2014年10月30日木曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察コースは、資料館から武家屋敷までの、いつものコースです。
●資料館連絡通路脇で、フユノハナワラビが一株、初めて観察できました。
●同じく、資料館連絡通路脇で、センブリの花が昨年以上に多く咲いています。
●上総の農家の田んぼ手前の池のそばでは、ハマヒサカキの実が実り、ツボミが膨らんできました。
●上総の農家の田んぼ周辺では、センボンヤリのツボミが大きくなり、間もなく綿毛が現れそうです。また、カマカツの実が、赤く光っています。そして、水路では、沢山の小鳥たちが遊んでいます。
●竹林の坂では、キッコウハグマが、一株初めて観察できました。また、イヌシデやアカマツの幼木が見られます。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月24日(金)の観察に基づいています。  (風)

センブリの花が咲いています


資料館前の道端にセンブリが咲いています。
小さくて目立たない花ですが、よ~く見るととってもかわいい花です。
センブリの和名の由来は「千回振り出しても(煎じても)苦味が消えない」というところから付いたそうです。
生薬名の「当薬」の由来は「当(まさ)に薬(くすり)」の意味からきたもので、良く効くことをあらわしているそうで、「良薬は口に苦し」とはセンブリのことを言っているような気もします。

皆さんも探してみてくださいね。
そして、館内の他の場所で見つけたら是非教えてください。(マ)


                                                                    
                                                                    

2014年10月25日土曜日

房総のむらで落語♪

 お気軽に芸術の秋を堪能してみませんか?
 明日、10月26日(日)は、房総座「柳家三之助落語会」を開催します。
 会場は、本格的な座敷席の他に、イス席もご用意しておりますので、ご年輩のお客様からも好評です。
 また、真打・柳家三之助師匠の落語が一席800円(一般・当日券)とリーズナブルな価格でお楽しみいただける絶好のチャンスです。
 落語に興味がある方、敷居が高いと感じていらっしゃる方にも安心してお楽しみいただけます。この機会に是非ご来場ください。(ha)






日時:10月26日(日)
    一席目 13:15~14:00
    二席目 14:30~15:15
会場:房総のむら 総屋2階
料金: 一席 一般800円、小・中学生500円
         二席通し券 一般1500円、小・中学生900円
        ※チケット料金とは別に、房総のむら入場料が必要です。
        ●詳しくはこちら(房総のむらホームページ)



2014年10月24日金曜日

博物館と学校の連携 土器作り


千葉県立房総のむらでは博物館と学校の連携事業として縄文土器作りを実施しています
今年度も近隣の印旛郡栄町立酒直小学校の6年生が土器製作に取り組みました。6月に形作りを行い、10月17日に校庭で焼き上げました。1個の土器も割れることなく完成し、小学校生活の良い記念となりました。今年度の6年生の児童数は9名、本年度で学校は統廃合されるとのことで、今年が最後の土器作り教室となりました。(ori)

2014年10月23日木曜日

写生コンクールの入賞・入選作品の展示が始まります


毎年、恒例の写生コンクールも今年で36回を数えます。

 

本年は、例年にも増して、300点を超える応募がありました。

応募いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 
丁寧に描いてくれた小学生、大胆な構図を取り入れた中学生・高校生、繊細なところまで気を配った一般の方々の、
それぞれ素晴らしい作品を応募いただきました。

 
その中から、優れた作品、76点を入選作品として選び、さらにそこから、銀賞(18点)、金賞(9点)、房総のむら友の会会長賞を1点、そして館長賞を1点選びました。

 
10月25日(土)より、上記、入選作以上の作品を「風土記の丘・資料館」の中2階に展示いたします。 

どうぞ、ご覧ください。(マ&N)

2014年10月19日日曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察コースは、いつものコースの後に、お祭り広場→水車小屋→下総の田んぼまで足を伸ばし、資料館へ戻りました。
●上総の田んぼの手前の池周辺では、ガマズミの実が真っ赤に染まっています。また、アケビの実が大きく口を開けて食べ頃をアピールしています。
●武家屋敷の周りでは、ホトトギスが咲きそろって綺麗です。
●茶店から下総の田んぼへと降りる坂の途中では、ノコンギク、シロヨメナの花がまだ咲いています。また、ツクバトリカブトの紫色の花が目立っています。
●上総の農家の畑のコミカンソウの実が色づいています。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月17日(金)の観察に基づいています。  (風)

2014年10月18日土曜日

練切り実演

菊の製作風景 (講師:大川功修)

 本日は菓子の店にて、練切りの実演を行いました。

 茶道の茶菓子などに用いられ、高級和菓子としても知られる練切りは、季節ごとの草花や生き物をあしらい、見た目にも美しい洗練された和菓子です。
 2日間で菊・柿・紅葉・栗の4種類が出来上がりましたが、どれも大変可愛らしく綺麗で食べるのがもったいないくらいでした。

 今回は実演でしたが、来年の1月7日(水)には実際に製作体験できる「練切り講習会」を予定しております。ぜひご参加ください。(y)



