2014年8月24日日曜日

房総のむらの花だより

 
 本日も資料館を出発し、上総の農家の田んぼ→上総の農家→武家屋敷→資料館を巡るコースです。
●田んぼ手前の辺りでは、クズの花が増えてきました。昔は根から葛粉をとったものですが、今では少なくなったようです。
●タカサブロウが田んぼの隅で咲き始めています。
●炭焼き小屋の周辺では、ワレモコウの赤色が見事です。シラヤマギクの花がもうすぐで開花しそうです。今年は沢山の花が見られそうで、今から楽しみです。
●上総の農家の畑で、アオイ科のオクラ、トロロアオイ、ワタの花の比較ができました。
●堀割の岸辺では、オトコエシ、オミナエシ、キキョウ、タマスダレが見頃を迎えています。
●堀割広場から資料館への戻る道際では、キツネノカミソリの群落が見事です。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月22日(金)の観察に基づいています。  (風)

2014年8月20日水曜日

子ども神輿さんもおつかれさまでした!

 8月16・17日は、「むらの縁日・夕涼み」を開催しました。多くのお客様にご来館いただきまして、誠にありがとうございました。
 実は、毎年この「むらの縁日・夕涼み」の2日間だけお客様の前に現れるのが、写真の「子ども神輿」です。この神輿は、全て職員の手作りで、代々受け継がれてきました。
 綺麗に飾り付けられた神輿は、まつりを盛り上げる為、法被を着た子どもたちに担いでもらい商家の町並みを練り歩きます。

 1日目(8月16日(土))は、突然の雨の為に 泣く泣く「子ども神輿」を中止したのですが、2日目(8月17日(日))は「ワッショイ!ワッショイ!」と元気にお神輿を担ぐ子どもたちの声に、町並みが一層賑やかになりました。

そんな大役を終えた「子ども神輿」を、気温34度の中、男性職員5名が大粒の汗をかきながら丁寧に倉庫にしまってくださいました。

子ども神輿さん、今年も2日間お疲れ様でした。
そして、子ども神輿にご協力くださった皆さん、ありがとうございました。(ha)

2014年8月19日火曜日

キラキラ光る「ヤマトニシキ」

 今日の上総の農家の風景。
 「ヤマトニシキ」という背の高い品種の稲を刈り取り、天日干しにしています。
 穂が出る前の青い状態で刈り取るため「青刈り」と呼ばれ、これをキレイに乾燥させて、年末のお正月飾り作りに使用します。
 庭先でキラキラ光る青い波!丁寧に並べるのは一苦労ですが、とっても綺麗です♪
 今日は、研修にいらした成田市立久住小学校の先生お二人にも暑い中お手伝いいただきました!ありがとうございました。
 12月にはこれらの稲わらを使った「正月のお飾り作り」体験がございますので、是非ご確認ください。http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/search.html#a
 明日もこの風景が見られるかも・・・!?(は)

房総のむらの花だより

 本日も相変わらずの高温多湿の日でしたが、時折吹く風のため、多少ですが気持ち良く観察会ができました。
 資料館を出発し、上総の農家の田んぼ→上総の農家→武家屋敷→堀割広場→資料館を巡るいつもの観察コースです。
●資料館への連絡通路脇では、オニドコロの実が大きくなっています。今だと熟す前の状態が観察できます。
●田んぼ手前の池の周りでは、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキの花が目立つようになりました。
●炭焼き小屋の近くでは、サジガンクビソウ、ガンクビソウ、コヤブタバコが生えており、それぞれの違いを良く観察できます。
●同じく炭焼き小屋の周辺で、シラヤマギクのツボミが沢山観察できます。開花が待たれます。
●堀割の岸辺に、オトコエシが咲いています。他にも秋の七草のキキョウ、オミナエシ、オバナ(すすき)が生えています。
●武家屋敷の近くで、タブノキの冬芽を間近で見ることができました。タケノコのような模様でした。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月15日(金)の観察に基づいています。  (風)


2014年8月13日水曜日

房総のむらの花だより

 台風の影響のせいか、蒸し暑さの中での観察会となりました。   
 資料館を出発し、上総の農家の田んぼ→上総の農家→武家屋敷→資料館といったいつものコースをたどりました。
●ウワミズザクラの実は相変わらず色鮮やかですが、地面に落ちた実が目立つようになりました。
●クズの花が咲き始めました。花の香りはブドウジュースの香りと似ています。
●上総の農家の田んぼの水路では、ヤマハッカ・ワレモコウ・ツリガネニンジン・ヒヨドリバナ・コケオトギリなどの花が咲き出しています。
●上総の農家の畑では、トロロアオイとオクラの花が良く似ていることが観察できました。
●キツネノカミソリが今週は盛りを向かえています。
●資料館連絡通路近くで、キンミズヒキ(バラ科)とミズヒキ(タデ科)が近い距離で咲いています。「ミズヒキ」と同様な名前ですが科が違います。
●5月に咲いていたウメモドキの花が赤い実になっていました。これからもっと赤くなります。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月8日(金)の観察に基づいています。  (風)

2014年8月3日日曜日

夏休みの自由研究におススメ!藍の生葉染体験!


 暑い日が続きますが、呉服の店では、新鮮な藍の葉が手に入るこの時期限定の「藍の生葉染め」の体験を行っています。
 写真は、コブナグサで先染めした布を使い、緑色に染め、乾かしている様子です。お洋服に合わせやすいように、淡い緑色に染め上げました。約1時間の演目ですが、この体験をもとに、染める素材や植物を変えて実験すれば、立派な自由研究になります。親子そろってご参加ください。(A)

詳細は、こちらをご覧ください→

2014年8月2日土曜日

房総のむらの花だより

 ジリジリと照りつける太陽とジットリとまとわりつく湿った空気を感じながら、いつもの資料館→上総の農家の田んぼ→上総の農家→武家屋敷→資料館の観察コースを巡りました。
●ヤブガラシの花のガクと雄しべが残っているところが観察できました。
●資料館下の池の脇のハンゲショウの群生するそばにキツネノマゴも群生しており、今が見頃を向かえています。
●スズメガヤより小型で花がまばらな、コスズメガヤの小穂を観察しました。イネ科の同定は手ごわいです。
●上総の農家の畑では、夏の作物の花が咲いています。「ハブソウ」と名札のある黄色い花も咲いています。
●キツネノカミソリが咲き始め、これからが楽しみです。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月1日(金)の観察に基づいています。  (風)