2011年12月22日木曜日

亀の飾り結び、こんなんです。






今年の新作の飾り結び。ちょこんと手のひらに乗る亀は、お正月を迎えるに相応しい金の飾り紐、そして長寿を表すフサフサの尾。

順序よく紐を結んで、形を丸く整え、足としっぽを付ければできあがり。体験予約はいっぱいになってしまいましたが、画像で御紹介させていただきます!(み)

2011年12月21日水曜日

新年を迎えるために



むらのいたる場所で門松づくりが始まっています。場所やお店によって形も違います。青々とした門松をみると、気持ちも新しくなるような気分です。
 房総のむらは12月24日から年末のお休みに入らせていただきます。新年1月の2日・3日のイベント「むらのお正月」で、これらの門松が皆様をお迎えします。(ひ)

2011年12月18日日曜日

ボランティアによる自然観察会




 

 ボランティアによる自然観察会が本日行われました。これは、原則、毎月の第3日曜日1時30分から行われており、ボランティア「むらの自然ガイド」の方々と一緒にむらの自然を楽しみながら散策していただこうというものです。

 今日は、昨日までの風もやみ、穏やかな天気の中で楽しそうな観察会が始まりました。越冬する昆虫や、野鳥の観察など、色々な話題が出たようです。また、途中、常緑広葉樹の下で越冬するウラギンシジミの様子も観察できました。(ひ)



空に泳ぐ凧



 おまつり広場で楽しそうに凧(たこ)を揚げている親子がいました。簡単そうな作りですが、青い空にすいこまれそうなほどよく揚がっていました。これは、今日行われたこども縁日で、ボランティアの黒田さんが指導して製作された鳥凧です。親子も、凧も楽しそうでした。

 同じ演目は年が明けて、1月15日にも行われます。皆さんも鳥凧づくりにチャレンジしてみては?(ひ)

2011年12月17日土曜日

房総のむら 25年のあゆみ展オープン!

 トピックス展「房総のむら 25年のあゆみ」が風土記の丘資料館第3展示室で始まりました。今回の展示は、房総のむらが開館して今年で25周年を迎えたことから、これまでのあゆみを写真で振り返るとともに、演目を指導していただいた方々の製作物を中心に紹介しています。
 また房総のむらで、映画やテレビの撮影で来館された方々の色紙や台本等も展示しています。2月5日(日)まで開催していますので、ぜひお立ち寄りください。(た)

2011年12月11日日曜日

遅い紅葉



 風土記の丘エリアにある移築民家周辺の樹林に植えられたイロハモミジが見事に色づいています。ここは、落葉樹林の下で、上層の木が霜や寒さを防ぐせいか、色づきが毎年遅くなります。そして、樹林の木が落葉する12月、美しい紅葉を見せてくれます。(ひ)

2011年12月10日土曜日

下総の農家 お正月飾り作り

も~いくつ寝るとお正月♪とうたうにはちょっと早いですが・・・
房総のむらでは、一足早くお正月の準備が始まりました。

しめ縄作りは、お正月の準備として、欠かすことのできないもので、
このしめ縄が張られた所に「歳神」が来臨すると考えられていました。
農家では、その年の富や豊作をもたらしてくれる「田の神」として 祀られていることが多いようです。

今週と来週にかけて各農家でお飾り作りの体験が行われます。
今週は下総地方のゴボウ締め(写真)です。縄のねじり加減で個性豊かなゴボウ締めが出来上がっています。(え)



2011年12月4日日曜日

古代塩づくり体験



18日塩づくり体験を行いました。1リットルのかん水を煮詰めること約1時間30分。底に塩がたまってきました。さらに煮詰めてやっと塩ができました。人によって色が茶色・薄黒色なのが不思議。

 この塩が美味しい。現在市販の化学塩と大違い。海水のミネラルがあるので、うまみがでる。これは旨い。出来上がりが少しなのがきびしい。写真の量だけしかできません。ori

