2018年8月17日金曜日

立秋(二十四節気)蒙霧升降(七十二候)8月18日~22日 「むら」の”お盆”です "ギンヤンマ"に"イトトンボ"

 二十四節気「立秋」の末候の「七十二候」は、「蒙霧升降(ふかききりまとう)」です。まだ、霧が立ち込めるということはありませんが、13日には薄く霧がかかり、”朝日”もその中に白く輝いていました。
 写真は、昨年の12月5日の霧が降りた「商家の町並み」(写真:左)と「農家」の畑に降り注ぐ”光芒”(写真:右)です。
 「上総の農家」の「新箸」の再現展示です。”新箸(にいばし)”とは、旧暦の6月下旬(今年は新暦では8月上旬)に”ススキ”や”カヤ”などの”青い茎”で作った”箸”で、”小麦団子”や”うどん”、”赤飯”などを食べる行事です。再現したのは大網白里市の事例です。刈り取ってきた”ススキ”で家族の分と仏壇に供える”箸”を作り、残りのススキは赤飯、新箸と一緒に仏壇に供えます(写真:右)。朝食に、”ススキ”で作った”箸”で”赤飯”を食べます(写真:左)。
 「房総のむら」の「農家」の「お盆」の再現です。”お盆”は祖先の霊を供養する行事で、正月と並ぶ重要な年中行事です。もとは7月が盆行事月でしたが、明治時代に”太陽暦”が採用されてから”新暦”の7月と8月に行われる地域に分かれました。”お盆”や、いわゆる”新盆”(人が亡くなったから初めて迎えるお盆)の飾り付けも地方で特色があります。「上総の農家」では大網白里市の事例(写真:上左)、「安房の農家」では南房総市の事例(写真:上中)、「下総の農家」では浦安市の事例(写真:上右)の”新盆”ではない”通常”の”盆棚”を再現しています。また、「下総の農家」では”お墓の飾り”(写真:下左)を、「上総の農家」の庭には”高灯籠”(写真:下右)も再現しました。
 「上総の農家」のご先祖様の霊を自宅に迎える「迎え火」の再現(大網白里市秋葉家)の様子です。来館者の方にも体験していただきました。まず、”お墓”におまいりして、そこで”提灯”に火を入れて(写真:上左)、自宅まで持ち帰ります。門の外では、”藁(わら)”を燃やしてご先祖様が迷わないように道案内をします(写真:中左)。持ち帰った火は、庭先の”高灯籠”に移します(写真:中右)。部屋の入口には、ご先祖様も足を洗うように”水盥”が用意されています(写真:下左)。”盆棚”にも火を移し、お迎えしたご先祖様にお祈りします(写真:下中・右)。めっきり少なくなった、”お盆”に”お墓”から”提灯”に火を入れてご先祖様を連れてくる”迎え火”の再現と体験でした。なお、後日”お盆”の間自宅にとどまったご先祖様は、”送り火”で帰っていただきました。
 「上総の農家」の体験演目「竹のぶんぶん蝉」です。細い”真竹”に”紙”を貼って”鳴動器”とし、”松脂”を塗った”竹ひご”に引っかけて回すと”ブンブン”と”セミの鳴き声”がします。反対に、”鳴動器”をもって”竹ひご”を回すと”カエルの鳴き声”になります。”昔ながらのおもちゃ”です。8月18日と19日に「上総の農家」で”当日受付”(限定50個)で体験できます。
 真夏の花です。「農家」の畑の”ケイトウ(鶏頭)”は燃えるような真っ赤な赤色で、”ニワトリ”の”トサカ(鶏冠)”のように広がっています(写真:上左)。真っ白な”ニラ(韮)の花の間に、小さな小さな”カタツムリ”がいます(写真:上右)。林の木陰に咲く”キツネノカミソリ(狐の剃刀)”です(写真:下左)。「房総のむら」の入口、「大木戸」の”団十郎”です(写真:下右)。
 三色の”サルスベリ(猿滑、百日紅)”の花です。一般的なのは赤色と白色でしょうか。その中間的なピンク色の花も咲いています。暑い夏を象徴するような花です。

