2017年12月24日日曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家からむらの架け橋を渡り下総の田んぼまで足を伸ばし、帰りに上総の農家の畑を通ってきました。


●上総の田んぼの周辺では、葉の状態で冬を過ごす根生葉(ロゼット)が沢山見られます。ロゼットとは「ローズ」からきています。地面に貼り付いている姿をバラの花にたとえました。
 ロゼットと呼ばれるものの中には、必ずしも「バラ」の形をしていないものもありますが、広い意味でロゼットと呼ばれています。

●竹林の坂に一株咲いたキッコウハグマに、冠毛(綿毛)が付きました。散布された種が来年芽吹くことを期待しています。
 その近くのハバヤマボクチにも冠毛が出来ていますので、同様に期待しています。

●ユズリハの葉の先端が下向きになってきて、代を譲る形になってきました。

●上総の農家のソシンロウバイは、数日前から咲き始めたようで、今日は一輪だけ観察できました。

●コセリバオウレンも咲き始めていて、来月には沢山観察できるでしょう。

●下総の田んぼ脇のツルウメモドキは5mくらいの高さまで登って果実を付けています。

●ビワの花がいい香りを放っています。


--------------------------------------------------------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月22日(金)の観察に基づいています。(風)

0 件のコメント:

コメントを投稿