2017年9月12日火曜日

白露(二十四節気)鶺鴒鳴(七十二候)9月12日~17日 指導は伝統技術保有者です

「ツルボ」です。この季節に、房総のむらのあちこちで見られます。七十二候では「鶺鴒鳴(せきれいなく)」ですが、あの少し長めの尻尾を振る姿を撮ることができませんでしたので、季節の花の紹介です。

季節の花でもう一枚。「ミソハギ」です。風土記の丘の水生植物園です。
 葉っぱが、たくさん広がっています。落花生です。落花生のでき方は、知ってますよね。花から伸びた子房柄が、根のように下に向かって伸びて土の中にもぐりこみ、地中で落花生の実が成長するのです。写真には、根のようなものが、地面に向かってたくさん伸びているのがわかりますか。「稲穂まつり」には、「落花生の収穫」が予定されています。お楽しみに。生の落花生を茹でて食べるのが大好きです(千葉県流?)。 
房総のむらの、体験の指導者の先生方を紹介します。まず始めに、「下総鋏」の「二代目平三郎」の北島和男さんです。北島さんは、全て手造りの「総火造り」ができる数少ない職人です。「下総鋏」は伝統的な工芸品で、その技術を生かして「切出し」「篆刻刀」「ラシャ切鋏」なども鍛えています。平成4年に千葉県指定伝統的工芸品製作者に認定され、平成10年には千葉県の卓越技能章(現代の名工)を受賞しています。テレビにもしばしば出演している、「むらの鍛冶屋」の名物指導者です。 
「木版摺師」の「松崎啓三郎」さんです。平成23年に、荒川区無形文化財保持者に指定されています。松崎さんの技術が、文化財として認められたということです。浮世絵は、絵師とその絵を版木に彫る彫師がいて、さらに、摺師の巧妙な色使いと摺り方で、浮世絵という芸術が生まれるのです。松崎さんには、房総のむらの開館当時から、「木版摺り」を指導していただいています。(松崎さんが摺った浮世絵などは、高いですよ。他の先生の作品も高いですね。) 
最後は、竹細工の指導者「間野政勝」さんです。「房総のむら」では親子二代にわたって、竹製の「ざる」「籠」「竹細工」の指導をお願いしています。熟練者の技・仕事ぶりは、見ていて飽きない、引き込まれてしまうような手さばきです。是非房総のむらで、実演をご覧ください。また、写真のように、伝統的な高度な技の直接指導を受けることもできます。これが「房総のむら」です。

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