2018年8月18日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家と畑、果樹園を巡って、武家屋敷裏、堀割を経由して戻りました。

●道端の小さな花キツネノマゴが咲き始めました。
●ヒメキンミズヒキの雄しべは5~6個、キンミズヒキの雄しべは10~13個。よく似ていますが雄しべの数で区別できます。
●ヒヨドリバナとアキカラマツの花はチョット似ていますが、葉の形や付き方が異なります。
●ヒカゲイノコズチのツボミが出来ていました。
●ツユクサの花後は、帽子の形の苞が残り、この形から別名「帽子花(ボウシバナ)」と言われています。
●台風直後で、木の葉や枝が沢山落ちていました。コナラとクヌギの若いドングリも沢山落ちていました。また、エゴノキは葉が少なくなり果実が目立っていました。
●オクラの花は上総の畑に、トロロアオイの花は呉服の店裏に咲いています。両者はよく似ています。よく見ると雄しべの先端が、オクラは「平ら」、トロロアオイは「五つに分かれ」ています。
●若いマンネンタケは、棒状になっています。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月10日(金)の観察に基づいています。 (風)  


 ※自然観察会のお知らせ 
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 8月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時 : 8月19日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前
○今月のテーマ : 「落花生と豆の色々」
○参加費 : 無料(むらの入場券必要) 

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