2013年7月31日水曜日

今日の房総のむら



今日は年に2日限定の麦茶作りがありました。房総のむらで育った大麦を房総のむらの職員が収穫、脱穀し、房総のむらに来たお客様によって炒られた正真正銘「房総のむら産の麦茶」です。沖縄から千葉のおばあちゃんの家に1人で遊びに来た男の子や、仲良し3兄弟もチャレンジしました。また、遊びにきてね!(A)

2013年7月28日日曜日

夏休みの宿題づくり!!



今日は天気も良く、夏休みの宿題づくりにちょうど良い日になりました。覗いてみたのは夏休み七宝焼教室。午前中に七宝焼を作り、午後から、額作りで木工作業です。汗をかきながら頑張って、皆さん素敵な作品に仕上げていました。(す)

2013年7月27日土曜日

幻のベニスジヤマユリ

ヤマユリと言えば薄い黄色のスジが一般的ですが、茶店の裏側で赤いスジのヤマユリをみつけました。細い茎で先端につく花が大きいため、垂れさがった状態で、茶店から水車小屋へ下る途中の右側に咲いています。
ヤマユリの変異種だそうで、花びらの斑点と同じ朱色の太めのスジがとても鮮やかです。稀にしか見られないことから「幻の百合」と言われているそうです(フ)

歩く姿はユリの花・・・?

  町並みの天水桶に、何やら白くて奇妙な物体が。近づいてみると、大きなヤマユリでした。園路脇に咲いていたものでしたが、花の重さに耐えきれず、根本からポッキリと折れてしまったようです。(写真の女性職員は、身長165㎝です)二股に分かれた茎の先には、40個の花が咲いていて、町並みには良い香りが漂っています♪一般的にヤマユリは、発芽から開花までに少なくとも5年以上かかり、株が古いほど多くの花を付けると言われています。さて、このユリさんは、いったい何歳だったのでしょう。(は)
 

2013年7月26日金曜日

房総のむらの花だより


上総の農家下水田~上総の農家裏竹林の坂~武家屋敷周辺の情報です.
●キツネノマゴ (水生植物園近く)
●トキワハゼ(武家屋敷裏の道)
●イヌタデ(武家屋敷裏の道)
●トウバナ(資料館連絡通路)
●ヒメクグ(上総農家下の水田の畔)
●クズの実(上総農家下の溜池前)
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と観察記録です.7月26日(金)の観察記録にもとづいています(風+管)

草刈り開始中

古墳エリア内の草刈りをしました。
ゆりがたくさん咲いていますので、当館にお越しの際は、ぜひお楽しみ下さい。
綺麗に咲いてますよ。(な)

房総のむらの花だより--ヤマユリ情報

7月の初旬から咲き始めたヤマユリの花.最盛期をすぎましたが,現在でも花の多いところでは,森の中に甘く濃厚な香りがただよっています.まだつぼみもありますが,今週末くらいが最後の撮影日和かもしれません.西洋のユリの品種改良の母株として重用された豪華な花だそうです.是非この機会にご覧になってください.写真は資料館前~御子神家横の7月26日の様子です(風+管)

2013年7月24日水曜日

「いにしえの世界」展 準備中



 7月27日(土)から、四街道市物井地区展「いにしえの世界」の展示が、風土記の丘資料館で開催されます。
 24日に展示作業を開始しました。数多く運びこまれた資料箱の中には、貴重な資料がたくさん入っていました。まずは、御山遺跡(古墳)の大刀(たち)をご覧ください。金ぴか品です。さや、つかなどの外装は金銅製といって金メッキをかけた金属の板でくるんであります。表面には曲線文様が点点と打ち出してあり、豪華なものです。次は、清水遺跡(古墳)の埴輪でしょう。人物の顔・馬の頭も素朴でなつかしいものです。館ノ山遺跡(中世城跡)から出た分銅もおもしろいものです。中世の人々が物を計量する時はどんな風だったのでしょうか。興味は尽きません。
 9月23日(月・祝)まで開催しています。是非一度ご覧ください。(ori)

