2015年3月29日日曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館から武家屋敷までを巡るいつものコースに加えて、4月4・5日に開催する「さくらまつり」で実施する“さくらいろいろガイド”に備え、おまつり広場、下総の農家まで足を伸ばしました。
●ソメイヨシノに先駆けて咲く資料館横のコヒガンは、木のてっぺん付近にチラホラと開花が見られ、ベニシダレザクラは五分咲きです。
●上総の田んぼ手前の池付近のウワミズザクラの枝に、ツボミが目立つようになりました。
●ソメイヨシノのツボミは十分な膨らみを見せています。開花も秒読み状態です。
●おまつり広場では、ジュウガツザクラが咲き続けています。一方、若葉が出ると同時に咲くヤマザクラやオオシマザクラは、まだ葉の方が目立っています。
●茶屋前のシダレザクラのツボミの中から「蕊(しべ):【雄しべ、雌しべ】」がのぞいています。
●むらのあちこちで野草の小さな花が目を引きます。
●良く似ている笹の見分けをしました。
 ・ミヤコザサ(上総の農家横):葉の裏に毛がある。
 ・クマザサ(下総の農家横):葉の裏に毛がない。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。3月27日(金)の観察に基づいています。  (風)

ハクモクレンが見頃です

風土記の丘資料館前のハクモクレンが見頃です。

ハクモクレンの他にもユキヤナギ・トサミズキ・レンギョウ等々、
沢山の花が咲いています。
桜も秒読みの段階ですので散歩などいかがでしょうか?
さくら情報のページも更新しましたので参考にしてください。

http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/sakura/H27/H27sakura-jyoho.html
(マ)

2015年3月27日金曜日

房総のむら開花宣言!


 ついに・・・!
 本日の午後、ソメイヨシノの花を発見しました!待ちに待った「房総のむら開花宣言」です。
 本日は1輪しか確認することができませんでしたが、館内中のソメイヨシノの蕾が、今にも咲き出しそうな様子です。数日のうちに、一気に咲き始めるのではないでしょうか。
 晴れた日は、房総のむらでお花見を・・・♪(は)

写真:おまつり広場、橋のたもとにあるソメイヨシノ
館内のさくら情報:http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/sakura/H27/H27sakura-jyoho.html
「さくらまつり」のご案内:http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/event/20150404sakuramaturi.html

ハナモモ(花桃)

やっと暖かい春が来ました。
桜の開花も秒読み段階になっています。
桜情報はトップページの「さくら情報」からご覧になりチェックしてください。

今日はハナモモの情報です。
おまつり広場では白いハナモモがとてもきれいな花を咲かせています。
すぐそばの赤いハナモモは赤い蕾が段々大きくなってきました。

あまり目立たないところで咲いていますので、分からない時はお気軽に茶店のスタッフに声をかけてください。(マ)





2015年3月24日火曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、武家屋敷を巡るいつものコースで行いました。
●この一週間で、むらの春が一気に進んだ感じです。
●資料館連絡通路では、コウゾリナ、ブタナ、ツルボ等の根生葉が勢いを増してきました。
●上総の田んぼ手前の池では、ガマガエルが春を迎えています。
●カタクリの葉が昨年より多く見られます。
●上総の田んぼの畦は、オランダガラシ、セリ、ワレモコウ、ヒメカンスゲ、ゲンゲ(レンゲソウ)等の野草でにぎわっています。
●炭焼き小屋近くの松に、ヒトクチタケが可愛らしく生えていました。
●上総の農家では、雌雄異株のヒサカキの雌花と雄花の両方が見られます。
●上総の農家の畑周辺では、レンギョウの生垣がこれから見頃を迎えようとしています。
●武家屋敷脇の梅林は今が見頃です。また、トサミズキが開花しています。
●武家屋敷の垣根の土手には、カラスノエンドウやスズメノヤリの花が咲き始めています。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。3月20日(金)の観察に基づいています。  (風)

2015年3月22日日曜日

畑の春

 梅の花、桜の蕾・・頭上ばかりが気になりますが、実は足元にも可愛い花が咲いています。
 写真は、下総の農家の畑に咲いたキヌサヤの花です。
 田畑が耕され、種まきが始まり、房総のむらの農家にも、大忙しの「春」がやって来ました!(は)
 


手作りわらぞうり♪

 本日は、「わらぞうり作り」を行いました。現在では、なかなか見ることのできない“わらぞうり”を手作りします。
 編台に張った縄に藁を編んでいくのですが、写真のように藁を手前にぎゅっと引くときに力が必要です。体験者の皆さんも力いっぱい引っ張って、すてきなわらぞうりを作ることができました♪(ha)




次回の「わらぞうり作り」は…
実施日:4月8日(水)
     10時~12時、13時15分~15時15分
料 金:450円
参加方法:事前申し込み(予約開始日(3月25日(水)9時~)より受付、各回先着2名ずつ)
対 象:小学3年生以上、小学4年生以下は1人に対し1人の引率が必要です。