2014年10月12日日曜日

房総のむらの花だより

 本日は、薄曇りの空ではありましたが、穏やかな観察日和でした。観察コースは、いつものコースの後に、お祭り広場→水車小屋→下総の田んぼまで足を伸ばし、帰りには堀割広場を通って戻ってきました。
●上総の田んぼの手前の池周辺では、ミツバアケビやアケビの実が大きくなっています。地面に落ちた紫色のアケビの実が沢山観察できます。
●お祭り広場では、ジュウガツザクラが咲き始めています。
●キバナアキギリがそろそろ終わりです。
●茶店から下総の田んぼへと降りる坂の途中では、ノコンギク、シロヨメナの花が見頃を迎えています。
●下総の田んぼの周りでは、アゼトウガラシ、キクモ、コナギ、トキンソウ、タウコギ、キカシグサ等の花が観察できます。また、ツクバトリカブトの花が綺麗に咲いています。
●堀割広場の周りでは、クサギの実が青くなりました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月10日(金)の観察に基づいています。  (風)

2014年10月9日木曜日

房総のむらの花だより

 本日は晴れですが、台風18号接近の影響で、朝から南風の吹く蒸し暑い日です。観察は、資料館→上総の田んぼ→炭焼き小屋→上総の農家→武家屋敷を巡るコースです。
●上総の田んぼの手前の池周辺では、ミツバアケビ、カマズミ、ヨモギ、カナムグラ、クワクサ、キツネノマゴ、トキワハゼ、ウリクサ等の実や花が観察できます。
●ミツバアケビには、大きな実が見られます。
●カナムグラの雌花は雄花より数が少ないようですが、池の周りで観察することができます。ビールに使うホップの花と似ています。
●上総の田んぼでは、イネ刈り後に沢山の野草が観察できます。皆、湿地を好む小さな草たちです。主な野草としては、ミズワラビ、キクモ、アゼトウガラシ、トキンソウ、シソクサ、キカシグサ、コナギ、ヒメサルダヒコ、タネツケバナ、ミゾソバ等です。
●ミゾソバは、今が満開を迎えています。
●上総の農家の庭先の大きなザクロは、実が割れ赤い種が観察できます。
●武家屋敷の周りでは、ミズヒキの花の赤色が鮮やかです。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月3日(金)の観察に基づいています。  (風)

2014年10月8日水曜日

台風にも負けず・・・!

 
 ホウキ草(コキア)の紅葉が始まりました!先日の台風にも負けず、農家の畑を真っ赤に彩っています。
 ホウキ草は、その名の通り枯れた茎が「箒(ほうき)」の材料となる植物ですが、古くは民間療法の生薬として、また現代では、畑のキャビアとも呼ばれる「とんぶり」として有名です。
 見て良し!使って良し!食べても良し!!ホウキ草の紅葉は、もう暫くお楽しみいただけます♪(は)

土間ぼうき作り(下総の農家) 11月19日、1月24・25日
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/shimousa-ennmokuannai.html

2014年10月4日土曜日

学習キットの貸し出し

 縄文土器づくり、陶芸、粘土細工をする時に簡単に模様がつけられる「縄文土器施文具キット」を製作しました。
 キットに同封した解説パネルに従って、へら、竹管、縄の原体を使用して鮮やかな模様を描くことができます。
 児童・生徒の粘土細工にもつかえるように、寒天粘土を同封しています。粘土には、いろいろな種類がありますが、油粘土は手が臭くなり、紙粘土は乾燥しやすく、小麦粉粘土はアレルギーが心配です。現在、一番問題が無いとされているのが寒天粘土です。
 学習キットは無料で貸し出し受付中です。ぜひご利用ください。ori

●学習キットの貸出について詳しくはこちらをご覧ください
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/information/kashidashi.html




貸出用の傘がリニューアル♪

 近頃は過ごしやすくなり、お出かけが楽しみな季節になりましたね。また、台風が近づいていることもあって、ますます天気予報が気になるこの頃です。
 お天気といえば、房総のむらは屋外型の博物館ですので、雨の日は傘をさしてご見学いただく事になります。突然の雨などの際には、以前より傘の貸出サービスを行っておりましたが、なんと!先日その傘をリニューアル致しました!
 (写真右側)房総のむらマスコットキャラクタ-「ぼうじろー®」がプリントされた深緑色の傘は、当館オリジナルのものです。雨の日の有料エリア内で貸し出します。(貸し出しできる数には限りがあります)
 雨が苦手な ぼうじろー®も、「早くこの傘をさしたいなー!」と言っていましたよ。
 また、体験が目的の方には、体験に空きが出やすい雨の日はねらい目です。演目によって、雨天中止になる場合がありますのでお問い合わせください。皆様のご来館をお待ちしております。(ha)

●演目スケジュールはホームページをご覧ください。
 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/search.html#a


2014年10月3日金曜日

特別展「もめん-房総の木綿文化-」明日から開催!

 明日10月4日から始まる、特別展「もめん-房総の木綿文化-」の準備が整いました!
 会期は、11月24日(月)まで。開催期間中は様々なイベントを予定していますので、展覧会情報をご確認の上、ぜひ会場まで足をお運びください。
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/event/20141004momen.html
 お待ちしています♪(は)