2018年7月6日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の池、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家から上総の農家の畑脇の果樹園、武家屋敷裏、呉服の店を回って戻りました。

●昨年、数年ぶりに花が咲いたハバヤマボクチのこぼれ種から少し離れた所に芽生えがあり、しっかりと1m程の高さに生長していました。目印となるように竹の支えを立てました。
●ナワシロイチゴがあちこちで実をつけています。
●ハリギリにヤツデそっくりの花が咲き、ウワミズザクラの実が強風に飛ばされて、地面に沢山落ちていました。
●上総の農家のホオノキに大きな実が一つ出来ました。
●実に白い綿毛の付いた柳の種は「柳絮(りゅうじょ)」と言われ、風に乗り運ばれます。上総の池のアカメヤナギの実に柳絮の名残が付いていました。
●呉服の店の板壁の蔓は何かとの問い合わせに、確認したところ「ガガイモ」でした。3年前に上総の池で確認された以来でした。刈り取らないで、これから花と実を観察したいと思います。
●ヤマユリが咲き始めました。風土記の丘エリアでの第1号は、強風のため折れてしまったため総屋の一階に飾られました。下総の農家裏の立入禁止区域でも咲き出したようです。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。6月29日(金)の観察に基づいています。 (風)


※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 7月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時 : 7月15日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前 
○今月のテーマ : 「市町村のシンボルツリー(千葉県)」 
○参加費 : 無料(むらの入場券必要)

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