2013年1月27日日曜日

縄文料理を体験

北風の吹く寒い日でしたが、快晴。縄文料理の体験には絶好の日和でした。縄文料理の材料は今から5千年くらい前にあったと思われる食材のみを使用した料理です。山鳥(鶏で代用)、鮭、山芋、里芋、みつば、どんぐり粉を使用しました。メニューはスープと蒸し焼きの2種類。まずは、火起こしで発火させ、たき火をつくります。そして、スープ料理は、土器に具材を入れ、水だきします。味付けは塩のみ。蒸し焼きはたき火に石を入れ、焼け石の上に葉っぱ(ハランで代用)で包んだ具材を乗せて上を覆います。出来上がりは、美味しいの一言。スープもみんな無くなりました。腹いっぱいで幸せな縄文人になりきった1日でした。

2013年1月26日土曜日

今年も登り窯をたきます

地震で壊れた登り窯を復活させて無事に焼物を焼成させてから早1年。今年も登り窯をたきます。
今日は素焼きの2日目、ボランティアの方の参加もあり、窯をたきながら、来年に向けての薪作りを行いました。明日は素焼き最終日になります。今年は二部屋での素焼きなので、夕方には終わるのではないかと思います。この後、素焼きの窯出しをして、体験者の方々に釉掛けをしていただき、2月21日(木)から24日(日)まで本焼きとなります。本焼きの最終日は一般の方の見学も可能です。登り窯の焼成に興味のある方は、ぜひ2月24日にご来館ください。(す)

文化財防火デー

今日は文化財防火デー、房総のむらでは毎年この日に防災訓練をしています。今年も成田消防署員指導のもと、文化財建造物から出火したという想定での避難訓練、放水銃による放水訓練、水消火器を使って消火器の取り扱い訓練を行いました。また、人形を使って心臓マッサージのやり方やAEDの取り扱いを教えていただきました。消防署員の熱~い指導もあり、職員も実技や質問などで積極的に参加しました。これでもう気分は救命救急士!?(ひ)

2013年1月23日水曜日

待ちに待った コセリバオウレン

コセリバオウレン(小芹葉黄連)が咲き始めました!薬草として有名ですが、当館では染色の原料として植栽されました。1月~2月に白い花を咲かせます。場所は房総のむら館内、上総の農家からお祭り広場へ向かう途中の、むらの架け橋手前です。橋を正面にして、道の両側に咲いています。小さな看板が立っているので、ご確認ください。とっても小さくて、少ししか咲いていないので、よく探してみてください。(k)

大人気!せんべい焼き100円☆

房総のむら館内、菓子の店「あまはや」では、季節に合わせたお菓子作りの体験が出来ます。中でも人気の体験が、秋冬に実施される「せんべい焼き」です。今日もたくさんの小学生や外国の方が体験をされました。味はしょうゆ、のり、ザラメ(砂糖)があります。「おせんべおせんべ焼けたかな?」のかけ声と一緒に、皆さんもせんべいを焼いてみませんか?(k)

2013年1月20日日曜日

第4回考古学講座「関東の国造と古墳」を開催しました

沼澤豊講師による古墳設計の話からはじまりました。前方後円墳の円墳部分を24等分すると設計値が割り出せるという。それによれば中国漢代の尺を用いており、1尺(約23cm)の6倍にあたる「1歩(138cm)」を基本単位としているとのことでした。 古墳の形や、石材の供給源、埴輪の形態などから、互いに交流のあった古墳群が割り出せること、それをもとに当時の勢力図を想像すると、上毛野・下毛野国造連合軍と武蔵・房総国造連合軍とが戦った古代南北戦争があったかも?、という大ロマン仮説を伺い、講座は終了しました。

2013年1月19日土曜日

春一番〝菜の花しぐれ〟

今日は、楽しい和菓子作り(実演)。今日の目玉は大川先生の新作「菜の花しぐれ」。写真がいまひとつですが、黄色とうぐいす色の黄味あんが、菜の花のようにちりばめられた黄味しぐれです。絶品・・・*^0^*(も)

