2019年2月27日水曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発して、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、むらの架け橋、おまつり広場、下総の農家を巡り、帰りに資料館連絡通路の周りを観察しました。


●冬を葉の状態で過ごす草で「根生葉」と言われるものがあり、その姿がバラの花の形を連想させるため「ロゼット」とも言われます。ただし、バラの花の形ではない種類もありますが、広い意味で「ロゼット」と表現されます。今日は、その姿の写真を多く撮りました。

●コセリバオウレンの花が今最盛期です。今年は花つきが特に良いようです。

●木々の冬芽が大きくなってきました。コナラをはじめコナラ属の冬芽は、先端から見ると五角形になるのが特徴です。カシワ、クヌギ、ウバメガシ、アカガシ、アラカシ、シラカシなどがコナラ属です。

●フデリンドウが3cmくらい立ち上がっています。小さなツボミが見え始めました。4月が開花時期です。


-------------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月22日(金)の観察に基づいています。 (風)



※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 3月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。

○日時 : 3月17日(日)午後1時30分から1時間程度(雨天中止)

○集合場所 : 総屋前

○今月のテーマ : 「春の妖精(スプリング・エフェメラル)の少しだけのご案内」

○参加費 : 無料(むらの入場券必要)

0 件のコメント:

コメントを投稿