2018年10月30日火曜日

10月30日の きのこ


本日のきのこシリーズ

5月6日(http://boso-nomura.blogspot.com/2018/05/blog-post_56.html)にスタートし

今日でちょうど40回目です

スッポンタケも出てきて、定期的なアップもそろそろ終わりといたします

毎回、お読みいただいた方々、詳細なコメントをお寄せいただいた匿名さん

半年間、ありがとうございました

なお、きのこを目にした折には、不定期にアップさせていただきます(や)


2018年10月27日土曜日

霜降(二十四節気)霎時施(七十二候)10月28日~11月1日 ”福来みかん” 小学生校外学習 ”かぶ”の収穫 ”型彫” ”リンドウ”、”ハバヤマボクチ”咲く ”ゲンノショウコ”の種飛ばし

 「霜降」の七十二候の次候は、「霎時施(こさめときどきふる)」です。最近は、”秋晴れの日”が多いのですが、時々”小雨”が降って肌寒い日もあります。
 かなり色づいてきた「安房の農家」の”福来(ふくれ)みかん”も”小雨”に濡れて、鮮やかにレモン色に輝いています。
 10月から11月にかけては、「房総のむら」では一年の中でも小学生の”校外学習”が特に多い時期です。一般の方に交じって、多い日には一日に10校を超える学校さんが来館します。子どもさんたちは、「商家の町並み」や「農家」「風土記の丘資料館」などで、展示資料を探したり、館の職員の説明で”電気・ガスがなかった頃”の”昔のくらし”の勉強などもします。
 こちらはもうお馴染みなったと思いますが、「下総の農家」の「ぼっち笠作り」です。体験されていらっしゃる方は、東京からの来館とのことですが、これまでに”わらじ”など”農家の手工芸品”も作っているそうです。「ぼっち笠」は、前回”小さいもの”(1日で製作可能)(写真:下左)を作ったので、今回は自分用に”大きな笠”(2日間で製作)(写真:下右)を作るために来館されたそうです。「”ぼっち笠”は涼しくていいです」とのことです。
 「農家」の畑では、休日には大勢の方が”新鮮野菜の収穫体験”を楽しんでいます(写真:上)。この”野菜の収穫”を目当てに来館される方も結構おります。”枝豆”、”さつまいも”に続き、この日は”かぶ(蕪)”、”里芋”などの収穫が行われていました。”かぶの収穫”となれば、皆さん、”子どもの絵本”でお馴染みの「おおきなかぶ」を思い出すようで、「うんとこしょ、どっこいしょ」と掛け声をかけます。でも、この”かぶ”は、”おじいさん”に”おばあさん”、”孫娘さん”に”犬”、”猫”、そして”ねずみ”も手伝うような”おおきなかぶ”ではなく、一人で簡単に抜けました(写真:中、下左)。”里芋”は、一株にこんなにたくさん”芋”がついています(写真:下右(洗浄済))。
 ”八房唐辛子”もいい色になってきました。この”トウガラシ”は、葉の上に先端を上に向けて”房状”に”実を付けます。”赤唐辛子”でも、”青唐辛子”としても食べることができます。そして、真っ赤な”トウガラシ”はインテリアに飾る人も多いようです。「魔よけにいい」という人もいます。「農家」(「総屋」)で販売もしております。
 「下総の農家」の「機小屋(はたごや)」の前には、染料として使う”コブナグサ(子鮒草)”が干されていました(写真:下方)。後ろに竹から下げて干されている黄色の糸は、”コブナグサ”で染めた糸です。
 「商家の町並み」「呉服の店」では、「安井永子」さんによる「型彫」の実演です。布に”模様”を染める方法に”型”を使う”型染”がありますが、その”型紙”を彫る実演です。”型”を使うことで、同じ”模様”を繰り返し染めることができます。”型紙”は、”美濃紙”を”柿渋”で張り合わせた”渋紙”を使います。手順としては、①和紙に下絵を描き、②その下絵を渋紙に貼り、③刀(デザインナイフ)で模様を彫ります(写真:下)。④彫り上がったら、下絵を剥がし”紗(目の細かい網)”を漆などで貼って完成です。”型染”については、当ブログ「大暑 大雨時行(8月2日~)」もご覧ください。
 「房総のむら」の”リンドウ(竜胆)”も咲きはじめました。
 館内のあちこちで咲いていますが、ほとんどは花が一つや二つですが、たくさんの花を付けた株がありましたので紹介します。”竜胆色”と呼ばれる”薄い青紫色”の花が、房状に上に向かって咲いています(写真:上中)。
 ”ゲンノショウコ(現の証拠)”の白い可憐な花は紹介してきましたが(写真:左)、花が終わった後に上に向かって伸びた棒状の根元に”種”が付いています。はじめは緑色ですが、徐々に黒くなってきます(写真:右)
 黒くなってきた”種”を朝の9時過ぎに観察したときに、中央の棒の裾が開き始めているのを数本確認しました(写真:上右)。昼前に見た時には傘の骨のように5本開いていました(写真:下)。”種”が飛ぶ瞬間は見ることができませんでしたが、”ゲンノショウコ”が”種”を飛ばした後の姿です。”種”を包んでいる皮が、”板バネ”のような力で巻き上がって”種”を飛ばすようです。この形を見ると、”ゲンノショウコ”の別名”ミコシグサ(神輿草)”も理解できます。確かに”神輿(みこし)”の屋根のようですね。
 翌日、同じものを観察すると、昨日よりさらに巻き上がり”シャンデリア”か”金属製の飾り”にも見えます(写真:左)。2本だけ”種”を飛ばして巻き上がってたものもありましたが、まるで”ガッツポーズ”です。(写真:右)。自然が作った形に、”おみごと!”としか言いようがありません。
 ”種”つながりで、”スミレ(菫)”の種です。「大木戸」で見つけました。朝に袋が割れて種が見え始め(写真:左から2枚目)、昼にはほぼ開きました(写真:右から2枚目)。この”種”は、この日のうちにはじけてしまいました(写真:右)。
 高さが2m以上になった”ハバヤマボクチ(葉場山火口)”も、花が咲きはじめました。和名は”草刈場(葉場)”に生育する”火口アザミ”という意味だそうです。花だけ見ると”アザミ”の花に似ていますね。
 今年は、”ホトトギス(杜鵑草)”がよく咲いています。まだまだ、たくさん咲いているので載せました。花が早くに咲いたものは、果実が付いたものもあります(写真:下右)。