 「下総の農家」の”千成瓢箪”です。形も随分”瓢箪”らしくなり、棚からたくさんぶら下がっています。葉は少し枯れ始めてきました。
 ”ギンヤンマ(銀蜻蜒)”です。”オニヤンマ(鬼蜻蜒)”よりは少し小さいでしょうか。薄緑色と水色の大きな”トンボ”が素早く飛ぶ姿はよく目にしていたのですが、止まらないので撮影できませんでした。連結して産卵しているところをやっと撮ることができました(写真:上)。”チョウトンボ(蝶蜻蛉)”もまだ”ヒラヒラ”飛んでいますが、シッポを大きく上に向けているところもしばしば見かけます(写真:中)。”ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)”もシッポをほぼ垂直に上げていました(写真:下左)。”ナツアカネ(夏茜)”でしょうか。もうすぐ”赤とんぼ”の季節になります(写真:下右)。
 ”イトトンボ(糸蜻蛉)”を見かけました(写真:上、中左)。種の特定はできませんが、「房総のむら」では”アジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)”と”オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)”が多いそうです。黒い大きな”蝶”が飛んきて、”ヒバ”の木の上の方で止まりました。翅の後ろが尾のように伸びていないので”ナガサキアゲハ(長崎揚羽)”ですね(写真:中右)。”タラノキ”には”ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)”です(写真:下左)。変な”ヤツ”もいました。細い枝のような形状で、ほとんど動かない”ナナフシ(七節)”です(写真:下右)。

2018年8月14日火曜日

「むらの縁日・夕涼み」終了

 8月11日(土)・12日(日)に開催された「むらの縁日・夕涼み」は無事に終了となりました。多くの方にご来館していただき、ありがとうございました。
11日には、お昼ごろに大雨が降り、みんなで軒先に避難することとなりました。この影響で、演目の場所の変更や中止等があり、ご迷惑をお掛けしました。
12日も怪しい天気でしたが、結果的に雨は降らず、特別イベントなども無事に行うことができました。





 10月7日(日)・8日(月)には、「秋のまつり」が開催されます。
「むらの縁日・夕涼み」とは違った、秋の雰囲気の詰まったまつりとなります。
皆様のご来館をぜひお待ちしております。 (T)

8月14日の きのこ


「むらの縁日・夕涼み」も終わり、夏休み後半です

セミの声も、感覚的なものですが、ツクツクボウシがミンミンゼミより優勢に思います

ここのところ、大気の状態が不安定で、局地的に雨が降ります

そのせいか、古墳群を歩いただけで、何百本というきのこに出会えました

イグチの仲間が多く見られますが、コテングタケモドキ(画像なし)、ベニタケの仲間などが

特に目立ちました(や)