2011年11月23日水曜日

開館25周年記念 感謝祭




初めての企画、感謝祭が行われました。房総のむら得意の体験演目や地域の民俗芸能に加え、千葉県各地からご当地グルメが大集合、栄町スイーツコンテストや成田西陵高校のヤギやウサギ、リスも来て、たいへんにぎやかな一日でした。スタンプラリーも大好評。成田市のうなりくん、栄町のドラム、白子町のげんきくん、そして、チーバくんとマスコットキャラクターも大活躍。いらっしゃった方々に対しての、感謝祭になっていただければ幸いです(ひ)









2011年11月20日日曜日

岩屋古墳発掘調査現地説明会

 栄町教育委員会による岩屋古墳発掘調査の現地説明会が行われ、今回新たな周溝(しゅうこう)が確認されたことなどが報告されました。

 岩屋古墳は、古墳時代の終末期の方墳(ほうふん)としては最も大きく、その発掘調査の結果には、皆さん興味を持たれているようです。たくさんの方が訪れました。普段は閉鎖されている石室に入ることもでき、この古墳をたてたであろう古代の権力者に思いをはせていました。(ひ)

2011年11月19日土曜日

写生コンクール表彰式

日、「房総のむら写生コンクール」の表彰式が行われました。
今年度は369点もの応募があり、その中から選ばれた20名の方に、賞状が授与されました♪
天気は生憎の雨でしたが、皆さんの顔はとても晴れやかで、キラキラ輝いていました☆受賞おめでとうございます!
入賞者・入選者の作品は、11月25日(金)まで風土記の丘資料館にて展示いたします。今年も力作ぞろいですので、是非足をお運びください\(^o^)/(は)

2011年11月18日金曜日

運玉と呼ばれたこんにゃく芋

古くから栽培されていたこんにゃく芋ですが、意外にも安定した栽培法が確立されたのは昭和30年頃。こんにゃく芋は葉に傷がつくだけでも病気になってしまうほどデリケートな植物のため、強い日光や風、干ばつ、水はけのわるい場所ではうまく育ちません。それまでは長年の経験と運まかせだったため、「運玉」とも呼ばれるほど栽培者泣かせの作物だったのです。
そんな貴重なこんにゃく芋を使用して、こんにゃく作りの体験が明日行われます。(写真は今日のリハーサルの様子です)

体験者の愛情のこもったおいしいこ  んにゃくが出来上がることでしょう!!(え)

2011年11月16日水曜日

紅葉と黄葉





 気温が下がってきて、木々も色づき始めています。風土記の丘資料館周辺では、植栽されたユリノキ(上)やトウカエデ(下)の葉がいち早く色づいています。
 黄色は、葉緑素(ようりょくそ)が分解されることにより見えてくるキサントフィルという物質の色だそうです。そして、赤は、葉緑素が分解されて生成されるアントシアニンの色なのだそうです。(ひ)



アキノキリンソウ

 セイタカアワダチソウに似ていますが、花(花序)は大きめで、背丈は30cm程度の可愛らしい花です。日本の在来植物で、背丈が低く管理されている草地で、晩秋、花を咲かせます。房総のむらでは何ケ所かで生育していますが、北総地域では個体数の多い植物ではありません。(ひ)

2011年11月12日土曜日

里山ギャラリー






 千葉県立中央博物館の林浩二先生を招いて、里山観察会「里山ギャラリー」が行われました。館内を回って、お好きな写真を撮ってきて、5・7・5の言葉を添えていただきました。その場で印刷し、展示すると、見事なギャラリーの出来上がり。1週間ほど、総屋前で展示していますので、どうぞご覧ください。(ひ)



2011年11月3日木曜日

ふるさとまつり



 秋晴れの中、ふるさとまつりがおこなわれました。入場料無料ということもあり、お客さんの入りも上々。沢山の体験演目のほか、大道芸や祇園囃子(ぎおんばやし)、 そして、餅まき・宝探しなどで楽しんでいただけたことと思います。また、栄町キャラクターどらむ、成田市観光キャラクターうなりくん、そしてチーバくんも揃い、子どもたちも大喜びでした。
 次のイベントは11月23日「開館25周年記念 地域感謝祭」です。地元栄町を始め、県内のご当地グルメが出店します。この日は千葉県在住・勤務者は入場無料。お楽しみに。(ひ)

