川からご先祖様が行き来するためのものです。なので、船頭に見立てた人形も乗っているんですよ。
 また手桶に入っているハスの葉やミソハギ、ホオズキはお盆の際にご先祖様にお供えするものです。(y)

2013年8月3日土曜日

房総のむらの花だより


下総の農家下水田~上総の農家下水田~上総の農家裏竹林の坂の情報です
●セリの花(下総の農家ちかく水田)
●ヌマトラノオ(下総の農家ちかく水田)
●ジュズダマの花(下総の農家ちかく水田)
●アマチャヅルの星形の花(上総の農家下の溜池前)
●キツネノカミソリ(今年初?,上総の農家裏竹林の坂下)
●ヘクソカズラの花
※ヤマユリの花はほぼ終了にむかっていますが,古墳広場の周囲にまだ咲いています.
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と観察記録です.8月2日(金)の観察記録にもとづいています(風+管)

2013年8月1日木曜日

なたまめのはな



上総の農家の畑で「なたまめ」の花がさいています。
「なたまめ」とは、さやの形が鉈(なた)や刀に似ているところから名付けられたと言われています。花も大きく、となりに置いた百円玉と比べると大きさがよくわかります。
左側にあるのが若い実です。現在でも15cmの大きさですが、まだまだ、30cm位まで成長します。(い)