同日 ”絞りの糸”が解かれた生地が干されていました。草木の染料で染めただけでは、色が落ちてしましますが、「媒染」することで、繊維に付着した染料が固着します。また、金属などで「媒染」することで、染料が化学反応をおこし発色して、色が変化します。
今年の「草木染」は、「シラカシ」で染めましたが、使用する「媒染剤」によって色合いも違ってきます。この色は何色というのでしょう。「蒸栗色」「胡桃色」「絹鼠」?でも、落ち着くとさらに色合いは変わるのでしょうね。化学染料で染めた横文字の色名ではない、まさに”和”の色名が合う、自然の風合いの色ですね。淡い色合いから、やわらかな”温かみ””涼しさ”、”やさしさ”も感じます。体験者の皆さん、5日間お疲れさまでした。いやいや、まだこの生地を仕立てる作業が残っていましたね。頑張ってください。
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