2018年8月13日月曜日

立秋(二十四節気)寒蝉鳴(七十二候)8月13日~17日 ”蜩”鳴いても”ガンガン””ムシムシ”暑い夏 2018”むらの縁日・夕涼み”報告

 七十二候は「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」です。”カナカナ”と鳴く”ヒグラシ(蜩)”ですが、「房総のむら」では当ブログ「夏至 半夏生」(7月2日~)でも紹介したように1か月以上前から鳴いています。調べてみると、”ヒグラシ”は6月末には発生しているそうですが、真昼の暑い時にはあまり鳴かないようで、涼しい”朝夕”(夜中にも)に鳴くようです。
 「大木戸」から入場して正面にある”桜”の木の下に、径が1cmほどの”穴”がたくさん開いています(写真:上左)。そして、その上の”桜”の木や枝、葉の裏にはたくさんの”セミの抜け殻”がありついており、近くには”ミンミンゼミ(ミンミン蝉)”(写真:下左)や”アブラゼミ(油蝉)”(写真:下右)もたくさんいます。そうです、地面のたくさんの”穴”は、”セミの幼虫”が地中から這いでた跡なのです。「房総のむら」は、昼間は”セミの声のシャワー”状態です。
 既に当ブログでも報告がありますが、今年の「むらの縁日・夕涼み」をまとめて紹介します。1日目は、午前中は真夏の太陽が”ガンガン”でしたが、午後に豪雨があり一時はどうなるかと心配しましたがどうにか雨も上がり最後の”打上花火”まで続けることができました。2日目は、薄曇りでしたが湿度が高く”ムシムシ”でした。今年も、猛暑、豪雨の中を大勢の皆さんにご来館いただきました。御礼申し上げます。
 ときおり、当館「房総のむら」のキャラクター「ぼうじろー」も飛来してきます。おかげさまで、当館の”顔”として随分と知られてきたようでとても人気があり、記念撮影にも引っ張りだこです。現在、「ぼうじろー」は、「ミュージアム キャラクター アワード2018」と、あの「ゆるキャラグランプリ」にもエントリーしております。是非、一票を、一日一回しか投票できませんので、是非毎日一票の投票をお願いします。皆様方のご支援だけが頼りです。よろしくお願いします。詳細は、当館ホームページをご覧ください。(「むらの縁日・夕涼み」で配布した”うちわ”にも載ってます)
 今年の「縁日・夕涼み」にも大勢の訪日外国人の方々が来館されて、”昔ながらの日本の縁日・夕涼み”を楽しんでいました。イギリスからのお客様は、”駕籠(かご)”に乗って記念撮影です(写真:左)。隣では、”屋台”で「上総の農家」で作った”麦わらの虫かご”を販売しました。毎年好評なのですが、大量生産はできません。”黄金色に輝く”(自然にやさしい)本物の”ストロー”で作った虫かごです。お求めの方は、”虫かご”ではなく”ランプシェード”や”インテリア”としてのご利用が多いようですので、この日は特別に”豆電球”もお付けしました。あっという間に売り切れました(写真:右)。
 「商家の町並み」の体験の様子です。縁日でも見られる”射的”です(写真:上左)。お子さんに喜んでいただきたいと思っているのが、大人の方も大興奮。「堀割」では、”和船”の体験です(写真:上右)。猛暑のにぎやかな「町並み」の近くですが、”和船”で静かに”涼”を楽しんでいただきました。今年も大人気でした”ほおずき提灯”作りの体験です(写真:下左)。暗くなってくると”灯り”がきれいです。今年も来てくれました。”あめ細工”の「こみちゃん」です(写真:下右)。休む暇なしに、注文に応じて動物などを作っていただきました。お疲れさまでした。
 「商家の町並み」に出された”縁台将棋”です。今年は、例年以上に人気がありました。数々の記録を更新する「藤井聡太七段」の影響でしょうか。1日目、炎天下の中、親子で勝負その結果は、息子さんの勝利、とか(写真:左)。2日目、ご家族で縁台将棋を楽しんでおられました(写真:右)。
 小さな”弓”で”的”を狙う”楊弓”です。小さなお嬢さんたちも挑戦です。お姉さんはほとんど”的中”です。それを見ていた妹さんも狙いを付けて”エイッ”。見事、商品ゲットです。
 「稲荷境内」では、”金魚すくい”(写真:左)と”水ヨーヨー釣り”(写真:右)です。皆さん、”昔ながらの縁日”の雰囲気を楽しんでいるようでした。
 かわいい「むら」の”子どもみこし”の登場です。「房総のむら」の小さな”おみこし”を、子どもたちが担いで「商家の町並み」を練り歩きました。”ハッピ”に”ハチマキ”姿もかわいい子どもさんが、「大きな声で~」の掛け声で、前の子どもさんが”ワッショイ”、続いて後ろの子どもさんも”ワッショイ”。子どもさんは汗だくですが、その様子を撮影するお父さんお母さんも大変です。
 事前のお知らせにもあった「上総の農家」の”焼きとうもろこし”です。今年は、最近の天候の影響で”トウモロコシ”が少し小さめでしたが、「むら」特製の”醤油”を塗って、「むら」の”炭”で焼いた、ちょっと香ばしい”トウモロコシ”です。「下総の農家」では、蒸かした”ジャガイモ”に「むら」特製の”みそ”を付けた”みそポテト”と”麦茶”の食体験です。どちらも、小腹がすいた時にいいサイズなのですが、一度食べると懐かしい味、やみつきになる味、ということで追加でお求めの方もあるなど大変好評でした。
 1日目は、「総屋」の中での公演でしたが、2日目は「総屋」前の木陰で、これまた”昔ながら”の”紙芝居”(写真:上左)です。読み手の話術で、お話を聞かせます。また、”津軽三味線”の演奏も行ないました(写真:上右)。時々、「商家の町並み」には”カッパ”と大きな”天狗様”が現れて、子どもたちを驚かせていました(写真:下左)。「辻広場」の「よしず小屋」に行列ができているのは、”見世物肝試し”です(写真:下右)。「怖かった~」「泣かなかったよ」さて、「小屋」の中ではどんな”肝試し”があったのでしょうか?
 ”夕暮れ”、”逢魔が時”になってきて、「上総の農家」では、「大人向け怪談話」です。”茅葺屋根”の建物の”畳”の部屋での”怪談”です。昔から、”お化け”や”幽霊”などが登場する話は夏の定番になっていますが、皆さんは涼しくなりますか。こちらも定員一杯になる人気でした。
 完全に日が暮れて、暗闇の中に「房総のむら」が浮かびあがります。「商家の町並み」にはオレンジ色の灯りが似合います(写真:上左)。「総屋」前の「よしず小屋」に下げられた提灯も「縁日・夕涼み」の雰囲気を盛り上げてくれました(写真:上右)。「房総のむら」の入り口近くの「管理棟」、再現した「旧千葉県会議事場」もライトアップされ白さが際立ちます(写真:下)。お帰り前に”記念撮影”される方も多い”インスタ映え”の景観です。
 「武家屋敷」の「茶室」の様子です。毎年、「縁日・夕涼み」には趣向を凝らした演出を行っておりますが、今年は”床の間”には「商家の町並み」「細工の店」で「ざる・かご」の指導していただいている「間野政勝」さんが制作した竹で編んだ”行灯(あんどん)”を置きました。”床の間”の壁には、”編んだ竹が作る模様”が映し出されています(写真:下左)。また、”灯り”には、「紙の店」で特別に漉いた”和紙”を”シェード”にした”行灯”を作りました。「武家屋敷」の「門」から、「茶室」の「入口」まで”和紙行灯”でを並べました(写真:下右)。
 ”お点前”の体験をする部屋の中の”灯り”も”和紙行灯”です。普段とは違った雰囲気のなかで、お茶を楽しんでいただきました。体験者の方も「素敵ですね」と。
 ”打ち上げ花火”のよく見える「上総の農家」前の園路に、笑ったり、怒った”人の顔”が浮かび上がっています。これは、「八街駅南口商店街振興組合」様からご協力いただいた”竹行灯”と””が作り出した映像です。”竹の節”をうまく利用した”行灯”ですね。
 「堀割広場」では、”星空映画会”です。1日目は雨天のため実施できませんでしたが、2日目は大勢の皆さんに見ていただきました。映画は、栄町教育委員会の協力で、デジタル映像ではなく昔ながらの”16mmフィルム”での映像をお楽しみいただきました。
 「むらの縁日・夕涼み」の最期を飾るのは、”打ち上げ花火”です。近くに”茅葺屋根”の建物もあり、大きな”花火”は上げられませんが、それでも最後を飾るにふさわしく、”ヒュ~”、”ドーン”と、華々しく夜空にきれいな花が咲きました。まだまだ、暑い夏、”夏休み”も続きます。是非、「房総のむら」で”昔ながら”の”演目”や”体験”、”伝統的な日本の夏”をお楽しみください。体験は、”夏休みの宿題”の参考にもなると思います。これからも来館をお持ちしております。
 「台風13号」が最接近した9日朝に「商家の町並み」の「堀割」に闖入者がありました。”カワウ(川鵜)”です。以前にも来たことがありましたが、頻繁に飛来するわけではありません。台風の強風で飛ばされてきたのでしょうか。「堀割」から岸に上がって激しくは羽根をばたつかせていましたが、その後、飛び去ってしまいました。