2018年10月26日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、下総の田んぼ、水車小屋前を巡り、帰りに茶店、呉服の店裏を観察しました。


●今年はホトトギスが元気よく沢山咲いています。花色は株によりそれぞれ微妙な差があります。

●センブリの花びらは5枚が標準ですが、4枚と6枚のものが見られました。

●野菊では、最初に咲き出したシラヤマギクの後、シロヨメナが続き、今はノコンギクが盛んに咲いています。

●セイタカアワダチソウは、小さな花が集まって咲きます。小さな花をルーペで見ると繊細でお洒落でした。

●カラスビシャクは、葉の付け根や葉柄にムカゴを付けて子孫を増やします。

●樹木の果実が色づきました。
 サネカズラ、ミツバアケビ、ガマズミ、ハマヒサカキ、イボタノキ、カマツカ、サワフタギ、ヤマコウバシ、アオツヅラフジ、ユズリハ、ムラサキシキブ、ヒサカキ、シロダモ、ヒノキなどです。
 草本の果実では、ヘクソカズラ、ノダケ、ヒヨドリジョウゴ、タケニグサ、オトコエシ、マムシグサなどです。

●コブナグサの草木染はアルミ媒染では黄色に、鉄媒染ではグレーに染まります。呉服の店ではコブナグサの地上部を刈り取り、乾燥していて体験用に備えていました。

●アカネのツボミに付いた虫こぶがありました。通常の果実はまん丸になりますが、タマバエがツボミに卵を産み付け、アカネツボミフクレフシという名前の虫こぶが出来ます。
 「アカネのツボミに出来た膨らんだフシ」という意味の虫こぶの名前です。(フシ=虫こぶ)


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月19日(金)の観察に基づいています。

2018年10月25日木曜日

10月25日の きのこ


10月もそろそろ終わり、今年最後のまつり「ふるさとまつり」が近づいてきました

きのこは、まだ発生中ですが、

ただ歩いているだけでは見つけにくくなってきています

そんな中、今年はササクレヒトヨタケがいつになく次から次へと出ています

というわけで本日のきのこです(や)

2018年10月22日月曜日

霜降(二十四節気)霜始降(七十二候)10月23日~27日 深まる秋の気配 「写生コンクール」展示 「むら」の”十三夜”は”二胡”の演奏会 6深裂の”センブリ” 花?”ツチグリ”です

