午後は酒・燃料の店2階展示室の展示替えを行いました。
パネルの高さや水平を確認してボードに貼り付け、パネルに合わせて展示ケース内の酒瓶の配置を変える作業を行いました。ピンピッター(ピンニング器)を使ったり、テグスで瓶を固定したりと、慣れないながらも丁寧な作業を行っていました。
明日は休館日でお休みですが、明後日からまた実習を行います。(は)
午後は酒・燃料の店2階展示室の展示替えを行いました。
パネルの高さや水平を確認してボードに貼り付け、パネルに合わせて展示ケース内の酒瓶の配置を変える作業を行いました。ピンピッター(ピンニング器)を使ったり、テグスで瓶を固定したりと、慣れないながらも丁寧な作業を行っていました。
明日は休館日でお休みですが、明後日からまた実習を行います。(は)
8月29日(土)、体験実習で日ごも編みをしました。日ごもとは、農作業時に背負う日よけのことです。
”日ごも台”と”つづろ”という重しを使い、稲わらの縄で麦わらを編んでいきます。使う麦わらは房総のむらで育てられたものです。
縄を締め付けすぎたりすると、麦わらが折れてしまうため、きれいな日ごもはできません。また、緩すぎても、麦わらが抜け落ちたり、いびつな形になってしまいます。
8月22・23日の2日間に、夏休み親子木箱作り教室を行いました。
この体験では、鋸(のこぎり)や曲尺(かねじゃく)など、基本的な大工道具を使って、親子で協力して木箱を作りました。持ち手付きのシンプルな木箱ですが、暑い中、2時間ほどかけて完成しました。
実習2日目は昨日に続き、旧学習院初等科正堂、旧御子神家住宅、旧平野家住宅など無料エリアを中心に施設見学を行い、重要文化財・県指定有形文化財に指定されている移築建物の保存や活用について現状を説明しました。
午後は資料担当から収蔵資料の保存と活用について、実際に収蔵庫などを見学しながら説明を行いました。
また、薄葉紙や中性紙保存箱といった資料保存用品の解説とともに、梱包の際に欠かせない綿布団を作る実習を行いました。
明日は房総のむらの事業の中心ともなっている演目について、実際に体験します。(は)
8月13日(日)から8月15日(火)まで「盆」の展示を実施しました。ここでは下総の農家の「盆」の展示を紹介します。日本における盆の初見は、奈良時代にまでさかのぼりますが、当初は寺院における仏教的行事にすぎませんでした。その後、貴族、そして庶民の生活の中にも浸透し現在において正月と並ぶ国民的行事となりました。しかし、この盆行事には仏教では説明がつかない部分があり、その例として下の写真の盆棚(仏壇の前などに張り出す祭壇のこと)にはこの時期に収穫を迎えたもの、収穫を迎えようとするものを供えることで収穫できたことに対する感謝と豊作祈願の意味が込められているとされています。そこには仏教的側面だけでなく庶民の間に浸透していくにつれ、農耕儀礼的側面も混在していることがわかります。
下総の農家では、佐倉市井野の通常の盆の事例を再現しています。