2013年9月29日日曜日

風船で大賑わい

 本日は、風船(バルーン)パフォーマーのディンゴ氏を講師に迎え、大道芸の体験「おもしろ講座」を開催しました。
 体験者の皆さんは、勇気を振り絞り、恐る恐る風船をひねって・・・素敵な「帽子(ちょんまげ!?)」と「刀」を作りあげました!
 そして体験の後には、ディンゴ氏による華麗なフォーマンス!発泡酒と枝豆、納豆などオモシロ作品を次々と披露してくださいました。
 次回の「おもしろ講座」は、年明け1月26日(日)にチャンバラ体験を予定しています。お見逃しなく!(は)
※写真は、クリックすると大きくなります。

2013年9月28日土曜日

房総のむらの花だより

いつものルート(上総の農家下の水田から,炭焼き小屋,竹林の坂,上総の水田の古墳広場側)を周遊しました(風+管).
《上総の農家まわりの林内》
●キバナアキギリ(上総農家から下った斜面林)~開花している数がふえてきました.
●ボントクタデ(上総の農家下の溜池)~辛くないタデです.
●スズメウリ(炭焼き小屋への階段)~緑色の実が下がっています.実はやがて白くなります.
《上総の水田に秋によく見られます
●ヒヨドリバナ
●コナギ~小さな青い花が半開きに咲いています.農家にとっては厄介な雑草です.
●イボクサ~葉の汁を付けると疣がとれる,ということからの和名です
●アキカラマツ
●タカサブロウ
《イネ科の草本類が古墳広場で咲いています.花の姿がユニークです》
●チヂミザサ
●メリケンカルカヤ
《古墳広場の北側》
●ゴンズイ

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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です.9月27日(金)の観察にもとづいています.
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2013年9月26日木曜日

房総のむら写生コンクール

 先日、房総のむら写生コンクールの応募が締切となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。今年は
小学生の部・・・140点
中学生の部・・・55点
一般(高校生以上)の部・・・20点
計215点の応募がありました。

この後審査会が行われ、入賞・入選作品は10月26日(土)~11月24日(日)に風土記の丘資料館で行う「房総のむら写生コンクール作品展」に掲出いたします。ご応募いただきました方への発表は10月中旬を予定しておりますので、どうぞお楽しみに!(ha)

2013年9月25日水曜日

巡回展―いにしえの世界展―終了

7月27日から開催されていた「―いにしえの世界―四街道市物井地区の発掘ものがたり」が9月23日をもって終了いたしました。入館者総数48,439人でした。ありがとうございました。
 観覧された方々からの質問に、今は静かな町が、何故こんなに栄えていたのか? 物井という地名はどこから来たのか? というのがありました。
 車とJRの現代社会では理解できないナゾが隠されています。それは、印旛沼。かつて印旛沼は霞ヶ浦、手賀沼とつながった大きな内水面でした。古代には「香取の海」とよばれていますが、太平洋から小見川・香取・石岡・土浦・成田・佐倉・柏までつながる船の路でした。佐倉からの支流鹿島川の交通の要地が四街道市物井地区だったのです。物資の運搬が盛んだったことは展示品からわかりますが、地名そのものが古代豪族の物部氏に由来するともいわれています(ori)。
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2013年9月23日月曜日

稲穂まつり2

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【写真】おじゃるず、しんこ細工、ボランティアによる農具解説、南京玉すだれ、獅子舞

稲穂まつり1

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  9月21日(土)、22日(日)は稲穂まつりを開催しました。お天気恵まれ、たくさんのお客様にご来館いただきました。
 秋は、イベントが盛りだくさん。10月には、柳家喬之助落語会(10月6日)、歴史の里の音楽会(13日)、和泉流狂言の夕べ(19日)を開催します。いずれも、チケットを総屋にて販売中です。
 11月には、ふるさとまつり(3日)、地域感謝デー(23日)と、まつりも続きます。行楽の秋、ぜひ房総のむら にお越しください。

 詳しくは、ホームページをご覧いただくか、お電話(0476-95-3333)でお問い合わせください。(A)
【写真】ぼうじろーとチーバくん、九十九里大漁節、松戸万作踊り、和風ジャグリング、縄文ハンター、茶室、時代衣裳変身体験、大木戸