2018年8月12日日曜日

「むらの縁日・夕涼み」2日目

本日8月12日、「むらの縁日・夕涼み」2日目、開催中です!
午後からは金魚すくいや水ヨーヨー釣り、射的なども始まります。

また夜には、大人向け怪談話や花火も上がります。


ぜひ、房総のむらにお越しください。


イベント・体験の詳しい情報は
「むらの縁日・夕涼み」
から確認できます!

2018年8月11日土曜日

「むらの縁日・夕涼み」1日目終了


「むらの縁日・夕涼み」1日目、終了しました!
途中どしゃ降りの雨が降ってきてどうなることか・・・と思いましたが、無事、雨も上がりました。
夕方には、子どもたちが元気に神輿を担ぎ、夜には、花火が盛大に上がりました。

明日8月12日は、「むらの縁日・夕涼み」2日目となります。盛りだくさんの体験・イベントが予定されています。
ご来館をお待ちしております!  (T)

「むらの縁日・夕涼み」1日目

今日、明日の2日間、房総のむらでは「むらの縁日・夕涼み」が開催されます。
夏、そして縁日にちなんだ体験、そして特別イベントが盛りだくさんとなっています。


またこの2日間は、閉館時間が20:00となります。
房総のむらの夜の雰囲気もぜひ味わってみてください! (T)



イベント・体験の詳しい情報は
「むらの縁日・夕涼み」
から確認できます!