2019年4月21日日曜日

船頭指南で川船操縦に挑戦


房総のむらに堀割が造られて約10年。それを利用した乗船体験をはじめ、船を操る体験「船頭指南」が2年目から行われ、多くの人たちが挑戦し、楽しんできた。船は底が平たい川船で、竹竿で操る。

今年の講師は昨年まで副館長だった大野船頭。10年前に勤めていた頃に、勤務終了後の夏の夕方、猛練習をして数ヶ月で竿を使った操縦を身につけたという努力家。昨年まで船頭をしていた人が体調を崩したため代役を務めてもらっている。

午前中は栃木県からお越しの男性が挑戦。小さい頃に経験しているそうでなかなかの腕前。

午後は来館者の挑戦がなかったので学芸員の水島が張り切って乗り込んだ。本人曰く、「見るとやるとでは大違い。」確かに、なかなかうまく船が進まない。右に左に首を振り、岸にぶつかりながらの操縦。周りのお客さんから「ガンバレ!」の声。声援に応えて手を振る余裕を見せるが未熟なため舳先は左側の石垣の方へ。立て直そうとして竿を操る(振り回す?)。今度は反対の石垣の方へくるりと旋回。なかなか進みたい方向へ舳先が向いてくれない。悪戦苦闘の末に船着き場まで到着。お疲れ様でした。

 
ここで船頭が交代して大野船頭の模範操縦。船は思いどおりに直進し安定している。途中で堀に浮かぶ枝を拾えるくらい安定感がある。見ている人たちも舌を巻く。「さすが!」
これからの季節。船遊びもいいなと思える光景に出会えた
 
 
 
 
 

 

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