 二十四節気は「霜降」になり、七十二候は「霜始降(しもはじめてふる)」ですが、「房総半島」に霜が降るのはまだ先ですね。しかし、季節は着実に進んでいるようで、“サザンカ(山茶花)”も咲きはじめました。
 「風土記の丘資料館」の”町道”や、「古墳広場」の”サザンカ”は花がかなり咲いています。
 穏やかな秋の日に、「総屋」前の「よしず屋根」の下で”写生”をする方がいらっしゃいました。お話をさせていただくと、定年退職され”スケッチブック”をもって日本だけではなく、世界中を回っているようです。”スケッチブック”にあった「手賀沼」「アンコールワット」の絵も拝見させていただきました。「房総のむら」は初めての来館とのことで、滞在時間が2時間しかないので、入館して目の前の「商家の町並み」を描いているとのことでした。とても上手な絵でした。是非、「房総のむらの写生コンクール」にも出品されるようお願いしました。
 ということで、「風土記の丘資料館」では、今年度の「写生コンクール」の入選作品の展示が始まりました。11月18日まで展示しておりますので、是非ご覧ください。今年度の「写生コンクール」の入選作品などについては、当ブログ「第40回房総のむら写生コンクール審査結果」をご覧ください。
 秋の深まりとともに、”ススキ(薄)”の穂も随分大きくなり風に揺れる様子は“秋の深まり”を感じる風情です(写真:上左)。「房総のむら」には、数種類の”野菊”の仲間があるようですが写真は”シロヨメナ(白嫁菜)”でしょうか(写真:上右)。”フジバカマ(藤袴)”がようやく花が咲き出しました(写真:中左)。”センボンヤリ(千本槍)”の種が球形に拡がったものをやっと見ることができました(写真:中右)。”ミツバアケビ(三葉木通)”も実が割れて、白い綿状のものに包まれた黒い種が見えます(写真:下左)。”アケビ”の実はたくさんあったのですが、”食べごろ”になったためでしょうか、残念ながらほとんどなくなってしまいました。(悲しいです)春から初夏にかけてあの独特の形の花が咲いた”マムシグサ(蝮草)”の実が、オレンジ色になってきました(写真:下右)。緑の草の中で一際目立つ存在です。
 そして、「房総のむら」では、“十五夜”に続いて“十三夜”の展示です。千葉県では、「片月見はするものではない」「十五夜の月見をしたら必ず十三夜月見もする」と言われています。また、“十五夜”の月は“芋名月”、”十三夜の月”は“栗名月”とも呼ばれ、“十三夜の月”は“十五夜の月”に次いできれいな月とも言われています。「房総のむら」では、「武家屋敷」「上総の農家」「下総の農家」で“ススキ”や“ワレモコウ”にやっと花が咲きだした“フジバカマ(藤袴)”など”秋の七草”と”月見団子”などを飾りました。ちなみに、”十三夜”の”月見団子”は13個です。
 今年の「十三夜(旧暦の9月13日)」は、10月21日でした。「房総のむら」では”片月見”にならないように、「十五夜の月見会」に続いて「十三夜の月見会」も開催しました。夕方からの”月見”の前に重要文化財「旧学習院初等科正堂」で「二胡の夕べ」の演奏会を開きました。中国の楽器”二胡(にこ)”の独特の音色で、「ムーンリバー」「蘇州夜曲」「荒城の月」など、”月”や”秋”に因んだ曲を演奏していただきました。途中、”南京玉すだれ”の”お月様”に、かわいい”うさぎさん”達も登場していただきました。ご協力ありがとうございました。とても気持ちの良い演奏会でした。「旧学習院初等科正堂」での”二胡”の演奏を楽しんでいただけましたか。演奏会終了後には、「房総のむら」「菓子の店」で作った「月見団子」のサービスも行ないました。
”十五夜”の日は少し”雲”がありましたが、”十三夜”のこの日は雲一つない快晴の空でした。演奏終了時には、既に”十三夜の月”は「旧学習院初等科正堂」の屋根の上でした(写真:上)。もしもの雨の時のためにと、前日「商家の町並み」の上の”十二夜の月”を撮っておきました(写真:下)。”十三夜の月”が、少しですが丸みを帯びているのがわかります。
