本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家・畑、堀割、資料館連絡通路を観察しました。
●シラヤマギクのツボミが膨らみ、ツリガネニンジンは咲き始めています。
●秋のアザミのひとつのノハラアザミが咲き始めました。
●イノコズチには、ヒカゲイノコヅチとヒナタイノコズチがあります。ヒカゲイノコヅチの方がごつい感じがします。
●カラスビシャクのムカゴは、葉柄の途中や葉の付け根に出来ます。葉が萎れると地面に落下し発芽する方法で増えます。畑の強雑草のひとつです。
●花が萎れて赤くなるのがメマツヨウグサ、黄色のままなのがマツヨイグサです。上総の農家の花壇で両方観察できます。
●コミカンソウの下部の葉腋に雌花が咲いていたものが果実になりました。上部の葉腋には雄花が咲きわけるので果実は出来ません。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月23日(金)の観察に基づいています。(風)
2019年8月28日水曜日
2019年8月22日木曜日
房総のむらの花だより
本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家・畑、商家の町並み、堀割、資料館連絡通路を巡りました。
●キツネノカミソリは開花数が増えてきました。
●よく似た両者には、こんな違いがあります。
キンミズヒキ⇒雄しべが約12個、花びらの幅が広い
ヒメキンミズヒキ⇒雄しべが5個、花びらの幅が狭い
●上総の畑では作物の花がいくつも咲いています。
オクラ、ホウキギ、ナタマメ、ササゲ、ゴマ、ラッカセイ、ナス、ニラ
●上総の農家の庭では、仏花用などの草花が沢山咲いています。
ヒャクニチソウ、センニチコウ、ケイトウ、ノコギリソウ、カクトラノオ、ミソハギ、コムラサキ
ソバの花も咲いています。庭でソバの乾燥作業をする際に、こぼれた種から咲くのだそうです。
●堀割広場脇のクサギの花がきれいに咲いています。
●ガマズミの果実が色づき始めました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月16日(金)の観察に基づいています。(風)
●キツネノカミソリは開花数が増えてきました。
●よく似た両者には、こんな違いがあります。
キンミズヒキ⇒雄しべが約12個、花びらの幅が広い
ヒメキンミズヒキ⇒雄しべが5個、花びらの幅が狭い
●上総の畑では作物の花がいくつも咲いています。
オクラ、ホウキギ、ナタマメ、ササゲ、ゴマ、ラッカセイ、ナス、ニラ
●上総の農家の庭では、仏花用などの草花が沢山咲いています。
ヒャクニチソウ、センニチコウ、ケイトウ、ノコギリソウ、カクトラノオ、ミソハギ、コムラサキ
ソバの花も咲いています。庭でソバの乾燥作業をする際に、こぼれた種から咲くのだそうです。
●堀割広場脇のクサギの花がきれいに咲いています。
●ガマズミの果実が色づき始めました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月16日(金)の観察に基づいています。(風)
2019年8月20日火曜日
親子で楽しむ「太巻き寿司教室」
8月17日(土)、18日(日)の2日間「親子太巻き寿司教室」をおこないました。
千葉県の郷土料理である「太巻き寿司」を親子で気軽に楽しんでもらうため、夏休み期間中に実施しているものです。
太巻き寿司は切り口が全て同じ柄になる巻き寿司で、難易度が高いのでは?と思う方もいると思います。中にはバランスを取るのが難しい柄もありますが、この「親子太巻き寿司教室」では、とても簡単な柄を巻いて頂きますので、お子様でも失敗することなく出来上がります!!
太巻き寿司「さざえ」 |
みんなで巻いている様子 |
上手にできました!! |
「親子太巻き寿司教室」は今週、8月24日(土)と25日(日)にも実施します。体験は予約制となっております。まだ若干名空きがありますので、ご興味のある方は房総のむらまでご連絡ください!
