2025年9月14日日曜日

舞台裏

 きのう、今日と「楽しい太巻き寿司」の演目が行われました。

今回は、その下準備をお見せします。

9月の絵柄は「三輪のバラ」で卵をたくさん使う太巻きになります。

そのため、職員は朝から8名分、計24枚もの薄焼き卵作りに追われました。








卵1個の薄焼き卵なので、お箸で引き剥がします。

破けないように繊細な作業のため、当然、失敗もします……。

(職員がおいしくいただきました。)





完成した薄焼き卵たち。




白とピンクのお米を使うので、お寿司用の粉末でピンク色のお米も用意します。





そんな準備のかいもあって、体験者の方には楽しんで作っていただけたかと思います。





明日、15日は太巻き寿司作りの実演です。

どんな絵柄を作るかはお楽しみ。ぜひ見学にきてください!


めし屋店主

2025年9月10日水曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 9月7日

●観察者からのコメント

・資料館裏の階段わきに数株のオミナエシが見ごろです。この場所にはアキノタムラソウなどいくつかの野草が咲いています。

・ワレモコウが資料館裏の広場で咲いています。

・フヨウが武家屋敷の庭で咲き続けています。

・上総の林では花を下から見ると白、上から見ると赤、と紅白のミズヒキが咲いています。

◎オミナエシ(資料館裏の階段わき)◎アキノタムラソウ(資料館裏の階段わき)◎フヨウ(武家屋敷の庭)○◎ヌスビトハギ(上総の溜池前)◎ミズヒキ(資料館への上総の林)◎ワレモコウ(資料館裏の広場)◎へクソカズラ(武家屋敷寄りの堀割の岸)◎ハナトラノオ(上総の農家の庭)○◎センニチソウ(上総の田の小屋近く)

・自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。9月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

○開催日時:9月14日(日)10:30~1時間程度(雨天中止)

○今月のテーマ:「ツリガネニンジンの話」

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。



2025年9月3日水曜日

むらの花だより

自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 8月29日

●観察者からのコメント

 ・武家屋敷の庭でフヨウが咲き始めました。上総の畑ではオクラの花が咲いています。

 ともにアオイ科の植物で、花の雰囲気が似ています。

・サルスベリが長い期間咲き続けています。

・水車小屋前を通る道にスズメウリの小さな花が咲き、小さな実も出来ています。

 実が熟すと、まっ白になります。

・上総の農家の土蔵横のミョウガにつぼみがついていました。

○フヨウ(武家屋敷の庭)◎オクラ(上総の畑)◎サルスベリ(上総の農家の庭)◎キツネノマゴ(下総の田の南詰)◎アメリカイヌホオズキ(下総の田の西詰)◎ミョウガ(上総の農家の庭)○◎スズメウリ(水車小屋前を通る道)○スズメウリ(水車小屋前を通る道)◎ヒャクニチソウ(上総の畑)

・自然観察会のおしらせ
自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。9月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

○開催日時:9月14日(日)10:30~1時間程度
 (雨天中止)

○今月のテーマ:「ツリガネニンジンの話」

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。

2025年8月23日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 8月22日

●観察者からのコメント

・上総の畑で秋の七草のオミナエシが見ごろです。

・上総の林でコバギボウシが咲いていて、アマチャズルの星形をしたとても小さな花  

 も咲いています。

・資料館裏の広場でワレモコウが咲いています。

・武家屋敷の庭のシュウメイギクが咲きだしました。つぼみが沢山あります。

◎オミナエシ(上総の農家)◎コバギボウシ(資料館への上総の林)○キツネノカミソリ(資料館への上総の林)○オトギリソウ(竪穴住居前)◎アマチャヅル(資料館への上総の林)◎ワレモコウ(資料館裏の広場)○ツリガネニンジン(武家屋敷の生垣下)◎サルスベリ(上総の農家の庭)○シュウメイギク(武家屋敷の庭)

・自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。

○開催日時:9月14日(日)10:30~1時間程度(雨天中止)

○今月のテーマ:「ツリガネニンジンの話」

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください

2025年8月20日水曜日

バテる姿は?