2013年7月23日火曜日

新規ボランティア研修会

  7月21日、新規ボランティア研修会を行いました。房総のむらにおけるボランティア活動は、ガイドから景観整備まで多岐にわたりますが、今回は希望する活動の内容に関わらず、房総のむら全体を知ってもらうこと、より一層興味を持ってもらうことを目標に、職員の紹介やむらの概要説明をはじめ、現役のボランティアの方にも加わっていただき館内オリエンテーションを行いました。
 10時から16時までの長丁場でしたが、皆さんのご協力のおかげで無事終了することができました。お疲れさまでした!(A)



2013年7月20日土曜日

ある夏の日の情景

 
 今回は、ごく普通の夏の情景を4コマ紹介します。
 左上の写真から反時計回りに、最初は木工所の土間の様子。この日だけ特別に追加された演目「木挽き実演」の様子。当館の女性職員が大きなノコギリを使って板を挽く体験に挑戦していました。力を入れすぎないで、そろそろと挽くとうまくいくようでした。
 その下は、木工所脇の稲荷様の鳥居。強い日差しがハレーションを起こしています。この時暑さで少しクラッとしました。
 次は、旧学習院初等科正堂の現状。屋根をはがして修理工事中です。最後は正堂前の広場にあるラベンダー・ロード。道に隣接する畑に高さ10㎝くらいのコスモスがたくさん植わっていました。今年の秋はこのコスモス畑が見どころになりそうです。(た)

房総のむらの花だより


古墳広場~水生植物園付近の情報です.
●アキノタムラソウが咲き始めました
●コケオトギリ,ヘラオモダカ,ハンゲショウが見頃です(水生植物園)
●早めに草刈された広場には,ヒメヤブラン,ウツボグサが健在でした
●ブタクサが草刈の後に,背が低く生えてきました
●ヤマコウバシに実が出来ていました
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と観察記録です.7月19日(金)の観察記録にもとづいています(風+管)

2013年7月14日日曜日

移動美術館のギャラリートークとワークショップ開催


●第37回 千葉県移動美術館が風土記の丘エリア資料館2階展示室で開催されており(~7月21日まで),本日14日は,展示されている作品についてのギャラリートークが,午前と午後2回,開催されました.千葉県ゆかりの作家や作品について,美術館学芸員による丁寧な解説をうかがいました.●また,あわせて,午後から県立美術館によるワークショップ「カンバッジを作ろう」が資料館で開催されました.小学生から大人まで,自分で描いた絵をカンバッチにつくりあげ,好評のうちに終了しました(風+管).

2013年7月13日土曜日

第1回 子どものための里山観察会


7月13日,夜6時から8時まで,「夜の」房総のむらの自然の観察会でした.●5家族18名(子供10名)の参加者に,スタッフ等をふくめると合計27名.●大木戸を出発し,ヤマユリの妖しい香りの小径をあるき,安房の農家付近でコナラの樹液に集まる昆虫酒場,カブトムシの雄雌など沢山の昆虫が甘い樹液に誘われて,やってきたところを観察しました.●最後は,資料館近くのわき水のあるとこで,ヘイケボタルを鑑賞.ちょうど龍角寺のお祭りで花火があがっている時間にホタルがとびました.昆虫の先生から,飛んでいるのはオスばかりで,それにこたえてメスが光り,うまくいくと仲良しになる,という説明に,いのちの不思議を感じたひとときでした.●普段は見ることができない,夜の自然の不思議を堪能した夜でした(ホタルの写真は観察会の下見をした7月11日に撮影したものです)(風+管).

房総のむらの花だより


上総の農家~資料館付近,の情報です.
●ヤマユリが目立つようになりました(上総の農家竹林を下る坂)
●オミナエシがきれいです(上総の農家の畑)
●ハリギリの花がまだ満開です(資料館近くの池そば)
●クズの花が咲き始めました(資料館近くの池そば)
●ヒメガマの花が見頃です(資料館近くの池)
●ハンゲショウがまだ盛りです(資料館近くの池そば)
●ナワシロイチゴの実がたわわです(資料館連絡通路)
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と観察記録です.7月12日(金)の観察記録にもとづいています(風+管).

