2018年8月4日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家と畑から武家屋敷裏を通って戻りました。

●樹木に実った果実が沢山見られます。ガマズミ、カマツカ、エノキ、ムラサキシキブ、エゴノキ、ニガキ、サワフタギ、ツルウメモドキです。
●復元竪穴住居そばに昨年沢山生えていたセンブリは、今年は元気がありません。
●ウツボグサの花が終わり、花穂が枯れました。枯れた姿から「カコソウ(夏枯草)」の別名があります。
 枯れた花穂には炎症にかかわる病に効き目があり、薬の名前は「かごそう」と言われています。
●上総の畑では、作物の花がいくつか見られました。ラッカセイ、ゴマ、ナタマメなどです。
●上総の果樹園前の林に、今年もマンネンタケが生えました。「霊芝(れいし)」という漢方薬になるキノコです。
●上総の田んぼから炭焼き小屋へ上がる道端で、ツボミのあるキッコウハグマを初めて見つけました。
●エビヅルに花が咲き、ノブドウにはツボミが出来ています。両方ブドウ科ですが、ノブドウの実は食べられません。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月27日(金)の観察に基づいています。 (風)    
 


※自然観察会のお知らせ 
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 8月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時 : 8月19日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前
○今月のテーマ : 「落花生と豆の色々」 
○参加費 : 無料(むらの入場券必要)

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