 連日、猛暑が続く今日この頃、バテているのは人間だけではありません。

商家町並みを彩ってくれている朝顔たちもお疲れ気味。





こんな暑い中でも、がんばって花を咲かせてくれています。




いつもは元気いっぱいに咲いている朝顔だけに目がいってしまいがちですが、

しおれている朝顔に夏バテしている人の姿を重ねて応援したくなります。

そんな朝顔たちを見られるのも夏のうちだけです。



今日のレシピは・・・

 夏休みも終盤、まだ自由研究が終わっていないお子様に朗報です!

先日から酒・燃料の店では新演目「蝋細工 えび天」が始まっています。

黄色に着色したろうそくを使って、本物そっくりのえび天を作ります。

まずは、しっぽ。自分でオリジナルのしっぽを書いていきます。




お好みで、身に模様もつけられます。




いよいよ、衣付け。慎重にろうそくを水の中に落としていきます。

衣を作ったら身を置いてやさしく包みます。




ザルにあげれば、サクサクとした衣のえび天が完成!




ざるそばとセットで食べたい見た目です。




自由研究に悩んでいるお子様だけでなく、食品サンプルに興味を持たれている親御さん、海外からのお客様へのお土産としてもどうぞ!

夏の「蝋細工 えび天」は今週一杯までです。



2025年8月16日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 8月15日

●観察者からのコメント

・キツネノカミソリの花数が増えました。まだつぼみも沢山あります。

・オクラ(上総の畑)とワタ(下総の畑)の花はよく似ています。おしべ、めしべの形で見分けます。

・下総の農家前の畑の一部が花畑になっています。ケイトウ、ヒャクニチソウ、センニチコウが咲いています。

・むらのかけ橋のたもとでウワミズザクラの実が間近に見られます。


◎サルスベリ(下総の農家の庭)◎キツネノカミソリ(水車小屋前の道端)◎オミナエシ(下総の農家の庭)◎オクラ(上総の畑)○◎ワタ(下総の畑)◎ムクゲ(武家屋敷の庭)○ナタマメ(上総の畑)◎花畑(下総の農家前の畑)◎ウワズミザクラ(むらのかけ橋のたもと)

・自然観察会のお知らせ
自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。9月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

○開催日時:9月14日(日)10:30~1時間程度(雨天中止)

○今月のテーマ:「ツリガネニンジンの話」

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。

2025年8月10日日曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 8月8日

●観察者からのコメント

・水車小屋前の道端でキツネノカミソリが咲き始めました。

・上総の畑で空高く蔓が立ち上がるナタマメは、童話「ジャックと豆の木」のモデルとされたと言われます。きれいな花が咲き、大きな豆もできました。若い莢は福神漬の材料のひとつです。

・下総の田んぼ道にはハキダメギク、ウリクサ、キツネノマゴ、トキワハゼなど小さな野草の花が咲いていて、よく見るときれいです。


観察された場所と植物(◎見頃の花や実など ○今年初めて)

○キツネノカミソリ(水車小屋前の道端)◎ムクゲ(武家屋敷の庭)◎オミナエシ(上総の畑)◎ナタマメ(上総の畑)◎フウセンカズラ(上総の農家の庭)◎ハキダメギク(下総の田んぼ道)◎ウリクサ(下総の田んぼ道)◎キツネノマゴ(下総の田んぼ道)◎トキワハゼ(下総の田んぼ道)

・自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。9月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

○開催日時:9月14日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

○集合場所:総屋前※開始5分前までに集合してください。

2025年8月9日土曜日

気分もVの字!

 夏休みに入り、むらでは各店で親子体験が行われています。

今日、明日、めし屋では「夏休み親子太巻き寿司教室」を実施します。

作る絵柄は「かにさん」


今日はなんと5歳の子が体験に来てくれました!