2013年7月9日火曜日

日ごも編み



梅雨が明け、セミの声が房総のむらに夏の到来を知らせています。
本日は、安房の農家にて「日ごも編み」の実演を行いました。
“日ごも”は筵(むしろ)の様に編んだ藁を農作業などの野外作業の際に背負って日よけにしていたものです。房総のむらでは小麦藁を編んで作ります。5本まとめた束の穂先を交互にして編んでいきます。
現代では、着用以外にも壁にかけて写真を挿むなど、インテリアとして使っても涼しげですてきです。
「日ごも編み」の体験は、明日7月10日と、来月8月6日に行います。予約体験ですのでぜひお問い合わせください。(ha)

2013年7月7日日曜日

第2回考古学講座「古代の星信仰−上総国の北斗七星の聖地を中心に-」を開催しました


西野雅人講師(千葉県教育庁文化財課)による古代の星信仰の講演がおこなわれました.市原市稲荷台遺跡の古墳がつくられてから数百年後の平安時代に,古墳を取捨選択して北斗七星の形を現出しました.北斗七星の“裏返しの形”(天にある星が地面に降りたと考えた形)です.北斗七星古墳の上では,灯明皿が多く発見されており,夜間に灯火をともす祭りをおこなっていたと思われます.古墳近くの大規模な建物跡からは,何度も行われた焚き火の跡や,“月月月”と9.5文字重ね書きした土器が発見されています.
 また,天皇家の離宮のみで使用された緑釉陶器が多く破壊されて捨てられていました.水を入れた陶器を水鏡として星を写したものと演者は推測しています.文献によれば,都から陰陽寮の役人が上総の国まで来ており,天皇家に関係する北斗七星の祭りだった可能性が考えられます.七夕の日にふさわしい,興味深い講演でした(ori).

2013年7月5日金曜日

美術展開催準備終了

7月5日、あいにくの雨の中、午前中から展示作業を始めて、午後4時30分に終了しました。今回初の移動美術展ということで、とまどうことばかり。でも、梱包された箱から絵画や彫刻が取出されると、眼が釘付け。みんなは俄然活気づき、またたく間に空の展示室が美術館に早変わりしました。展示品には梅原龍三郎の純子像や多古町の区画整理事業を記念して描いた大作など、優品が多数展示されています。高村光太郎の左手もすごい迫力。ギャラリートークは7月14日です。ワークショップでカンバッジ作りもあります。お楽しみに。(ori)

房総のむらの花だより


資料館周辺,の情報です.
●ヒメガマが咲きだしました
●ハリギリの花も咲いています
○ハリギリ(ウコギ科)
・成長すると30m程にまで大きくなる
・若い枝に針状の突起があり、葉が桐のようにおおきい→名前の由来
・若芽は「ウコギ」(ウコギ科)と同様、食用になる
・花のつき方と葉の形は、「ヤツデ(八手)」(ウコギ科)そっくり
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と観察記録です.7月5日(金)の観察記録にもとづいています(風+管).

房総のむらの花だより--ヤマユリ情報


ヤマユリの花が咲き始めました.まだつぼみのものも沢山あります.ヤマユリは房総半島が,これから暑くなる,という季節を知らせる花です.むらの里山林内で,7月下旬頃まで,順次咲き続ける季節になります.写真は資料館前の7月4日のアカマツ林内の写真です(風+管).

うなぎ裂きの技

年に一度の達人コース「うなぎ裂きの技」が、川魚の店先で行われました。印旛沼で養殖された活きのいいうなぎの頭に目釘トンッと打って、裂き包丁でサーッと裂く。という達人の実演をみた後、体験者の方達も自らトライ!なかなか思うようにまっすぐさばけず、滑る包丁に悪戦苦闘しながらもなんとか尾まで開くことができました。一人3匹のうなぎを裂いて、串打ち、白焼き、蒸し、本焼きを経るうち、次第に手つきも確かになってきました。できあがった3人前の蒲焼きは、本当においしそうでしたよ。(M)