2011年11月1日火曜日

菊娘の船頭さん

ご覧ください、このあで姿!まだつぼみが多いものの、赤と黄色の絣の着物に白い笠。お客に見立てたのは、黄色とえんじの小菊たち。なかなか美人の娘船頭さんが展示されました。菊の栽培は元禄時代頃から流行し、様々な仕立てが工夫されて現在に引き継がれています。これから、順につぼみが開き、絣の模様の変化とともに秋の深まりを感じさせてくれることでしょう。(み)

2011年10月30日日曜日

さつま芋の収穫



 昨日、安房の農家の畑ではさつま芋の収穫が行われてていました。そういえば、11月3日に行われる「ふるさとまつり」では、ふかしイモの販売があったはず。その準備でしょうか。


美味しそうなサツマイモが次から次へと掘り出されていました。(ひ)

埴輪作り教室





 本日風土記の丘資料館では埴輪作り教室が行われました。朝10時から3時まで、土と格闘します。しかし、出来たものは自分だけのオリジナル。12月17日の焼きあがりが楽しみです。(ひ)

センブリ

 今年も、センブリの花が咲きました。背丈が低い植物ですが、花は大きめで人気があります。風土記の丘資料館前に毎年咲きますが、今年は上総の農家の斜面林(伐採跡)の園路わきに、きれいに咲いています。

 センブリは薬草として有名で、千回煮出しても苦いといわれるほど、苦味があると云われてます。

 晩秋の草地に咲く代表的な花です。(ひ)

2011年10月26日水曜日

窯出しをしました!

  のんびりと出そう…などと考えていた窯出しですが、出し始めると他の場所の作品が気になって結局全部出し終えてしまいました。結果としては非常に良く焚けたな、という印象です。「概ねいい感じに出来上がったようだ。」(指導者談)ということでしたが、場所によっては釉薬がとけ過ぎているところもありました。次回の体験用窯焚きの参考にしたいと思います。

 現在、登り窯によるやきもの作りを実施していますので、焼き物や登り窯に興味がある方、是非ご参加ください。(す)

2011年10月25日火曜日

土器作り教室作品展

 明日から、土器作り教室作品展が始まります。会期は、11月3日のふるさとまつりまで。風土記の丘資料館で行われている土器作り教室の作品のほか、栄町立酒直小学校や印西市立本埜第一小学校6年生の皆さんが、授業で作成した土器も展示しています。野焼きで焼いた焦げ目もまた味があります。ぜひ、ご覧ください。(ひ)

2011年10月22日土曜日

本焼きが終了しました!

昨日、登り窯の本焼きが終了しました。朝4時頃から焚き始めた4日目。もっと早く上がるかに思えましたが、3番窯まで焼き上がったのが夜7時。暗くなって煙突からは、本焼きの終了間近かを知らせる幻想的な火柱(ひばしら)が上がっていました。

窯出しは26日午後から3~4日かけて行う予定です。(す)

2011年10月20日木曜日

今日の登り窯

今日で3日目になる登り窯の窯焚き(かまだき)。今日は、夜10時まで粘って窯の温度を上げていきます。夜の登り窯もなかなか趣きがあります。
いよいよ明日は最終日、攻め焚き(せめだき)になります。大口(おおぐち)に熾き(おき・真っ赤に燃えた炭の状態)がたまったら、横から薪を投げ入れる横くべに入り、一部屋ずつ焼きあげます。一般の方も見学ができますので、興味のある方は、ぜひいらしてください。(す)

2011年10月19日水曜日

登り窯の本焼きが始まりました!

復活した登り窯の本焼きが昨日から始まりました。最初の3日間は”あぶり”なので、一番下の部屋の大口(おおぐち)でチョロチョロと火を燃やします。朝9時に火を付け、午後5時に戸を閉めて一日の作業が終わります。3日目は粘って夜10時くらいまで燃やし続け、4日目も早朝から火を付け、一気に焼きあげていきます。今日も、ボランティアの方が終日、薪くべをしてくれました。(す)

2011年10月16日日曜日

土器焼き



 風土記の丘資料館では、土器作り教室の2回目、土器焼きが行われました。時間を午後にずらして、大正解。午前中に降っていた雨が10時頃にはやんで、火を燃やし始めた11時にはすっかり晴れていました。写真は、土器を火のそばで温めているところ。この後、おき火を広げ、土器をその中に並べます。土器の間に薪を入れ、燃やすこと20分程度。土器を炎の中から取り出します。今年もなかなかの出来でした。(ひ)

