2014年7月27日日曜日

房総のむらの花だより

 
 
 梅雨明けのとても暑い日でしたが、いつもの観察コースを回りました。
●夏から秋にかけての花が咲き始めています。
●オトギリソウの花を資料館脇で、今年初めて咲いているのを見ることができました。
●ノササゲの花を今年は沢山見ることができます。
●ヤマユリは今が最盛期です。
●昆虫やカエルを沢山目にするようになりました。
●トンボの種類が増えてきました。上総の田んぼの水路では、オニヤンマが盛んに産卵している光景が見られました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月25日(金)の観察に基づいています。 (風)

2014年7月26日土曜日

合羽摺り「ぼうじろー型」登場

呉服の店「合羽摺り」の体験に、ぼうじろーの型が登場です!当館職員が、デザインをして型紙をほりました。
自分オリジナルのぼうじろーグッズを作ってみてはいかがでしょうか。
合羽摺りの体験日についてホームページの体験カレンダーをご覧ください。(M・O)

展覧会「千葉ニュータウンの昔むかし」開催中

 印西市・白井市・船橋市にまたがる広大な面積の千葉ニュータウン内には、50余りの遺跡が所在していました。この開発に先立ち昭和45年から発掘調査が実施され、平成25年にほぼ終了しました。その調査成果は、約3万年前に千葉県に人が住み始めた旧石器時代から印西牧に代表される江戸時代まで、各時代で多くの成果があがっています。
 風土記の丘資料館では、その成果を多くの方々に知っていただくと同時に、郷土の素晴らしい歴史を身近に感じていただくため7月19日(土)~9月21日(日)まで展覧会を開催しております。
 また、展覧会の一環の事業として7月20日(日)に千葉県教育振興財団文化財センター 栗田則久氏により「千葉ニュータウンの遺跡-古墳時代前期と奈良・平安時代の開発-」と題し、開催しました考古学講座には、多くの方々の参加を得ました。
 是非、夏休み期間を利用して、ご家族で風土記の丘資料館へ足を運んで頂き、郷土の歴史に触れて頂ければと思います。  (風)

2014年7月25日金曜日

「夏休み七宝焼き教室」を実施しました。

七宝焼きとは、金属板に専用の薬をのせ、800℃で焼くことで、ガラス質のもつ独特の色合い、透明感が得られます。もともと、7種類の宝石を表現したことから、「七宝」となったとされています。

今日は小学生6名にご参加いただきました。
体験では、基礎となる銅板を強くするために行う裏引きという作業から、窯入れ、
作品を飾るための板づくりまでを体験していただきます。
親御さんとお子さんが協力してつくる体験です。

皆さん自分で考えたデザインを表現し、素晴らしい作品をつくることができたようです。

夏休み七宝焼き教室は明日26日、明後日27日まで体験することができます。まだ空きがありますので、夏休みの思い出、自由研究にいかがでしょうか。(ya)



2014年7月21日月曜日

古代アクセサリースタンプラリー2014 踏破

 風土記の丘資料館では、古代のアクセサリー作り体験(勾玉・琥珀玉・大珠・鹿角製ペンダント・貝のアクセサリー)に参加するごとに、スタンプがもらえる「スタンプラリー」を実施しています。さらに、同一年度内に5種類のスタンプを集めた方の内、先着50名様に素敵な(?)粗品を進呈しております。
 本日(7月21日)、お父さんと鹿角製ペンダント作りに参加してくれた、茨城県稲敷市立阿波小学校4年生 坂本真悟くんが、今年度第一号となりました。坂本くんは、これからもいろいろな体験に参加したいと言ってくれています。
 皆様も、是非、このスタンプラリーに参加し、踏破し、素敵な(?)商品をゲットして頂ければと思います。  (風)

2014年7月20日日曜日

藍甕もちょっと夏バテ


 先日、藍甕に水で薄く溶いた「水あめ」を与えました。6月は、藍染め体験が続いた上、この暑さに少し元気をなくしたあいこさんとらんこさん(注:いずれも藍甕の名前です!)に、元気を出してもらうための処置です。2枚目の写真は、呉服小間物の店のスタッフの宝でもある、記録ノート。1日2回、温度とPHを測定し記録しています。顔色を見て、手をかけ、愛情を注ぐ様子は、まさに子育てのようです。(A)

※写真をクリックすると大きくなります。

7月21日(日)の藍染入門は、おかげさまで満員となりました。8月は、藍の生葉を使った「藍の生葉染」「藍のうつし染め」を行います。ただいま、参加者募集中!詳しくは、こちら(演目表)をご覧ください。
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/gofuku-ennmokuannai.html

 

房総のむらの花だより

 資料館を出発して上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家、武家屋敷を巡り、資料館へ戻るいつもの観察コースです。雨が今にも降り出しそうな空模様でしたが、降られることなく終了できました。
●資料館連絡通路脇では、ヤマハギ、アキノタムラソウの花が咲き始めています。
●上総の田んぼ手前の池の脇では、チゴザサの花が咲いています。
●上総の田んぼの周りでは、ヒヨドリバナ、オトギリソウ、アキカラマツの花が咲き始め、アケビの実も大きくなってきており、オニドコロの花が沢山咲いています。
●また、田んぼでミゾカクシ、イボクサの葉を見つけました。
●炭焼き小屋の周りでは、オオカモメヅルの花が、まだ咲いています。
●上総の農家前の畑では、ザクロソウ、メハジキ、ニワホコリを観察しました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月18日(金)の観察に基づいています。   (風)

