2018年7月6日金曜日

商家・町並みで七夕飾りをつけました

 商家・町並みでは,七夕(たなばた)の飾りをつけました。七夕とは,五節供(ごせっく)の一つで,7月7日の行事です。この夜,天の川の両側にある牽牛(けんぎゅう)星・織女(おりひめ)星が,年に一度会うといわれています。この星に女性が技芸の上達を祈ればかなえられるといって,奈良時代から貴族の間では星祭(ほしまつり)をしました。これは中国伝来の乞巧奠(きっこうてん)という行事に因んだものですが,日本では,七日盆(盆始め)に当たり,水浴などの禊(みそぎ)をしていました。江戸時代に入ると,現在,七夕に際して行われているように,笹竹(ささたけ)に五色の紙や糸を吊るして軒先にたてるようになったといわれています。

 職員総出で,七夕の飾りを製作し,一つ一つ願いを込めながら,竹に飾りを吊り下げました。
 町並みの他にも,上総の農家・下総の農家・安房の農家,資料館でも七夕飾りをご覧いただけます。この機会にぜひ房総のむらにお越しください。(前)

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