きのこが出てきました。

 房総のむらでは、9月の初めまでたくさんのきのこが出ていましたが、最近はほとんど見ることがありませんでした。

 しかし、昨日、千葉県立中央博物館のきのこの観察会が、風土記の丘資料館で開催され、講師の吹春先生がリストを送ってくださいました。それを見ると38種の名前が。ようやく秋のきのこの季節のようです。でも、きのこに夢中になって園路を外れて山林内へ入るのはご遠慮ください。(なお、写真は9月30日に行われた里山観察会「きのこ」の様子です ひ)

2011年10月15日土曜日

ホトトギス



 晩秋に咲く、ユリ科の植物。花びらの真ん中に塔のようにめしべがたつ形も特徴的ですが、白に紫色の斑点の色合いも目を引きます。名前は、この模様を鳥のホトトギスの模様に例えたものらしいですが、花のほうが遙かにきれいだと思います(?)。

 上総の農家の水田や、風土記の丘資料館連絡通路などに咲いています。(ひ)

キバナアキギリ



 房総のむらの雑木林の下には、キバナアキギリが、群生しています。やや大きめの黄色の花を観察すると、サルビアに似ています。一つの花穂につく花の数は少ないのですが、群生しているので見事です。

 ちなみにアキギリは紫色の花で、千葉県でみることはありません。(ひ)

2011年10月10日月曜日

歴史の里の音楽会



旧学習院初等科正堂におきまして、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉による室内楽 歌とピアノ三重奏、企画展「ムラの鍛冶屋」によせて を開催しました。天気にも恵まれ、館内は太陽の光が差し込み、とても和やかな雰囲気でした。今回は色々な描写音楽という部があり、郵便馬車、森の水車、蛙の笛など、おもしろい音や、かわいい鳥の鳴き声などが演奏に加わりました。10月の8日から始まった風土記の丘資料館の企画展にもどうぞ足をお運び下さい。(k)

2011年10月7日金曜日

企画展「ムラの鍛冶屋の考古学」開催します





 ほんの少し前までは、ムラの中に鍛冶屋があり、トンカン、コンカンとつち音が響いていました。その鍛冶屋の技術を古墳時代までさかのぼり、また東南アジアのすみずみまで訪ね歩いた成果がところ狭しと展示されています。風土記の丘の復元炉も今回展示されています。

 刀や鑓等の武器生産とは一味違う、生活用品を生み出す鍛冶屋の技術を見てください。眼から火花が散ることうけあいです。

2011年10月2日日曜日

房総のむら 第17回 房総座

おかげさまで第17回を迎えました、房総座が本日開催されました。
昨年に引き続き、今回も柳家三之助さんに来ていただきました。席の後には抽選会を行い、三之助さんオリジナルの手ぬぐいをプレゼントしてくださいました。柄はご本人が大好きだという飛行機と滑走路。滑走路が三之助さんの名前をかたどっているというおしゃれなものでした。当選したお客さんはとても喜ばれていました。お子さんでも楽しめる三之助さんの語り、会場が笑いに包まれ、とても温かい雰囲気でした。(k)

2011年9月27日火曜日

ナツアカネがまっかっか


 いたる場所で赤く色づいたアカネ類が目につくようになりました。特にナツアカネは、顔まで真っ赤に染まります。ちなみにアキアカネの顔は茶色です。(ひ)

ウラナミシジミ

 最近は、カメムシを追っかけていて、今日はケイトウの花に集まるものを探しに行きました。するとやや大きめのシジミチョウ。後翅から尾状の突起がでていて、波模様があります。ウラナミシジミです。







 ウラナミシジミは秋に良く見られる蝶です。幼虫はマメ科、特にクズの若い実を食すのだそうです。(ひ)

2011年9月25日日曜日

ヒガンバナ



 お彼岸が過ぎ、ようやくヒガンバナが咲き始めました。今年は例年より遅いようで、つぼみがたくさんあります。


 ヒガンバナは古い時代に、朝鮮半島から日本に渡ってきたと考えられています。日本のものはすべて3倍体で、たねは出来ません。球根で増えます。毒草ですが、球根から取ったでんぷんを水でさらし、どく抜きをして食べることもできるそうです。