2013年9月21日土曜日

房総のむらの花だより

今日と明日の22日は,房総のむらでは,稲穂まつり,ですね.「古墳広場でゲンノショウコが咲いている」との情報があったので,いつものルート(資料館から上総の農道,途中から炭焼き小屋への坂を上り,武家屋敷裏)を観察した後,古墳広場をまわりました.「実りの秋」と言いますが,春から夏にかけて花を観察してきた植物が次々と実をつけ始めています.先般の雨できのこ類もたくさん見かけられます.爽やかな風の気配とともに秋の花も盛りです.トンボやバッタ,ヒョウモンチョウなどの昆虫もたくさん見受けられました.
●ノブドウ(資料館連絡通路)~実が少し色づいてきました.
●アマチャヅル(上総の溜池前)~実が黒くなってきています.白いラインが鉢巻のようです.
●サワフタギ(上総の田)~青い実が綺麗に色づいています.
●ススキ(炭焼き小屋への坂への上がり口)
●タマゴタケ(炭焼き小屋近く)
●キツネノカミソリ(資料館連絡通路を出て右の道)~実が出来始めています.
●サルトリイバラ(資料館連絡通路を出て右の道)~実がどんな色に変化していくのか,観察するのが楽しみです.
●ネコハギ(古墳広場へ向かう草地)~茎も葉も柔らかい毛でおおわれ,猫の毛のようでした.
●メドハギ(古墳広場へ向かう草地)~今日の一日だけでも,数種類のハギを観察できました.古墳広場は植生が豊かなように感じました.
●ゲンノショウコ(古墳広場)~古墳広場では群生していて見事でした.少し実がつき始めている個体もありました.
●ハナワラビ(古墳広場から水生園への草地)~写真は胞子葉です.
●マントカラカサタケ(番外)~岩屋古墳に接するあたりの道路近くに沢山発生しています.50cmほどにもなる大きな種なのに,長いあいだ学名がなかったのですが,2010年に中国でMacrolepiota detersaという名前がつけられました(風+管).
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です.9月20日(金)の観察にもとづいています.
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2013年9月16日月曜日

房総のむらの花だより(番外)

今日は台風で,すごい風がふいています.●この雨で,また今週も,そろそろ終わりになった夏のきのこと秋のきのこが見られることでしょう.●今日は,房総を代表する,2つのイグチ類をご紹介します.●左:アカヤマドリ.直径15~20cmほどになる大型の種類.夏から秋にかけて,房総半島のコナラの雑木林や,シラカシやスダジイなど,ブナ科の森によくみられます.日本,中国,ロシアなどに分布.●右:ムラサキヤマドリタケ.欧州等に分布するヤマドリタケなどがポルチーニとよばれていますが,この種は,日本のポルチーニの仲間の中で,最も美味とされるもの.すごい色ですが,味はイグチの中で最高という人も.日本や中国に分布するアジアの種類で,中国からイタリアなどに食用として輸出されているようです.生の姿がみたい,というイタリアのきのこ同好会誌に,写真を送ったこともあります.●イグチ類は洋風の食べ方があうようです.オリーブオイルでソテーし,ダシを少し入れたあと,最後にかるくバターをからめ,炊きたてのご飯にまぜると,信じられないような美味となります.●この時期,食べたら1本で死んでしまうドクツルタケなどが,同時に生えているので,野生きのこの利用には,くれぐれもきをつけましょう(風+管).
◎残念ながら,房総のむら,では,きのこを含め,野生の生物の採集を禁じています.
◎今日は雨と風がつよく,写真は数日前に,房総のむらで撮影したものです.
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2013年9月15日日曜日

稲穂まつりのプレゼント作り

                                  
今日は、台風の影響で大雨が降ったり、急に晴れたりめまぐるしいお天気でした。そんななか、9月21日から始まる「稲穂まつり」の準備として、来館者の皆様にお配りする稲穂の束を作る作業を行いました。意外とじっくり見ることのない日本のお米の姿を、お手元に取って観察していただきたい、という思いを込めた企画です。インターンシップの方達にも参加していただき、約1500束が用意できました。21・22日の「稲穂まつり」には、それぞれ750束の稲穂をプレゼントできる計算です。先着順になりますので、皆様ぜひ、おまつり広場に足をお運びください。(み)

2013年9月14日土曜日

9月14日の風景・・・

 秋の足音が近づく房総のむらで、現在7名の大学生がインターンシップ(就労体験)を行っています。
 明日は5日目、最終日です。終了後に、皆さんはそれぞれ何を思うでしょう。将来のことを考える・・・とても難しい事とは思いますが、この5日間で何か掴むものがあれば幸いです。応援しています!
 写真は、左上から時計回りに
①昼休みに、縄ない体験
②木工所にて資料整理
③秋の風景(トンボと稲)
④図書の整理(は)

2013年9月13日金曜日

房総のむらの花だより

毎週お届けするボランティアによる花情報,今回も,資料館~上総の農家~炭焼き小屋~上総の農家畑,付近のものです.ここ数日は暑さが戻ってきていますが,植物からは秋の気配を強く感じました.
●エノキグサ(炭焼き小屋への坂への上がり口)
 ~背丈が伸びて,花を咲かせていました.
●ノササゲ(炭焼き小屋への坂への上がり口)
 ~黄色い花が咲き始めています.
●サワフタギ(炭焼き小屋への坂への上がり口)
 ~実が青くなり始めました.
●ラッカセイ(上総の農家の畑)
~花はわずかでしたが,子房柄(子房と花托との間の部分)が伸びて地中に潜り込みむ様子を観察できました.
●ヒガンバナ(上総の農家横)
 ~花茎が地上に出てきています.お彼岸までもうすぐですね.
●シラカシのドングリ(むらのかけ橋近く)
 ~今年の新しいドングリをたくさん見ることが出来ました.
●道のそこここで,エノコログサの仲間をたくさん見かけました.
●キンエノコロ,アキノエノコロ,エノコログサを比較して観察できました.
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です.9月13日(金)の観察にもとづいています(風+管)
※画像はクリックすると大きくなります.

