2020年6月4日木曜日

杉玉作り

酒・燃料の店で当館職員による杉玉作りの実演を行いました。









杉の葉を束ねて球状に刈り込み、酒屋の看板としたもので、
軒先にかけて新酒が出来たしるしとしても用いられました。
新緑の杉玉が見られるのは数週間です。
この時期にぜひ房総のむらへお越しください!!

2020年5月19日火曜日

下総の農家(生活歳時記)

 5月17日(日)に「人形送り」の展示を実施しました。「人形送り」とは、人形にケガレを背負わせてムラの外へ送り流す行事であり、人形は神霊が宿るものとして信仰され人間の身代わりとして悪病災難避けとされていました。人形はケガレを背負っているので最後には川に流したり、火に焼いたりするものが多くみられます。また、稲や麦のワラで作った人形を先頭におし立て、鉦(かね)や太鼓の音に歌の囃子をいれてムラ中を歩き、最後に人形をムラの外へ送り出す形や、人形をムラの境に立てる形も見られます。


 ケガレを背負った人形は恐ろしいものであることから、悪しきものが外からムラの中に入ってこようとするのを防ぐ力があると信じられていました。 
 房総のむらでは、成田市台方(だいかた)の事例を再現しています。

2020年4月30日木曜日

花情報について







館内の「花情報」はこちら(←クリック)に移動しました。
よろしくお願いします。


2020年4月28日火曜日

周辺の犬供養②


栄町安食に続き、栄町須賀の事例を紹介します。
ザガマタには、安食木塚の事例とはまた異なった供養の文言が書いてありました。

新しいザガマタに書かれた文字を見てみると、半紙より下は読めませんが、大日如来の真言と思われる梵字が書かれています。


立てられていた場所は集落の境の道に面したところで、道が交差した所にはみえませんでしたが、明治時代の迅速測図を比較してみると、脇に通る道が農道として使われ、三差路であったことがわかります。
迅速測図

(農研機構農業環境変動研究センター、
歴史的農業環境閲覧システムより)


安食木塚の事例と同様、詳細調査は今後行う予定です。(は)


2020年4月26日日曜日

犬供養

下総の農家(歳時記)

 むらの歳時記で行われている「犬供養」は、現在も房総のむら周辺地域でおこなわれています。今回は、栄町安食の事例を紹介します。


木塚のザガマタ

 この二股の塔婆はザガマタなどと呼ばれています。これは木塚霊園近くの三差路に立てられていました。2月にこの地区の女性講中が立ててたものだといいます。詳細調査は今後行う予定です。(J)

卒塔婆の拡大

2020年4月23日木曜日

下総の農家(生活歳時記)

 4月19日(日)に安産を願って行われる行事の一つ、犬供養の展示を行いました
 犬供養とは、犬卒塔婆(いぬそとば)と呼ばれている二股に分かれた木の棒に供養の文言が書かれ、村外れの道がわかれている場所に立てる行事です。
 犬はお産が軽いのでそれにあやかりたいという考えや犬が軽いお産で死ぬのはただごとではないとして、供養することから犬供養と呼ばれたとされています。
 


 女性たちは、犬塔婆を持ち鉦(かね)や太鼓を叩きながら村外れの道まで行き、犬塔婆を立てます。そして、握り飯を入れた藁で作られたツトッコと呼ばれる入れ物を塔婆に結び付けて、線香を供えます。
 当時のお産の大変さが窺える資料で、現在も行っている犬の日に、神社にお参りすると安産祈願のお守りなどが売られているのは、今も変わらぬ願いであることを示していると思われます。
 房総のむらでは、栄町龍角寺の事例をもとに、供養の文言と梵字を書いた犬塔婆を立てています。(ひ)

 次回は、近隣の事例について紹介いたします。

2020年4月8日水曜日

今日のフデリンドウ

風土記の丘資料館前でたくさん咲き出しました。
花が小さいので見つけにくいのですが、1つ見つかると次々に見つかります。
色々な色合い・大きさ・咲き方をしています。
つぼみが筆先のように見えるのでこの名前が付いたようです。
うっかり踏んでしまいそうな所にも咲いていますので気をつけて歩いてください。
むらで咲く花は大切な山野草なので今のまま残していきたいと思います。
「撮る」だけにして「取る」「採る」ことはせずに、みんなで守っていきましょう。