まずは、チーズかまぼこではさみ作り。それから、かんぴょうで足作りです。

親御さんからは「繊細」と心配そうな声もありましたが、お子さんたちは平然とした顔で作っていました。





パーツができたら、かにさんになるように平らに敷いたお米の上で合体させていきます。





なんとなく形が見えてきましたが、最後まで気を抜かないように。

包丁で切る作業もお子さんが率先して行っていました。




かわいいかにさんができて、みなさん大喜び。


後半の「夏休み親子太巻き寿司教室」は、8月23、24日開催です。

作る絵柄は「さざえ」

定員がありますので、お気を付けください。


めし屋店主


2025年7月26日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 7月25日

●観察者からのコメント

・サルスベリが上総と下総の農家で咲いています。10月頃まで咲き続けます。

・ヤマユリの花は盛りを過ぎましたが、まだきれいに咲いているものがあります。

・下総の長屋門前の畑はヒャクニチソウ、センニチコウ、ケイトウなどがお花畑をつくっています。

・畑ではオクラ、ゴマ、キュウリなどの身近な野菜の花が咲いています。


観察された場所と植物(◎見頃の花や実など ○今年初めて)

◎サルスベリ(上総の農家の庭)◎サルスベリ(上総の農家の庭)◎お花畑(下総のお墓前)・ヤマユリ(下総のお墓前)◎キキョウ(下総の農家の庭)○オミナシエ(下総の農家の庭)◎キュウリ(武家屋敷の庭)◎ゴマ(安房の畑)◎オクラ(上総の畑)

●自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。8月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

○開催日時:8月10日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

○今月のテーマ:「アケビの話」

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。

2025年7月20日日曜日

土用のウナギはどうよ?

今年の土用の丑の日は、7月19日、31日だそうです。

本日は川魚の店で「ウナギの蒲焼」の演目を行いました。


体験では、串打ち→白焼き、蒸し、蒲焼の順で行います。





1番難しいのが串打ちで、身と皮の間に串を刺すのですが、なかなか硬くてうまくは入りません。





むら秘伝のたれ?につけて焼いていきます。





9月には「うなぎの裂き」の体験もあります。

抽選演目ですが、皆さんぜひご応募ください!



今晩のメニューはウナギでどうでしょう?



川魚の店 店主

2025年7月19日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 7月18日

●観察者からのコメント

・ヤマユリは資料館北の林や古墳広場でも沢山咲いています。

・武家屋敷横の梅林わきでミヤギノハギが咲き始めました。

・アキノタムラソウが風土記の丘の遊歩道(印旛沼側)のあちらこちらで咲き始めました。

観察された場所と植物(◎見頃の花の実など ○今年始めて)

◎ヤマユリ(古墳広場)◎ヤマユリ(古墳広場)◎ヤマユリ(資料館裏の広場)◎ホオズキ(上総の林)ヤブカンゾウ(堀割広場まわり)・ミヤギノハギ(武家屋敷の梅林脇)◎アジサイ(堀割広場まわり)○アキノタムラソウ(風土記の丘の遊歩道)・ヒヨドリバナ(風土記の丘の遊歩道)



・自然観察会のお知らせ

自然観察ボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。8月の観察会は以下の通り開催しますので、興味のある方は是非ご参加下さい。

○開催日時:8月10日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

○今月のテーマ:「アケビの話」

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合して下さい。

2025年7月16日水曜日

とんぼ玉づくり体験

 713日に講師の先生をお招きしてとんぼ玉作りの体験が行われました。

 


この体験では12個、好きなガラスの色を選んでビー玉ほどの大きさのとんぼ玉をつくります。

鉄の芯に巻き付けたガラスを球体にするのは難しく、少しでも鉄の芯を斜めにすると

ガラスが流れて球体ではなくなってしまいます。







 









まるくしたガラスに模様をつけて灰のなかでゆっくり冷ませば完成です。

とんぼ玉作りは予約体験となりますが、次の体験は12月の予定です。

お楽しみに。

2025年7月12日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 7月11日

●観察者からのコメント

・ヤマユリが茶店裏の林や下総の農家への上り坂の右側など、あちらこちらで咲いています。

・安房の畑では、ラッカセイ、ゴマ、ゴーヤーなど野菜の花がきれいです。

・色とりどりのムクゲの花が見られます。ピンクは受付前、白は武家屋敷と下総の農家、赤は下総の農家です。


観察された場所と植物(◎見頃の花や実など ○今年初めて)

