2018年7月27日金曜日

大暑(二十四節気)土潤溽暑(七十二候)7月28日~8月2日 ”ムシムシ”猛暑です ”三三師匠”出演 出土遺物公開事業 豪華な”上総の七夕馬” ”出穂” むらの”ムシたち”

 ”真夏日”、”猛暑日”、”熱帯夜”と暑い日が続いています。七十二候は、「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」です。畑の中を歩いていると、その蒸し暑さ、「たまりません」。しかし、雨がほとんどなく、畑の作物の水やりも大変です。
 上の写真右下の”オミナエシ(女郎花)”は、背も高くなり花も多くなってきて、色も濃くなってきたように見えます。
 同じく1枚目の写真の右下の”ケイトウ(鶏頭)”も大きくなってきました。
 6月21日からの七十二候「乃東枯(なつかれくさかるる)」の時期には、花が真っ盛りだった”ウツボグサ(夏枯草)”ですが、この時期になるってほとんどがやっと枯れました。
 こちらも以前紹介した「上総の農家」の池の”ヒメガマ(姫蒲)ですが、上方の”雄花”は役目を果たし、少しづつ細くなって萎れてきましたが、逆に下方の”雌花”部分は”ソーセージ”のようにだんだん太くなってきました。
 今年一回目の「房総座」を開催しました。今回の出演は落語の「柳家三三」師匠です。今回の演目は、一席目が子どもが”南町奉行”のまねをし、しまいには”とんち”で”奉行”をまいらせる 「佐々木政談」、二席目が”茶の湯”を知らないご隠居さんが”青黄粉”と”無垢の皮”でお茶を点ててふるまう「茶の湯」でした。「茶の湯」は、この”噺”を得意とする「柳家小三治」師匠譲りの軽快な語り口で、すっかり”噺”に引き込まれていました。
 「風土記の丘資料館」では「平成30年度出土遺物公開事業 千葉寺地区の遺跡展「地中の歴史をさぐる」が始まりました。「千葉寺地区」は、千葉市中央区千葉寺町に位置します。発掘調査は、昭和60年から平成11年まで継続的に行われました。今回は、その中から旧石器時代から中世・近世までの出土品を多数展示しております。「房総のむら」「風土記の丘資料館」での展示は、9月24日までです。是非この機会にご覧ください。
 主な展示品としては、旧石器時代の”細石刃と植刃器試作品”、弥生時代の”方形周溝墓”から出土した土器群、また、千葉寺地区は、古代の公道の施設である”駅”に近かったと考えられ、関西地方で作られた土器などのほか、”和同開珎”、”金銅製の鈴”、”帯金具”など地位を示すような出土品も展示されています。
 「上総の農家」の「七夕馬作り」の実演です。茂原市大芝に伝えられた”マコモ(真菰)”などを使った”七夕馬と牛”を作りました。”たてがみ”や”尻尾”は、”マダケ(真竹)”を細く割いて色付けした”繊維”で飾ります。その装飾もあり、これまで紹介してきた”安房の七夕馬”や”下総の七夕馬”に比べかなり豪華です。この”七夕馬”は、自宅用に作られたものではなく、かつては販売されていました。未来に継承したい”房総の七夕馬”です。
 一般の農家に比べるとかなり遅く、昔の暦にあわせて”田植え”を行った「房総のむら」の”稲”も”穂”が出始めました。写真左上の中央の少し暗い部分は、”昔からの種類の稲”を植えた”田んぼ”です。その古い品種の”芒(のぎ)”が長いのが”愛国”です(写真:上右)。先端の針状に尖った”芒”が黒いのは”朝紫”です(写真:中左)。また、食の体験などに使用するために一番多く栽培している”コシヒカリ”も”花”が咲き始めました(写真:中右)。この時期、穂が一番出ているのは、”早生(わせ)”の品種の”ホウネンワセ”です(写真:下)。
 写真は「農家」の作物の花などです。淡い紫色の花は”ゴマ(胡麻)”の花です(写真:上)。”江戸野菜”の空に向かって上向きに実がつく”八房唐辛子”はもう”唐辛子”がかなりできています(写真:中)。「上総の農家」の”ヘチマ(糸瓜)”もかなり大きくなってきました(写真:下左)。支えの竹にツル(蔓)が伸びぶら下がった状態の”ウリ(瓜)”です(写真:下右)
 「下総の農家」の畑の様子です。”アマ(亜麻)”の小さな淡い青色の花です(写真:上左)。「♪亜麻色の長い髪を~」の”亜麻”です。繊維に利用され、その紡いだ糸の色が”黄色みが刈った薄茶色”だそうです。”髪の毛が亜麻色”なんて、綺麗な表現ですね。その隣は、”ヤエナリ(八重生)”です。黄色の花が咲いていますが、既に実も付いています(写真:上右)。この実は、ご覧の通り”豆”で、別名”リョクトウ(緑豆)とも呼ばれ、モヤシの原料(種子)となるものです。真っ赤な実を付けているのは、中国から渡ってきたという”トウゴマ(唐胡麻)”です(写真:中)。別名”ヒマ(”蓖麻)で、”実の中の種子”から”ひまし油”が作られます。”トウモロコシ(玉蜀黍)”も青々とした”モジャモジャ”の”ひげ”が長く伸びています(写真:下左)。この”モジャモジャひげ”は”雌しべ”で、”トウモロコシ”の”粒”の数だけ”ひげ”もあります。最後は、「上総の農家」の”ニンジン(人参)”の花です(写真:下右)。白い小さな花が”ドーム状”に広がっています。右上は、花が咲く前の”蕾”の状態です。
 最近の虫たちです。園路の横の木に”カブトムシ(甲虫)”がいました。やはり、子どもたちにとっては”昆虫の王様”でしょう(写真:上左)。蜜を出す木には、”虫たち”が集まっています(写真:上右)。”オニヤンマ(鬼蜻蜒)”らしい大きな”トンボ”が飛んでいるのは見ていましたが、やっと撮ることができました。水辺近くの薄暗い場所の枝にぶら下がって”ジッ”としていました。”孵化”して間もないのではないかと思います(写真:中左)。前足が赤いので”ヤマクダマキモドキ(山擬管巻)”でしょうか(写真:中右)。”ヤブキリ(藪螽蟖)”は”セミの抜け殻”に興味があるのでしょうか(写真:下左)。こちらは稲の葉の上でよく見かけます”ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)”でしょうか(写真:下右)。
 この時期になると”カマキリ(螳螂)”も大きくなってきました。田んぼの”稲の葉”の上などでよく見かけます(写真:左)。そして、”セミ(蝉)”を捕まえているところもしばしば目にします。写真中央は、今しがた”セミ”を捕まえたばかりのようで、”アブラゼミ”が”カマキリ”の前足で腹を押さえつけられながら、激しく翅をばたつかせていました(写真:中)。写真右は、”セミ”はほとんど動かなくなり、目の下のところがかなりかじられているようです。おそるべし”カマキリ”の”鎌”です。28日(土)は、「子ども里山観察会(里山の虫たち(夏))」です。「房総のむら」には、もっとたくさんの”虫たち”がいますよ。是非、ご参加ください。(台風接近のため「子ども里山観察会」は中止になりました。残念😞。)

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