実施日:8月24日(土)・25日(日)
対象: 5歳以上 (※包丁を使用します。小学生以下は引率者の補助が必要です)なお、大人のみの参加はご遠慮頂いております。
時間:10:30~11:30、13:30~14:30(各回1時間程度)
体験費用:400円
夏休みの思い出にいかがでしょうか?ご参加お待ちしております!(細)
房総のむらの花だより
資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、下総の田んぼ、水車小屋前の道、茶店裏の坂道、武家屋敷、商家の町並み、堀割、資料館連絡通路を巡り観察しました。
●キツネノカミソリは先週と同じくらいの咲き方で、まだ少なくこれからもっと増えるでしょう。
●資料館脇のオミナエシ(自生)の花が開き始め、堀割の岸辺では、オミナエシとオトコエシが並んで咲いています。水車小屋裏のオトコエシは園路から遠くで咲いています。
●ヤマハッカやキツネノマゴが咲き始め、アキカラマツ、オトギリソウ、アキノタムラソウ、ヒヨドリバナ、ヒヨドリジョウゴなどは引き続き咲いています。
●クサギの花が咲き始めました。花は良い香りがしました。
●オニドコロの雄花は上に向かって咲き、雌花は垂れ下がります。ヤマノイモも同じです。
●秋の七草のひとつ「クズ」の花が咲いています。花はブドウのようないい香りがします。
●和紙を漉くときに使うトロロアオイの花が「紙の店」前の鉢植えで咲きました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月9日(金)の観察に基づいています。 (風)
●キツネノカミソリは先週と同じくらいの咲き方で、まだ少なくこれからもっと増えるでしょう。
●資料館脇のオミナエシ(自生)の花が開き始め、堀割の岸辺では、オミナエシとオトコエシが並んで咲いています。水車小屋裏のオトコエシは園路から遠くで咲いています。
●ヤマハッカやキツネノマゴが咲き始め、アキカラマツ、オトギリソウ、アキノタムラソウ、ヒヨドリバナ、ヒヨドリジョウゴなどは引き続き咲いています。
●クサギの花が咲き始めました。花は良い香りがしました。
●オニドコロの雄花は上に向かって咲き、雌花は垂れ下がります。ヤマノイモも同じです。
●秋の七草のひとつ「クズ」の花が咲いています。花はブドウのようないい香りがします。
●和紙を漉くときに使うトロロアオイの花が「紙の店」前の鉢植えで咲きました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月9日(金)の観察に基づいています。 (風)
2019年8月17日土曜日
左官の技を手軽に体験「光る漆喰(しっくい)だんご」作り
房総のむらでは年1回、左官の仕上げの技を応用した「光る漆喰どろだんご」の体験を行っています。今回指導してくださる木村光博氏は、香取市を拠点に、県内の文化財の修復工事をはじめ、一般住宅の外構工事なども行っています。
木村光博氏 |
漆喰どろだんごは、砂・消石灰・スサ(藁を細かくしたもので、つなぎのためのもの)を混ぜ、核を作ります。このだんごの表面には漆喰が塗られていて、写真ではわかりにくいですが3層でできています。このあと、ノロを塗ることで4層になります。
漆喰だんごの断面の様子 |
このだんごにノロ(色粉と水を混ぜたもの)を漆喰の上に薄く塗っていきます。これを瓶でひたすら磨いていきます。ノロを塗っては磨いていくの繰り返しです。
この工程は左官の技の1つ「磨き」という技法を簡易的に体験しています。「磨き」は左官技術の中でも最高で、手間がかかるだけでなく、材料の入手経路や、石灰の配合も職人によって様々です。壁に「磨き」をすることで、顔が映るほどになり、光沢も出ますが、現在では全国でも数少ない職人ができる技術で、古い土蔵などで今でも一部残っています。
漆喰はお城や寺社などで見かける白い壁のことですが、表面を白くするだけでなく、鏝を使って立体的に表現することもできます。
管理棟の天井部分です。ロケ写真館で見ることができます。 |
漆喰の白は石灰で作られます。石灰は国内で自給できる数少ない資源の1つとされています。国内で石灰を1番使うのは鉄を作る際に使われますが、このほかにもパンやこんにゃく、ソーセージなどにも含まれています。最近では鳥インフルエンザが発生した後処理では必ず石灰が消毒用として撒かれる映像がたびたび流れています。
石灰はわたしたちの生活に身近にあって、古代から、現代まで使われ、応用が利く素材です。
今年10月に予定している「左官の技」ではそんな石灰に焦点をあて、体験を進めていこうと考えています。(I)
上総・下総の農家では稲の青刈を行いました。
上総・下総の農家では、ヤマトニシキの青刈りを行いました。
青刈りしたヤマトニシキは、1、4mほどまで丈が伸びていますが、コシヒカリやホウネンワセなどから比べると丈が高く、穂が出始めるこの頃に刈り取ってしまいます。
ヤマトニシキは、正月の注連縄(しめなわ)に使われます。また、丈があるので手工芸に向いています。
刈り取ったヤマトニシキは、2~3日で乾燥します。上総の農家では駐車場の一角で、下総の農家では安房の農家との間の園路や主屋にて天日干しをして乾燥させます(カビの防止)。
本日は、非常に熱く下総で天日干しの場所で計ったら、46度ありました。職員は暑さに負けじと頑張っていました。(ひ)
