2018年9月7日金曜日

9月7日の きのこ


夏のきのこもそろそろ終わりでしょうか

今週は雨が降ったのですが、きのこは少なく

目立つ傘のきのこも、あまり見当たりません

そんな中、シロハツが厚く積もった枯葉を傘に乗せ

モコモコと出てきていました(や)

2 件のコメント:

  1. 写真上からですが,
    ●(左)シロハツ,柄とヒダの間くらいが青くなるのが特徴ですが,そこはかとなく青く見えるのは,写真の影のせいでしょうか.ベニタケ科ベニタケ属の種類で,房総のむらの,コナラやアカマツなどと菌根をつくり共生している種類です.沢山発生しますが,食用の対象にはならないようです.(右)う・・ん,これは,アカキツネガサのようなものでしょうか.そうであれば,落ち葉を分解する腐生菌です.

    ●(左)たいこのバチのような姿,なにやら不穏な姿ですが,これは,おそらく,カラカサタケやドクカラカサタケ,オオシロカラカサタケなど,カラカサタケ類の幼菌(傘が開く前)の姿のようです.傘がひらいたら,なにか,わかるはず.落ち葉を分解する腐生菌です.(右)傘の表面が,藁葺き屋根のような模様がある点で,アセタケ属,そのてっぺんにしろいけばけば,があるように見える点で,シラゲアセタケの可能性があります.菌根菌遷移の初期段階にでてくる外生菌根菌で,成熟した森ではなく,攪乱された道脇や林のへりにみられる種類です.

    ●(左)ハラタケ属 Agaricus のきのこですね.いわゆるアガリクス.ひらいても,なかなか同定できない種類です.落ち葉を分解するきのこです.(右)ではじめたばかりのノウタケですね.図鑑には,《幼菌の外皮をむき汁ものや鍋物に》と書いてありますが・・ こんな丸い姿をしていますが,左の写真とおなじハラタケ科にわけられるようになりました(分子系統による).やはり落ち葉などを分解する腐朽菌です.

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  2. 房総のむら2018年9月7日 21:35

    匿名さん、コメントありがとうございます
    たいこのバチのようなきのこは、周りを見回しましたが、まだ傘が開いたものがありませんでした
    ノウタケ、皺しわが出てくる前のものは、とてもかわいらしく、ポケットにしまっておきたい衝動にかられます

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