2018年6月15日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家から武家屋敷前、堀割を回って戻りました。

●先週、上総の農家の裏庭でハンゲショウが咲き出しましたが、上総の田んぼ手前の池のそばのハンゲショウも、葉が白くなりツボミが出来ていました。
●オカトラノオの花が盛んに咲いています。
●ヤマハッカやアゼムシロの花が咲き出しました。
●クマノミズキの木に花が咲いています。北総地域にはミズキは少なく、クマノミズキが多く生えています。クマノミズキはミズキより1か月ほど遅く開花し、葉が対生です。
●オオカモメヅルが竹林で沢山生えていて、花が多くなってきました。
●オオバノトンボソウも沢山生えました。ツボミが膨らんできて、トンボの頭のようになっています。
●キキョウソウの果実が熟すと、果実の横に穴が開いて、そこから種子をこぼれ落とす仕組みになっています。キキョウやヒナギキョウも同じです。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。6月8日(金)の観察に基づいています。 (風)



※自然観察会のお知らせ 
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 6月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。

○日時 : 6月17日(日)午後1時30分から1時間程度

○集合場所 : 総屋前

○今月のテーマ : 「夏至の頃 むらで観られる植物」

○参加費 : 無料(むらの入場券必要)

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