2014年7月13日日曜日

房総のむらの花だより

 今回も通常のコースを巡りました。
●カラスビジャクを資料館連絡通路で見つけました。
●ハンゲショウの葉の白色が緑色に戻っているものがありました。
●上総の田んぼの周りでは、ミツバアケビの実が大きくなってきました。そして、ノササゲの鮮やかな黄色い花が目立っています。
●ウワミズザクラやニガキの色づいた実が地面に落ちています。
●炭焼き小屋へ向かう途中では、アキノタムラソウがポツポツ咲き始めています。ヒヨドリバナはツボミを沢山つけています。
●武家屋敷の周りでは、ヤマボウシの赤い実が地面に落ちています。
●ケヤキの「土用芽」が白く枝の先で輝いています。
●武家屋敷から資料館へ向かう途中に、ウマノミツバの花が見られます。
●ナツアカネがノシメトンボに続いて現れました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月11日(金)の観察に基づいています。  (風)
 

2014年7月10日木曜日

房総のむらの花だより

 今回は通常の観察コース、資料館→上総の田んぼ→炭焼き小屋→上総の農家・畑→武家屋敷を巡るコースです。
●ナワシロイチゴの実が資料館連絡通路を始め、多くのところで見られます。ウワミズザクラの実も色づき始めました。
●イボタノキの実、リョウブの花、ゴンズイの実、アカメガシワの花など、多くの木々が注目です。
●上総の農家では、ヤマモモ・カリンの実が見られます。
●上総の畑では、メハジキの花が咲き、ザクロソウの小さな花が咲いています。また、ガガイモの葉がお茶の木に絡んでいます。
●アキノタムラソウが武家屋敷と資料館の中間地点あたりで咲いています。
●昆虫のルリハムシが、玉虫のように綺麗です。
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以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月4日(金)の観察に基づいています。   (風)

2014年7月6日日曜日

ヤマユリの開花が始まりました

 「まだ咲いてない?いつ頃になるのでしょう?」とお問い合わせが多くあったヤマユリが、おまつり広場から安房の農家に続く階段の上り口の左側に咲いていました。
 白いつぼみを大きくふくらませているものもあり、今週末にはあちらこちらで開花したヤマユリを見つけることができそうです。
 すぐそばのおまつり広場から子供たちが元気に叩く太鼓の音が、ドンドンと聞こえてきました。ヤマユリも、その元気な音にはげまされ、どんどん成長しているようでした。(マ)

※お願い
 たくさんの皆さんにヤマユリの美しさを味わっていただく為にも、大切に見守ってください。

2014年7月4日金曜日

トゲトゲちくちく。紅花満開!

 上総・下総の農家の畑で、ベニバナ(紅花)が可愛らしく咲いています♪(①)
 ベニバナはアザミに似たキク科の植物で、紅色染料や食用油の原料として栽培されますが、房総のむらでは展示用に栽培しています。
 さて、下総の農家「機小屋」では、日々糸染めから機織りまでの作業を行っていますが、先日、研修の一環として「紅餅」を作ってみました。(③)
 紅餅とは、ベニバナの紅を取り出すため、また、花の鮮度を保ったまま出荷するための加工法の一つで、江戸時代には最も一般的な方法でした。
 今回は、100個分の花の花びらを一枚ずつバラし、水で黄色い色素を洗い流し、発酵させ、お餅のように搗(つ)いて、干して・・・やっと完成!(②・③)
 房総のむらへお越しの際には、是非、紅花と紅餅ちゃんにも会いにいらしてください。
 ④は昨年度のベニバナ染めの様子です。※むらのベニバナは使用していません。(は)


 
 草木染の糸を使用した、「機織り」体験はこちらをご覧ください。
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/shimousa-ennmokuannai.html

 体験カレンダーはこちらです。
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/search.html#a





2014年7月3日木曜日

願いごとはなんですか?

明日から房総のむらでは「七夕」の展示が始まります。短冊もたくさん用意しました。みなさんの願いごとはなんでしょうか。是非、短冊を飾り付けにいらっしゃって下さい。(k)

2014年7月1日火曜日

房総のむらの花だより

 資料館から上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家までのいつものコースから、むらの掛け橋、茶屋の左手の坂をとおり、安房・下総の農家まで足を伸ばしました。
・ハンゲショウの葉の白色が全盛を向かえています。
・昔、ハエ取り紙に使用していた毒性の成分を持つハエドクソウが、むらの至る所で見られます。
・炭焼き小屋周辺では、サジガンクビソウが咲き始めました。また、トンボの羽根のようなオオバノトンボソウの花も盛んです。
・上総の農家の畑では、ベニハナが咲いています。畑周辺では、雑草のザクロソウやニワホコリが生えています。
・むらの掛け橋の上では、クリの実の赤ちゃん、色づいたウワミズザクラの実、ネムノキの花、そして昆虫のキリギリスが見られます。
・茶屋の左手の坂の途中では、ヤマホタルブクロ、チダケサシの花が綺麗です。
・下総の農家では、草木染めのレクチャーをスタッフの方から受け、発酵中のベニバナの花びらを見せて頂きました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。6月27日(金)の観察に基づいています。  (風)

房総のむら体験学習キット-縄文土器づくり-キットが利用できます。

  このキットは、縄文土器づくりで一番難しいとされる「文様」つけが簡単にできるように工夫されています。添付写真の中から好きな土器を選ぶと、描かれている文様の種類と必要な器具が選び出せるようになっています。写真のように1の尖り底土器を選択すると押し形文の3と4をつけることになります。次に右の箱中の棒状の施文具の山形文1と楕円文2を選んで転がします。すると文様のついた土器ができあがります。キットの添付資料は耐水性ですので、粘土だらけの手でさわっても大丈夫。簡単に汚れが落ちます。
 現在、学校・教育団体等に貸し出し中です。お問い合わせください。(ori