2015年3月20日金曜日

祝言の料理


 本日20日(金)から22日(日)までの3日間、商家町並みめし屋では「祝言の料理」の展示を行っています。
 千葉県印旛郡栄町で、昭和20年代頃にふるまわれた婚礼の料理を紹介し、当時の家庭で行われていた祝言の情景を再現しています。

 たくさんのお膳が並んでいますが、実際は徐々に運ばれてくるもので、しっかりと順番も決まっています。これだけ豪華で一人分ですから驚きですね。
(y)

2015年3月19日木曜日

昔の町並み探検隊 at 鹿嶋市

 3月15日(日)に「昔の町並み探検隊」を開催しました。
 この探検隊は、房総のむらを飛び出して、江戸時代に栄え今にその歴史を残す町並みや街道、名所を探訪するツアーで、年に2回実施しています。(事前予約制)
 今回は茨城県鹿嶋市を訪れ、鹿島神宮を中心に周辺神社仏閣を見学しました。
 実は、25年度10月の「香取神宮」、26年度10月の「息栖神社」、そして今回の「鹿島神宮」で、2年越しの東国三社詣がついに完結したことになります。ご参加くださったお客様のうち、3名の方がこの探検隊で三社詣を成し遂げられました。(写真前列3名)皆様、ありがとうございました。

 普段何気なく通り過ぎるアノ町に、こんな歴史があったとは・・・。次回は東庄でお会いしましょう。(は)

●次回の「昔の町並み探検隊」のご案内●
日にち:平成27年10月31日(土)
探検場所:東庄町周辺
申し込み:6月2日(火)より受付を開始します。
費用:300円(保険料を含む)

2015年3月18日水曜日

トイレの一部が改善されました。

 「人に優しいトイレ」をめざし、総合案内所総屋一階内及び大木戸前の多目的トイレ(身体障害者対応)に暖房・温水便座がつきました。除菌クリーナーも設置しております。どなたでも御利用になれます。お気軽に御利用下さい。

 今後も,トイレの洋式化を順次進めていく予定です。


2015年3月15日日曜日

房総のむらの花だより

 本日は、自然観察会に備えるため、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、上総の農家の畑脇の梅林を観察しました。
●それぞれの木々の冬芽がだんだんと膨らんできました。
●カタクリが数株芽生えています。
●上総の田んぼの水路に、オランダガラシ(クレソン)が群生しています。
●上総の田んぼの畦は、野草の花盛りです。果実の形が、タネツケバナは「U」の字状に、ミチタネツケバナは「V」の字状になることが観察できました。
●レンゲソウが田んぼの中に沢山生えています。植物の窒素分の栄養素として役立ちます。
ゲンノショウコの葉の斑点は、若葉に生ずる特徴です。
●よしず休憩所先のレンギョウの植え込みのツボミが開花直前状態です。そして、堀割広場のトサミズキは開花が始まりました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。3月13日(金)の観察に基づいています。  (風)

2015年3月14日土曜日

3月15日(日)は、子ども縁日

 
 
 
 









むらでは、梅が満開となっています。明日は、26年度最後の「子ども縁日」を開催します。今回は、厚紙で作る紙とんぼです。紙とんぼは、竹とんぼと違い、紙で簡単に作れて、安全に飛ばすことが出来ます。今回は、作った紙とんぼでキャッチボールのようにパスし合ったり、道具を使って高く飛ばしたりして遊ぶ予定です
日時:3月15日(日)
場所:おまつり広場 料金:100円
時間:10時~12時 13時~15時 (随時受付)
4月以降の「子ども縁日」は、「子どもおもしろ広場」と名称を改め実施させていただきます。詳しくはお問い合わせください。
どうぞご参加下さい。 (本)















 
 

2015年3月11日水曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、いつものコースを大幅に変更して、資料館から旧御子神家住宅方面に向かい、野草園、万葉植物園、ドラムの里の多目的広場、そして総屋から上総の農家の畑脇にある梅林を巡って資料館へ戻りました。
●資料館から旧御子神家住宅へ向かう沿道では、ウグイスカグラ、カマツカ、ウツギ、ノキシノブ等を観察することができます。
しかし、ウメモドキはまだ真冬の時の状態です。
●ナギイカダの花が旧御子神家住宅の垣根で咲いています。“葉の上に花が咲く”珍しい咲き方の植物です。
●野草園は、現在冬枯れ状態です。
●万葉植物園では、イヌビワの実が少しですが残っています。
●ドラムの里の多目的広場の河津桜が咲き始めています。
●梅林は白梅が盛りを迎えています。ジョウビタキの可愛らしい仕草が見られました。
●ナツグミ、アジサイ、ニワトコの冬芽が膨らんで緑色を見せ始めています。ニワトコの花芽は小さなブロッコリーのような形をしています。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。3月6日(金)の観察に基づいています。   (風)

