2015年9月10日木曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家・畑を巡り、武家屋敷裏を通って資料館へ戻りました。
 ここ数日は、秋雨前線の影響によりスッキリと晴れ渡る日は無く、ジメジメとした雨模様の日々が続いています。

●資料館連絡通路脇で、体表がきれいなセスジスズメガの幼虫を小学生が興味深そうに観察していました。
●上総の田んぼ手前の池の周は、ヒメキンミズヒキの花が沢山咲き、見頃を迎えています。
●資料館連絡通路周辺や上総の田んぼ脇の水路周辺で、ツルボ、シラヤマギク、キバナアキギリの花がいよいよ咲き始めました。
●ハマヒサカキの実が熟し始め、晩秋に咲く花のツボミも膨らみ始めています。また、ススキの穂も姿を見せています。むらのあちらこちらで秋の気配を感じます。
●竹林の坂では、サワフタギの実が青くなり始めています。
●上総の農家の畑の周りで、花粉症の原因ともなるブタクサが20本ほど生えていたので、抜き去ってしまいました。
●武家屋敷裏で、果実に付く毛が仙人の髭に似ているというセンニンソウが、咲き始めています。
●ちょっと前まで、むらの多くのところで見ることのできたキツネノカミソリの花が一斉に姿を消し、果実が実っています。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。9月4日(金)の観察に基づいています。  (風)

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