 房総のむらでは、下総の農家の墓地が、ヒガンバナの撮影に適しています。(ひ)

2011年9月23日金曜日

稲穂まつりはこんな感じです



台風は去り、さわやかな秋風がふいています。今日は秋の実りに感謝する「稲穂まつり」をやっています。大道芸や変身衣裳体験のほか、つきたて餅の販売、日本酒の利き酒体験や、昔懐かしい「唐箕(とうみ)」を使った米の選別体験など、お米にまつわるイベントが盛りだくさんです。明日までやっていますので、ぜひ足をお運びください(も)

2011年9月22日木曜日

コナラシギゾウムシ

セイタカアワダチソウの葉の上に、7mmほどの小さな昆虫を見つけました。丸っこい形なのでゾウムシかと思っていたら、写真を見ると長い口が。それで、チョッキリの図鑑を見てみると、ゾウムシの仲間も出ていて、コナラシギゾウムシであることがわかりました。ドングリの実に卵を産み付けるそうです。私は、成虫より、ドングリから出てくる丸っこいイモムシの方に見覚えがあります。昨日の台風で、木から落ちたのでしょうか?(ひ)

メリケンカルカヤ



メリケンカルカヤは、よく管理された草地に進入する帰化植物です。花が咲くと、白い綿毛が出ます。古墳広場では、大きな群落になっていて、遠くからみると白く見えるほどです。(ひ)

2011年9月17日土曜日

チーバくん大使

 今日は、外国からの留学生21名が「チーバくん大使」として来館。

 千葉県のおすすめ処を見てもらい、母国語でレポート・発信してもらおう、という千葉県国際課のプロジェクトです。

 大使の皆さんは、思い思いにお好きな体験を満喫しているようでした。果たしてどんな各国レポートが世界に向けて発信されるのでしょうか?!ちょっと楽しみです。(み)

2011年9月15日木曜日

登り窯完成!!



8月末に始まった登り窯の修理が、終了しました。こんな可愛らしい顔がお目見えです。ボランティアの方々も2度目のため手際良く、8日間の予定が5日間で完成です。残暑きつい中での作業、お疲れさまでした。窯焚き(かまだき)は、10月18日(火)~21日(金)です。この間は、一般の方も見学できますので、皆さん、ぜひ見にいらしてください。(す)

2011年9月10日土曜日

クマスズムシ


 現在、故あって房総のむらの昆虫の写真、特にバッタ類について集めています。昨日から、コオロギ類を納めるべく、枯れ草などをどかしていると、ちょっとおしりの丸いバッタの仲間に出会いました。触角(しょっかく)の一部が白いことも確認できたので、一瞬スズムシかとも思ったのですが、色合いはゴミムシのようです。
 図鑑で調べてみると、クマスズムシというそうです。コオロギの仲間で、リュリュリュと鳴くそうです。(ひ)

2011年9月8日木曜日

登り窯修理、順調に進んでいます!



登り窯の修理は、4日目を終了しました。ボランティアの皆さんは、慣れた手つきでレンガを積んでいきます。今回から窯土(かまつち)でおおい始めたので、壊れる前の姿に戻りつつあります。来週の火曜日か水曜日には完成しそうです。みなさん、来週もぜひご参加ください。(す)

セイボウ



 上総の農家の主屋のわきに積んである薪のそばで、きれいなハチを見つけました。セイボウ(青蜂)の一種ですが、この仲間にはホソヨツバセイボウやミドリセイボウなど類似した種類が多く、名前は特定できません。胸や頭は緑色に輝き、腹部には赤や青の帯があります。1cm程度の小さなハチですが、見る価値のある色あいでした。(ひ)

2011年9月7日水曜日

ハイイロチョッキリ




















 コナラの木の下に、若い実がついた枝(上の写真)がたくさん落ちている場所があります。枝にはきれいな切り口。ハイイロチョッキリ(下の写真の中央部に長い足とふん(口部)の小さな虫が、ドングリの帽子にへばりついています)の仕業です。若いドングリ に卵をうみつけ、枝を切り落とします。体は小さいですが、 すごい馬力です。(ひ)