◎ヤマユリ(上総の農家東側)◎ヤマユリ(茶店裏の林)○ヒヨドリバナ(水車小屋前の坂)◎ラッカセイ(安房の畑)◎ゴマ(安房の畑)◎ゴーヤー(安房の畑)◎ムクゲ(受付前)◎ムクゲ(武家屋敷の庭)◎ムクゲ(下総の農家の庭)

●自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。8月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加下さい。

○開催日時:8月10日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合して下さい

2025年7月5日土曜日

むらの花だより

  自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 7月4日

●観察者からのコメント

・ヤマユリが茶店裏の坂や草木の観察路の登り口付近で咲きだしました。

・安房の農家裏のタイサンボクが咲き続けています。つぼみも残っています。

・下総の農家のムクゲの花数が増えました。

・上総の農家の花壇に植えられたハンゲショウは、間近に見られます。上総の溜池には沢山生えています。

・傷つけると乳液を出すチチタケ(ちたけ)というキノコを、チダケサシの茎に刺して持ち帰ったと言われます。茶店裏の坂の途中に咲きました。


○ヤマユリ(茶店裏の坂の途中他)◎タイサンボク(安房の農家裏)◎ムクゲ(下総の農家の庭)○ヒヨドリバナ(水車小屋前の道)◎ハンゲショウ(上総の農家の庭)○◎チダケサシ(茶店裏の坂の途中)◎キキョウ(武家屋敷の庭)○◎ノコギリソウ(上総の農家の庭)◎ヒメオウギズイセン(上総の農家の庭)

●自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。7月の観察会は以下の通り開催しますので、興味のある方は是非ご参加下さい。

○開催日時:7月13日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

○今月のテーマ:「ビヨウヤナギとキンシバイ」

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。

2025年7月4日金曜日

今年は会えるか!?

 7月7日の「七夕」に向け、本日は商家町並みに七夕飾りを設置しました。







去年までは、この七夕飾りを設置すると風が吹き荒れたり、翌日が雨だったりしてうまく飾りが残ってくれませんが、今年は晴れ続きなのできれいに残ってくれそうです。





川魚の店には短冊を置いてあるので、来館した際にはぜひお願いを書いて竹に飾ってみてください。





このお願いが叶いますように……



川魚の店 店主

むらの花だより

  自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 6月29日

●観察者からのコメント 

・上総の畑でベニバナが咲いています。この花は、平安時代千葉県の長生町で盛んに栽培され、江戸時代には山形県等でも栽培されるようになりました。

・キキョウは上総の農家の庭や畑、武家屋敷で青と白の花が咲いています。

・ハンゲショウが上総の溜池横や上総の農家の庭でも最盛期です。

・ムクゲが武家屋敷の庭で咲き始めました。

・上総の田の北のはずれで小さな野草が咲いています。(トキワハゼ・ウリクサ・セッカニワゼキショウ)

   (6月27日の定例観察日が臨時休館になったので、30日に振替観察しました)

観察された場所と植物(◎見頃の花や実など ○今年初めて)

○◎ベニバナ(上総の畑)◎キキョウ(武家屋敷の庭)◎キキョウ(白花)(上総の農家の庭)◎ハンゲショウ(上総の溜池横)◎アジサイ(堀割広場)○ムクゲ(武家屋敷の庭)◎トキワハゼ(上総の田の北はずれ)◎ウリクサ(上総の田の北のはずれ)◎セッカニワゼキショウ(上総の田の北のはずれ)

●自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。7月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

○開催日時:7月13日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。


2025年6月25日水曜日

そばを打つべし!打つべし!

