2014年11月30日日曜日

今日の炭焼き小屋

 炭焼き小屋に、秋がやってきました。小屋の脇の木も黄葉の季節を迎え、辺り一面黄金色の絨毯が敷きつめられています。
 これから3月までは「むらの炭焼き」が続きます。本日は、12月2・3日に火入れをするための薪を、窯の中に詰め込みました。2日には、林の中の煙突から煙が立ち昇る景観をご覧いただけますので、是非お立ち寄りください。なお、炭出しは1月31日に行います。(は)

【炭焼き体験】
①2月1日・2日・16日
②3月8日・9日・23日
※体験の予約開始日は12月2日(火)です。朝9時より、お電話にて受け付けます。
 
 
 

またも野鳥が展示を見学


風土記の丘資料館に野鳥がやってきました。

 1階の常設展を一通り見て回り、階段を上がって2階の展示回廊でしばらく羽を休めていました。ケースの中の黒曜石の旧石器が気に入ったらしく、興味深そうにじっと見ていました。
 その後、2階の特別展「もめん」の中に入ってきて、機織り見本の額の上で展示品を見回し、ぐるりと一巡して去っていきました。
 
 

 この鳥はジョウビタキです。そういえば、春にも2階の展示室を見学していった野鳥がいましたが、同じ鳥だったのでしょうか?(ori

2014年11月24日月曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察コースは、資料館から上総の農家の田んぼ、上総の農家、武家屋敷を巡るいつものコースです。
●上総の農家の田んぼでは、センボンヤリの冠毛が見頃です。
●竹林の坂周辺の日当たりの良い場所で、春の野草のオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、クルマムグラ、ミゾカクシ等の葉が、元気でいる様子が観察できます。
●ブナの黄葉が見頃です。リョウブ、アカシデ、トウカエデ、イチョウ等の葉も綺麗に色づいています。
●上総の農家では、早春に咲くロウバイのツボミが膨らんできています。
●武家屋敷北側では、タイワンホトトギスの花がまだ盛んに咲いています。また、生垣でカマキリの産卵シーンを目撃しました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月21日(金)の観察に基づいています。  (風)

2014年11月22日土曜日

むらの紅葉

むらの紅葉は始まったばかりです。



一本の木でのグラデーションや
一枚一枚の葉っぱのグラデーションも楽しめます。


 
 


きれいに紅葉する木が少ない房総のむらですが、今、掘割のもみじは見頃になっています。



 
茶店近くのもみじはまだまだですが、紅葉するととっても綺麗になると思います。
 
明日11月23日(日)は「地域感謝の日」で、千葉県にお住まいの方と、勤務地が千葉県の方は入館料が無料になります。
是非御来館いただき、紅葉とイベントをお楽しみください。
お待ちしております。(マ)
 
     
 
 


2014年11月20日木曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察コースは、下総の農家の田んぼ、水車小屋、下総・安房の農家まで、足を伸ばしました。
●スイカズラの実を資料館連絡通路脇で見つけました。来春は、花を確認しようと思います。また、サルトリイバラの実が見頃を迎えています。
●上総の農家の田んぼでは、センボンヤリの冠毛が開いてきました。
●上総の農家の周りでは、ロウバイの花芽が膨らんでいます。また、ヒイラギの花が咲いています。
●下総の農家の田んぼ周辺では、シロダモ、ムラサキシキブの実が見頃です。
●下総・安房の農家の周辺では、コムラサキ、ナワシログミの実が見頃です。
●おまつり広場の周りでは、ジュウガツザクラが沢山咲いています。
●武家屋敷の北側では、タイワンホトトギスが沢山咲いているのが観察できます。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月14日(金)の観察に基づいています。  (風)

2014年11月15日土曜日

えびす講の料理とはなんだ




 
旧暦1020日は、えびす神をまつって1年の商売繁盛を感謝する日です。
この日は早めに店をしまい、えびす・大黒にお膳を供えるとともに、公人や家族、親戚が集まって食事をいただきました。この日だけは無礼講が許された楽しい一日でした。房総のむらでは佐原の二軒の商家の供え物を再現しています。
献立は店によっていろいろですが、白米のお高盛りのご飯と生魚を供えることは、広く共通して行われていました。1116日まで、房総のむら「めし屋」で展示しています。(本)

2014年11月9日日曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察コースは、資料館から武家屋敷までのいつものコースです。
●草木の実が色づいています。特に、上総の農家のムベの紫色が目を引きます。
●資料館連絡通路のそばでは、フユノハナワラビの立派な胞子葉が観察できます。
●上総の農家の田んぼ手前の池のそばでは、雌雄異株のハマヒサカキの雌花と雄花と実を揃って観察することができます。
●上総の農家の田んぼ周辺で観察できた、チヂミザサの小さな花が意外と綺麗でした。
●竹林の坂で観察できたキッコウハグマは、日当たりの関係で、閉鎖花のまま終わりそうです。
●上総の農家では、ツルウメモドキの実の皮がむけて、綺麗なオレンジ色の実が顔を出しています。これから見頃となります。
●上総の農家の畑のそばでは、ビワの花が咲き始めています。
●これからの季節は、冬芽に注目です。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月7日(金)の観察に基づいています。   (風)