 「月見会」はいつものように、この周辺では一番高い国史跡「岩屋古墳」の”墳頂”でおこないました。”十五夜”とは違い、夕暮れ前の空のかなり上に”十三夜の月”が上っていました(写真:上左)。”月”と反対の”西の空”は、”太陽”が沈んですぐの時間には”夕焼け空”でした(写真:上右)。「岩屋古墳」の東の下から”古墳”を見上げると、”三段築成”の最上段の部分がきれいな”シルエット”になっていました。皆さん”月見の飾り”を入れて写真撮影です(写真:中)。とてもきれいな”十三夜の月見会”でした。遅くまで、高い所まで「月見会」への参加ありがとうございました。「来年もやってね」といわれ、「今年は天気に恵まれ”片月見”でなくてよかったけど、お天気次第だな」とも思います。(来年もいい「月見会」をしたいものです)
 「商家の町並み」「細工の店」では、篠笛作り」の体験です。指導は、実際に”佐原の祭り屋台”にも乗って”笛”を吹く「赤坂 明」さんです。午前中の“篠笛作りの実演”に続き、午後は“篠笛作り”の指導していただきました。「赤坂」さんの指導で”笛”を吹く練習もする「篠笛作り」の体験の詳細は、当ブログ「商家の町並み・細工の店 篠笛作り」をご覧ください。
 「房総のむら」の正面玄関「大木戸」近くでは、「商家の町並み」「木工所」の「左官の技」の体験が行われました。昔ながらの“土壁の作り方の実演と体験”です。多くの方々に”壁塗り”の体験をしていただきました。指導の「大﨑英雄」さんがおっしゃるには、「まずは“コテ(鏝)”で塗土をうまく取れるようになることが重要で、そうすれば“壁塗り”ができる」とのことでした(写真:中)。あれあれ?“塗ったばかりの壁”に“落書き”をしたのは誰ですか?と思ったら、スタッフのいたずらでした。「しーちゃん」も“左官の技”を体験してくれました。
 「商家の町並み」「薬の店」では“漢方薬”の一種「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」作りの実演が行われました。指導の「麻生潤子」さんが“薬研(やげん)”で“桂皮(けいひ)”をすり潰しています(写真:左)。海外からお見えの方に“薬研”の使い方を説明・指導もしていただきました。(写真:右下)。“薬研”は前後に動かして使うのではなく、“輪”の先端の横の部分を“舟”にこすり付けるようにして動かすのだそうです。この日は、「薬の店」に“桂皮=シナモン”の甘い香りが漂っていました。
 “薬研”の体験をされた訪日外国人の方々は、地元栄町の事業で「房総のむら」においでになった方々です。”時代衣装”に着替え、外国語ボランティアさんの説明で熱心に館内を見学されていました。
 ”センブリ(千振)”が咲きはじめたことは、前回紹介しましたが、その時の花は”4深裂”でした(写真:右上)。一般的に”センブリ”の花は”5深裂”のようです(写真:右中)が、なんと”6深裂”の花がありました(写真:下)。”ボランティア”さんが見つけてくれました。
 ”松林”や”雑木林”も多く、”自然環境”が維持されている「房総のむら」には、”キノコ”もよく生育していますので、”日々のキノコ”については、「ブログ」でも紹介しています。そして、「自然観察会」の一環として、年に数回「野生のきのこの観察会」も開催しております。ニュースでもこの時期になるとしばしば報道されるのが”毒キノコ”です。”キノコ”の同定は非常に難しく素人にはできませんので、千葉県立中央博物館の”キノコの専門家”に講師をお願いしています。時々、珍しい”キノコ”も現れます。白い帽子のようなのは”ササクレヒトヨタケ(ささくれ一夜茸)(写真:上右)、昨年名前が付いたばかりだそうですが”コトヒラテングタケ(琴平天狗茸)(写真:下左)”、そして、花が咲いたように開いているのは”ツチグリ(土栗)属(専門家の回答)”だそうです(写真:下右)。この日も、何度か紹介してきた夏のキノコ真っ赤な”タマゴタケ(卵茸)”もありました。”真っ赤”や”真っ白”な”キノコ”を見て毒々しいからと、蹴ったり、折ったりしないでください。それを見に来る方、調査に来る方もいる「房総のむら」の大事な”自然のいきもの”です。