房総のむらでは、体験者により楽しんでいただくため、定期的にスタッフの研修を行っています。

今日は外部講師をお招きして、そば打ちの研修を行いました。





先生には1キロの十割そばを作っていただきました。

まずはそば粉と水を混ぜていきます。そば粉をつなぎ合わせるために水は重要ですが、水を大量に入れればいいというものではありません。





そば粉が均一に水分を含んできたら、こねて一つにまとめます。





丸くしたあと、一方向に伸ばしていきます。これがなかなか難しい……。


生地の薄さが均一になったら、畳んで切っていきます。この細さをそろえるのも大変難しい作業です。




先生の手打ちそばをおいしくいただいたあとは、スタッフも先生に習ってそばを打っていきました。

苦労しながら打ったそばは、先生からお墨付きをいただけました。





スタッフも日々、学びながら皆様に体験を提供しています。自分にできるか不安になっている方もぜひ一度トライしてみてください!




そば屋 店主


2025年6月21日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 6月20日

●観察者からのコメント

・上総の農家の庭でホタルブクロが少し、下総の田んぼ前の水路ではヤマホタルブクロがたくさん咲いています。

・安房の農家裏でタイサンボクが咲き続けています。つぼみがまだ沢山残っています。

・オカトラノオが水車小屋前の道端で群生しています。


観察された場所と植物(◎見頃の花や実など ○今年初めて)

◎ホタルブクロ(上総の農家の庭)◎ヤマホタルブクロ(下総の田の前の水路)○◎ウツボグサ(おまつり広場北の坂)◎ハンゲショウ(上総の農家の庭)◎タイサンボク(安房の農家裏)○◎キキョウ(下総の農家の庭)◎オカトラノオ(水車小屋前の道端)◎ザクロ(下総の農家裏)◎ビワ(安房の農家の庭)

・自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。7月の観察会は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

○開催日時:7月13日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

○集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。


2025年6月15日日曜日

ジャガイモの実

  6月8日の毒草観察会の際に、上総の農家の畑のジャガイモに立派な実がついていました。実は、自宅で作っているジャガイモも結実した個体があります。でも、今まで、花が咲いても実にはならず、私はジャガイモの実を今年初めて見ました。

 ジャガイモはナス科で、大きな枠組みで、トマトやナスと同じグループです。実をよく見ると、トマトの青い実にそっくりです。

 「食べられるかな?」といった人がいましたが、お勧めしません。

 青いトマトにはトマチンという有毒成分、ジャガイモの芽や緑色になった皮の部分にはソラニンという強い有毒成分が入っています。

 トマトに似ていても、まずダメでしょう。(ひ)

下駄の鼻緒すげ

  本日は、成田で大正時代から続く岩舘履物店の岩舘和己氏を講師にお招きし、下駄の鼻緒すげを行いました。

 鼻緒をすげるだけかと安易に思ったら大間違い。2時間の体験時間に、職人の技術がたくさん詰まっていました。

 最初に、参加者は好きな鼻緒と下駄を選んでいただき、先生から道具と工程の説明があります。

 下駄は、天板とコマ(歯)が、継ぎ目のない一つの桐材。とても良いものです。トクサを使った下駄の角を削る道具、つやを出すイボタロウ(カイガラムシの一種イボタロウムシの分泌物)、磨くための茅を束ねた浮造りなど、昔ながらの道具を使います。


 トクサで角を削り、細かな凹凸をなくすため砥の粉をぬり、しばらく乾かします。

 砥の粉が乾く間に、鼻緒の紐の処理を練習し、鼻緒の準備をします。

 次は、砥の粉を軽く落として、イボタロウを塗り、浮造りで磨きます。力の入れ方に慣れてくると、次第につやが出て、木目が浮き上がってきます。

 

 先生の磨いた下駄のみごとなツヤに、参加者から「なぜ、先生のものと自分のものがこんなに違うのか」という質問があり、先生の回答は「プロですから」。そんな場面もありました。

 最後に鼻緒をつけて完成なのですが、ここにも紐の処理と履き心地の調整など、いろいろな技術が詰まっていました。


 房総のむらの演目の中では、比較的高額な(でも、下駄を仕立てることに比べれば、絶対安い!)演目ですが、作られた皆さん、自分の下駄にうっとりしているようでした。

 下駄の鼻緒すげは、今年度は6月28日・29日、7月12日・13日にも行います。まだ、空いている枠もありますので、ぜひ、体験してみてください。(ひ)