2013年1月16日水曜日

雪化粧☆


 今朝の房総のむらは、一面雪景色!
職員は雪かき、小学生の皆さんは雪合戦で汗を流しました。
雪化粧した館内では、一味違う「むら」をお楽しみいただけます。皆様も、雪が降った次の日には、むらへお越しになってみてはいかがでしょうか。

あれ、よく見ると「ぼうじろー」の足跡が・・・!(は)

2013年1月11日金曜日

保存古民家くん蒸中

年明けから古民家のくん蒸が始まりました。   これはかや葺き屋根が腐らないようにするためのもので、かやを煙でいぶしてくん製状態にするものです。家の土間に薪ストーブを持ち込み、杉の葉などを燃やして大量に煙を出します。現在は、半日程度いぶしていますが、昔の人は、いろりやかまどで毎日炊事をしていましたから、自然にくん蒸作業をしていたことになります今度古民家に入る機会があったら、屋根裏に注意してください。梁や柱、屋根の竹、かやがすすけて飴色や黒色になっています。こうなると家は100年位もつようになります。(風ori)

うまく建て!建て!冬の藍

今日、「呉服の店」では、染色コース体験者の皆さんと一緒に、冬の藍建てを行いました。藍の葉を発酵・乾燥させたスクモと木の灰汁で建てる方法です。昨年5月には何度も失敗を重ねた藍建てですが、それだけにノウハウも蓄積されたはず。今回は、これまでとやり方をかえて、たっぷりの灰汁とお湯を入れた藍甕の中に砕いたスクモをダイナミックに入れてみました。そのまま蓋をして、3~4時間ごとによくかき混ぜます。明日はお酒と石灰を入れて、また時々混ぜながら発酵を待ちます。さて、今度は無事に建つでしょうか?(M・E)

2013年1月6日日曜日

下総・安房の農家から

今日も寒い一日で、房総のむらの調整池は全面結氷し、夕方になってもほとんど溶けませんでした。
そんな中、下総・安房の農家では昨日に引き続き、竹矢来の準備をしました。竹矢来は、見通しもきき、人が通れない程度に粗く作った簡易の柵ですが、いろいろな種類があります。

むらでは、孟宗竹を8~10本に裂いて、長さを2m程に揃え、地面に山形に刺し並べるという最も簡単なもので、林などを保全するため、林と園路の境に設置しています。下総・安房の農家周辺に設置するものだけで500本位必要としますが、幅4cm程度に竹を裂き、節を取ったり、両端を尖らせる作業にまだ数日かかりそうです。
もう少しで真新しい竹矢来が完成しますが、上総の農家で担当している南側部分は今日から交換作業に入りました。
なお、震災の復旧工事に伴い下総の農家主屋で行っていた機織りは、年末に以前の機小屋に戻りました。長い間ご迷惑をおかけいたしました。(フ)

2013年1月3日木曜日

本年もよろしくお願いいたします

昨日の暖かさから一変、寒い一日となりましたが、「むらのお正月」の二日目となる本日もたくさんの方にお越しいただきました。ぼうじろーも、初めて見るあやつり人形や、ちんどん屋さんに興味津津であちこち歩き回っていました。
あいにく本日で「むらのお正月」は終了となりますが、お正月の風景は1月6日(日)まで、引き続きお楽しみいただくことができます。また1月13日(日)には、無病息災を祈って行う「どんど焼き」を行います。冬休みの最後の思い出として、房総のむらへどうぞお越しください。(u
(写真左:千葉県マスコットキャラクター チーバくん、右:房総のむらマスコットキャラクター ぼうじろー)

2013年1月2日水曜日

むらのお正月開催中


みなさま、明けましておめでとうございます。

今年も、むらのお正月に、たくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございます。むらのキャラクター「ぼうじろー」も初めてのお正月を迎え、賑やかな獅子舞さんに頭をガブリとしてもらいました。幸先のいい予感です。みなさん会いに来て下さいね!明日はちんどん屋さんと、あやつり人形さんが登場します。(あ)