2018年10月20日土曜日

10月20日の きのこ


本日の里山観察会は「秋の植物」

そして明日、10月21日は「きのこ」です

例年、きのこの観察会を過ぎると、本格的なきのこシーズンも終わりを迎えます

今日は、白い卵のようなものをいくつか発見(上段左)

ためしに一つ割ってみると、ゼリー状のなかにきのこの姿が(上段右)

スッポンタケでしょうか?

房総のむらでは、スッポンタケがシーズンの終わりを告げています(や)

2018年10月19日金曜日

商家・細工の店「篠笛作り」!



 商家・細工の店では,10月19日(金)から21日(日)の3日間、篠笛作りの実演及び予約体験を行っております。講師は赤坂明(あかさか・あきら)先生です。
 節間(ふしかん)の長い篠竹に,音孔(おとあな)と唄口(うたぐち)を楕円(だえん)に削り,篠笛を作ります。完成した後には,吹き方の練習もします。
 15年以上かけて自然乾燥させた篠竹(女竹)を用いて,孔を開け,切出し小刀で削って孔の形を整えます。講師の先生の確かな技術により,少しずつ,唄口と音孔を削っていきます。削り終えたら,元の部分に濡らした和紙を詰めて,音階を調整して完成です。
 製作後,講師の先生のご指導により,「船頭小唄」を吹きました。上手く出ない音ばかりですが,マイ篠笛を持って,練習していきたいと思います。
 20日(土),21日(日)も,篠笛作りの実演及び予約体験を行いますので,ぜひ房総のむらにお越しの際は,細工の店にお立ち寄りください。(前)

手焼きせんべい



すっかり秋の陽気になり、肌寒い日が続いています。

商家・菓子の店では今の時期にぴったりな体験が始まりました!

「煎餅焼き」です!!味はしょうゆとザラメの2種類があります。
焼き方は意外と難しいんです。気を抜くと焼きむらができてしまいます。


七輪を使って炭火で焼きます。初めは慎重に・・・2秒くらいで裏返すのを繰り返します。

だんだんと生地の表面がぷつぷつ膨らんでいき、今度は我慢して・・・7秒くらい待って裏返すのを繰り返します。


 



好みの焼き色になったら出来上がり!!香ばしい良い香りがします。だいたい4~5分程度誰でもできます。

「煎餅焼き」体験は10月末まで実施予定です。(詳しい日程は演目ごよみをご覧ください)

房総のむらにお立ち寄りの際は、ぜひ菓子の店までお越しください!!(細)




房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、堀割、商家の町並み、上総の農家、むらの架け橋、水車小屋、下総の農家、安房の農家を巡って戻りました。


●キバナアキギリの花は10月8日頃がピークでした。今はセイタカアワダチソウが目立ちます。

●ヒガンバナの葉が出てきました。

●ウバメガシの自生は、北総地域では見ることが出来ません。備長炭(白炭)の原料となる木です。

●ホウキギ(ホウキグサ)の紅葉が始まりました。

●ジュウガツザクラ(十月桜)がほぼ満開で見頃を迎えています。


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月12日(金)の観察に基づいています。 (風)

2018年10月18日木曜日

第40回房総のむら写生コンクール審査結果発表!

第40回房総のむら写生コンクール審査結果

 
「第40回房総のむら写生コンクール」に、多くの作品の応募ありがとうございました。厳正な審査により、今年度の各賞が決定いたしましたので発表します。
 表彰式は11月11日に行いますが、各賞を受賞した作品は「風土記の丘資料館 2階 休憩室」で10月20日から11月18日まで展示いたしますので、是非ご覧ください。
 (風土記の丘資料館 2階 休憩室 展示)



応募総数 257点
  (小学生の部:101点、中学生の部:138点、一般の部:18点)
 館長賞:1点
 友の会会長賞:1点
 金 賞:9点
 銀 賞:18点
 入 賞:43点

館長賞
「龍神」 千葉 篤人(印西市立内野小学校5年)

友の会会長賞
「台車のある商家の風景」 君塚 信宏(栄町)


小学生の部
金 賞
「竹馬おもしろい」 小田島 芽衣(成田市立吾妻小学校4年) 

「夕方に見たピンクの龍」 寺田 会里(成田市立津富浦小学校2年)

「竪穴住居の森」 道本 殊羽(印西市立木刈小学校5年)

銀 賞
「むらとふねとぼく」 こしかわ そら(栄町立竜角寺台小学校1年)

「上総の農家」 篠原 歩夢(成田市立美郷台小学校5年)

「まぼろしの龍」 永山 凛光人(印西市木刈小学校3年)

「龍神」 松元 竜聖(印西市立内野小学校6年)

「昔の家にタイムスリップ」 眞山 凛奈(成田市立美郷台小学校5年)

「天に向かうりゅう」 丸茂 雷亜(成田市立神宮寺小学校4年)