2013年9月12日木曜日

左官の技体験


下総の農家土蔵の修理を行っている左官職人さん(写真)が、今月末の土曜日に体験指導をして下さいます。土壁ぬりって、簡単そうに見えて、とっても難しいんですよ!是非腕試しにおいで下さい。11月には「しっくい壁ぬり体験」も予定しています。修理中の下総の土蔵では、これまためったにお目にかかれない「曳家」という作業を9/21(土)に予定しています。茅葺きの屋根を帽子のようにスポッと取る、大変珍しい作業です。午前中で作業が終わるそうなので、こちらもお見逃しなく!!

2013年9月8日日曜日

昔のくらしと遊びボランティア


本日は、「昔のくらしと遊びボランティア」に今年度初めて登録された、ボランティアスタッフの最初の活動日でした。

活動の内容は、昔の遊び道具の使い方をお客様に教えること。当館には竹馬やベーゴマなど、若い方にはあまり遊び慣れないものもあります。遊び方を教えてくださる方がいらっしゃると、大変ありがたいですね。次回のボランティア登録は、1月となります。ご興味のある方はホームページをご覧ください。(k)

2013年9月7日土曜日

うなぎの蒲焼き

 商家町並みにある、川魚の店でうなぎの蒲焼き体験を行いました。印旛沼漁協さんから仕入れた大きなうなぎに串打ちをし、七輪の上で焼いていきます。                                                                     地方によって焼き方は様々あるようですが、むらでの焼き方は、白焼き→蒸し→本焼きの工程で行います。                               出来上がった蒲焼きは、肝吸い・ご飯・香物が付き、食べられるようになっております。 
明日(9月8日)も引き続き体験を行いますので、体験に興味のある方は総屋受付またはお問い合わせにて空き状況等ご確認ください。(y)

房総のむらの花だより

毎週お届けするボランティアによる花情報,今回も,資料館~上総の農家~炭焼き小屋~上総の農家畑~武家屋敷付近のものです.

●アオツヅラフジ(資料館連絡通路)~実が青くなってきました。実の中の種を見ました。アンモナイトのような筋が特徴です。
●キンミズヒキ(上総の農家下の池)~むらの中ではヒメキンミズヒキは多く見られますが、キンミズヒキは少ないようです。
●タカサブロウ(上総の農家下水田)~1株きれいに咲いていました。和名の由来:茎を折ると切り口が酸化してすぐ黒くなります。昔、高三郎という人がこれを使って字を書いたことからついた名前といわれています。ほかに、古名のタタラビソウからという説も。
●チヂミザサ(資料館連絡通路を出て右の道)~花が咲き始めました。
●オトギリソウ(炭焼き小屋への坂への上がり口)~今年は数株に花が咲いています。
●ツルボ(上総の梅林横)~開花したものが多くなってきました。
●センボンヤリ(炭焼き小屋への坂への上がり口)~閉鎖花の茎が伸び始めました。
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◎以上は,むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です.9月6日(金)の観察にもとづいています(風+管)
※画像はクリックすると大きくなります。




落花生の収穫体験、はじめました

 今年も、落花生の収穫体験がはじまりました。 千葉県産の落花生は全国的に有名ですが、塩ゆでの落花生のおいしさを知っている人は少ないようです。
 これはぜひ、遠くの知り合いに送ってあげようと安房の農家の畑に赴いたのですが、農家の職員が「日が経つとおいしくなくなるよ。塩ゆでして、冷凍か冷蔵で送ってあげなくちゃだめだよ。」と助言してくれました。生の落花生が出回っていないのは、そういうことだったのかと納得です。
 
 今日一番のお客様は、栄町のおばあちゃんの家に遊びに来ているともき君(5歳)とそのご家族。情報誌を見て、収穫体験を目当てに遊びに来てくれました。

 房総のむらで収穫できる落花生は、お店で買う殻つき落花生より小ぶりですが、塩ゆでしたら一番おいしい大きさだそうです。収穫の仕方は、農家の職員が親切に教えてくれます。(A)

■「落花生の収穫」<安房の農家>
落花生を1人3株(約1キロ)収穫できます。
体 験 日:9月8日(日)、14日(土)、15日(日)、16日(月祝)
時  間:9:30~15:00(所要時間30分)
対  象:どなたでも
料  金:500円(別途、房総のむら入場料が必要です)
参加方法:体験時間内で随時受付(落花生がなくなり次第終了)
そ の 他:雨天延期。持ち帰り用の袋有り。団体での体験申し込みができます。


【写真】上:ともき君とご家族。(ともき君は、下を向いています) 収穫体験は、大人のサポートがあれば、小さいお子さんもお楽しみいただけます。下:落花生は、落ちる花と書きます。黄色い花が咲いた後、ツルのようなもの(子房柄)が土の中にもぐって実をつけます。