青刈りしたヤマトニシキは、1、4mほどまで丈が伸びていますが、コシヒカリやホウネンワセなどから比べると丈が高く、穂が出始めるこの頃に刈り取ってしまいます。
ヤマトニシキは、正月の注連縄(しめなわ)に使われます。また、丈があるので手工芸に向いています。
下総の農家のヤマトニシキ刈り(上) 主屋前の庭にて天日干し(下)
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本日は、非常に熱く下総で天日干しの場所で計ったら、46度ありました。職員は暑さに負けじと頑張っていました。(ひ)
2019年8月15日木曜日
音のシャワー~稲荷境内ほかでの風鈴の展示~
稲荷境内をはじめ、商家の町並みでは「風鈴の展示」を行っています。風鈴はガラス・陶器で出来た外側の「外身(そとみ)」、「外身」にあたり音を出す「舌(ぜつ)」、「舌」を揺らす「短冊」の3つの部分から出来ています。
風鈴は古くは、「災厄が起きないように」と使われていた風鐸(ふうたく)が、江戸時代に、形や音を個人で楽しむものと変化したものです。
江戸時代の風鈴は全体を赤く塗られ、対となる絵柄が書かれています。赤は災いを防ぐ色とされ、魔除けの意味があったからです。また、「チリンチリン」という音で邪気を払うとも考えられていたようです。
現在は、夏のひとときを涼しく過ごすための道具として、ガラスのほかに鉄や炭などの材質も使われています。稲荷境内の風鈴の中には、ぼうじろー風鈴も飾ってあります(少し太ってしまいましたが・・・・・)。
ぜひ、風のある時間に稲荷境内にお越しください。重なる涼しい音を楽しむことができます。(い)
稲荷境内の風鈴 |
赤い風鈴(左)とぼうじろー(右) |
現在は、夏のひとときを涼しく過ごすための道具として、ガラスのほかに鉄や炭などの材質も使われています。稲荷境内の風鈴の中には、ぼうじろー風鈴も飾ってあります(少し太ってしまいましたが・・・・・)。
ぜひ、風のある時間に稲荷境内にお越しください。重なる涼しい音を楽しむことができます。(い)
2019年8月12日月曜日
むらの縁日・夕涼み
2019年8月3日土曜日
房総のむらの花だより
本日は、資料館を出発し、上総の林の中道、上総の農家、むらの架け橋を渡り茶店裏の坂、草木の観察路、下総の農家、水車小屋前の坂を巡り、最後に資料館連絡通路を観察しました。
●ヤマユリはそろそろ終わりに近づきましたが、代わってキツネノカミソリが咲き始めました。水車小屋前の道脇に多く見られました。
●キンミズヒキ、アキノタムラソウ、アキカラマツ、ヒヨドリジョウゴ、ヌスビトハギ、オトギリソウなど夏から秋へかけての野草が咲き始めています。
資料館脇にはオミナエシが自然に生えました。
●ドクダミの花はすでに終わっていましたが、よく見ると小さな果実が房状にかたまって出来ていました。
●サジガンクビソウとよく似たガンクビソウは、よく枝分かれし花の時期には根生葉は無くなります。
●コナラやシラカシの小さなドングリが出来、アカシデやハマナス、トチノキ、マユミにも果実が実りました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月2日(金)の観察に基づいています。 (風)
※自然観察会のお知らせ
自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
8月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時 : 8月18日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前
○今月のテーマ : 「オクラ・トロロアオイ・ワタ -よく似た花を比べます- 」
○参加費 : 無料(むらの入場券必要)
●ヤマユリはそろそろ終わりに近づきましたが、代わってキツネノカミソリが咲き始めました。水車小屋前の道脇に多く見られました。
●キンミズヒキ、アキノタムラソウ、アキカラマツ、ヒヨドリジョウゴ、ヌスビトハギ、オトギリソウなど夏から秋へかけての野草が咲き始めています。
資料館脇にはオミナエシが自然に生えました。
●ドクダミの花はすでに終わっていましたが、よく見ると小さな果実が房状にかたまって出来ていました。
●サジガンクビソウとよく似たガンクビソウは、よく枝分かれし花の時期には根生葉は無くなります。
●コナラやシラカシの小さなドングリが出来、アカシデやハマナス、トチノキ、マユミにも果実が実りました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月2日(金)の観察に基づいています。 (風)
※自然観察会のお知らせ
自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
8月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時 : 8月18日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前
○今月のテーマ : 「オクラ・トロロアオイ・ワタ -よく似た花を比べます- 」
○参加費 : 無料(むらの入場券必要)
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