2015年3月10日火曜日

急須作りの実演をしました。


8日、成田市の最高気温は10℃でしたが、風は冷たく、肌を刺すようでした。
瀬戸物の店ではやきもの作りの実演を益子焼の職人さんである原泰弘氏にお願いしています。
今回は急須を製作いただきました。
急須は身(本体部分のこと)・蓋・注口・取っ手・茶こしの5パーツからなります。各パーツを作ったあと、それぞれのパーツを組み立てることで出来上がります。

通常は製作には3日程度かかりますが、今回は2日間で製作していただきました。
店先にろくろを2台並べ、1台は講師がつかい、もう1台は職員が交代でまわしながら、急須をつくる技術の研修をしました。
原講師は指が太いにもかかわらず、作品は太さを感じさせません。
職員も苦闘しながら、なんとか作ることができました。
お茶を飲むのが楽しみです。(I


1日目
①本体となる部分を作っていきます
②縁をつば状にします
③「こて」と呼ばれる道具を使用し、本体部分に膨らみをつくりま  
 す
④本体部分を整えます
⑤つまみを作り出しながら、蓋をつくります
⑥4種類のパーツが揃いました(奥から身・蓋・左が注口・右の3
 つが取っ手)



2日目
⑦ポンスと呼ばれる真鍮製の道具を使い、1つ1つ穴をあけ 茶
 こしを作ります
⑧茶こしができました
⑨本体部分に高台を作り出します
⑩茶こしを本体に取り付けます
⑪注ぎ口をつけます
⑫最後に、取っ手をつければ完成です


2015年3月8日日曜日

上を向いて歩こう(マンサク)

 雨上がりの午後、桜のつぼみを探して上を見上げていると・・・枝の先に錦糸卵!?いいえ、マンサクの花が咲いていました。
 商家の町並みから農家へ向かう三叉路の頭上で、ひっそりと咲いています。
 足元にお気をつけながら、上を向いて歩いてみてください。(は)

2015年3月7日土曜日

房総のむらで「海水浴」・・・?

 

 房総のむらで海水浴・・・? 
 日々暖かくなってはいますが、海水浴にはまだまだ早い。
 
 本日より、トピックス展「小旅行の地 ちば-山中コレクションにみる千葉の海水浴-」が始まりました。
 当館に所蔵する絵葉書(通称「山中コレクション」)の中から、千葉県の海・海水浴に関する絵葉書を展示しています。
 昔の絵葉書に写された海辺の風景が、今はどのような姿をしているのか?ぜひ展示会場で見比べてみてください。(は)

会期:平成27年3月7日(土)~6月7日(日)
会場:風土記の丘資料館第3展示室
料金:無料(ただし、房総のむらの入場券(一般300円・高大生150円)が必要です。)
 

2015年3月6日金曜日

明日は落語会です

         
明日平成27年3月7日(土)は柳家三三(さんざ)師匠を迎え、落語会を開催いたします。年に3回のスペシャルイベントです。
1席目は13時15分から、席目は1430分から上演いたします。江戸情緒あふれる房総のむらで落語を楽しんでみてはいかがでしょうか。(k)



2015年3月5日木曜日

3月8日(日)房総のむらが千葉市青葉の森公園に出張します。


 今週末はあいにくの空模様のようですが、千葉市にある青葉の森公園の芸術文化ホールでは、「東日本震災復興チャリティー祭 第4回 ちば伝統文化の森まつり」が開催されます。甚句や神楽囃子など、郷土芸能保存団体の実演や、野菜や海産物の販売が行われる中、房総のむらは、12時~15時まで、「竹のタガのキーホルダー」と「畳のコースター」の体験ワークショップを行います。なんと、体験費は無料!マスコットキャラクターのぼうじろーも参加しますが、ぼうじろーに負けないくらい笑顔の素敵な職員も参上します。
 「房総のむらに行こうと思っていたけど、天気が悪いしな…。」と雨の中の外出に躊躇される方や、青葉の森の近くにお住いの方は、ぜひ芸術文化ホールにお越しください。(A)

2015年3月3日火曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、いつもの資料館から武家屋敷までのコースに加え、おまつり広場、下総・安房の農家まで足を伸ばしました。
●上総の田んぼ周辺では、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、オランダミミナグサ、ヒメオドリコソウ等よく見かける野草たちが、勢いよく咲き始めています。
●さらに、田んぼの水路にはオランダガラシ(クレソン)が生えています。ロゼットの葉は丸くなっています。
●上総の農家の横の通路の水たまりで、シジュウカラが水浴びしていました。
●コセリバオウレンの花は終期をむかえ、果実が出来始めました。
●おまつり広場で、ミツバツツジの昨年の果実の中に種子があるのを確認しました。
●下総の農家で、メンバーが持参したオガタマノキの見本と、土蔵脇で前回の観察で所在が判明したカラタネオガタマとの比較を行いました。
●ウメはこれから本番を迎えます。
●戻り道、資料館手前で、キツネノカミソリの葉が芽生えているのを観察しました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月27日(金)の観察に基づいています。  (風)