入 選
「龍」 朝倉 楓雅(成田市立吾妻小学校1年)
「青空いっぱい昔遊び」 菊池 史衣(成田市立神宮寺小学校3年)
「人げんとお友だちになったりゅう」 木村 珠希(成田市立久住小学校2年)
「農家のたたずまい」 齊藤 くるみ(印西市立木刈小学校 5年)
「今にも雷にうたれそうな龍」 佐藤 陸(印西市立木刈小学校6年)
「昔の町並み」 竹内 妃夏(印西市立平賀小学校6年)
「かずさののうか」 たけだ あいり(栄町立安食小学校1年)
「鳥居」 永野 恵斗(成田市立久住小学校6年)
「玉をたべるりゅう」 中野 維斗(成田市立吾妻小学校2年)
「ろうそく屋」 長濱 有紗(印西市立本埜第二小学校3年)
「天高くのぼった龍」 中村 虹美(栄町立安食小学校6年)
「天空の龍」 橋本 龍一郎(栄町立安食台小学校3年)
「自然にかこまれたぶけやしき」 檜垣 憲由(成田市立久住小学校4年)
「空を飛ぶ龍」 松本 将太朗(成田市立久住小学校1年)
「夏の古民家」 宮原 遙華(印西市立木刈小学校4年)
「雨を降らす龍」 本宮 大輔(成田市立久住小学校6年)
「龍伝説」 山田 那優(印西市立木刈小学校6年)
「空がうつる印旛沼」 湯浅 由莉(印西市立平賀小学校6年)
「りゅうのさいごの力」 若松 勇斗(印西市立木刈小学校2年)


中学生の部
金 賞
「誰も知らない龍。」 小川 香夏(八街市立八街中学校3年)

「龍」 土橋 世里奈(八街市立八街中学校3年)

「畑の中の上総農家」 福田 結香(佐倉市立佐倉中学校2年)

銀 賞
「ファンシー」 小嶋 みえ(八街市立八街中学校3年)

「龍」 佐藤 雅紀(八街市立八街中学校3年)

「龍」 白石 凪(八街市立八街中学校3年)

「嵐」 鈴木 勇俊(八街市立八街中学校3年)

「龍」 早川 芽唯(八街市立八街中学校3年)

「小さいけれど位は高いと叫びたい。」 松嵜 旭姫(八街市立八街中学校3年)

入 選
「天神龍」 青木 涼太(八街市立八街中学校3年)
「白龍」岩本 翠依(八街市立八街中学校3年)
「『龍』」 小原 悠水南(八街市立八街中学校3年)
「龍」 金杉 愛夢里(八街市立八街中学校3年)
「龍」 黒瀨 心愛(八街市立八街中学校3年)
「やさしい龍」 千坂 琴音(八街市立八街中学校3年)
「龍」 土屋 慧(八街市立八街中学校3年)
「「龍」」 西本 葵(八街市立八街中学校3年)
「龍」 日暮 花子(八街市立八街中学校3年)
「リュウ」 平安 恵(八街市立八街中学校3年)
「龍」 深井 みのり(八街市立八街中学校3年)
「雷雲の魂」 松尾 莉瑚(八街市立八街中学校3年)
「龍の絵」 松元 美優(八街市立八街中学校3年)
「荒れる龍如く雄々しく」 松本 睦生(八街市立八街中学校3年)
「黒竜」 山﨑 萌(八街市立八街中学校3年)
「龍」 湯浅 鈴菜(八街市立八街中学校3年)


一般の部
金 賞
「上総の農家」 小野 昭(八千代市)

「房総の村美人」 中村 政敏(八街市)

「むらの田んぼ」 良知 章男(佐倉市)

銀 賞
「上総の農家」 井上 岳彦(八千代市)
 
「名主の館」 大矢 智(酒々井町)

「むらのまつり」 神﨑 雅男(香取市)

「護り」 篠原 重男(鎌ケ谷市)

「エネルギー力で元気」 鈴木 安子(旭市)

「時流」 永井 克巳(印西市)

入 選
「春の御子神家住宅」 飯島 順(富里市)
「安房の農家」 大川 修(匝瑳市)
「春の日差しを背に受けながら」 鎌形 昇(香取市)
「光と影のMusée(ミュゼ)」 神崎 昴(栄町)
「岩屋古墳へ行く道」 神﨑 雅男(香取市)
「旧学習院初等科正堂」 鈴木 俊秀(船橋市)
「昇り舞う龍」 鈴木 安子(旭市)
「古墳広場」 寺西 幹江(栄町)

(各賞別五十音順)