2019年6月23日日曜日

手の中に入る樽?~ミニ樽のキーホルダー作り~

6月22日(土)は、雨が時おり降る中、商家の町並みの木工所で「ミニ樽のキーホルダー」を作る体験を行いました。

樽は板材を「たが」で結束した丸い筒の形をした容器です。「たが」とは竹の皮のひごを編んだもので容器を外側から締める紐の役割をします。

房総のむらでは、樽の技術を応用し、ミニチュアのキーホルダーを作ります。

①まず、細くて柔らかい竹ひごを編んで「たが」を作ります。

この回は二人の方に体験して頂きました
 ②次に、長さ3㎝ほどの樽形を形どった木に〝鏨(たがね)〟を使って「たが」をしっかりとはめます。とても慎重にお二人とも少しづつかなづちで叩いていました。


たがを鏨(たがね)ではめる様子

③「たが」の位置を確認して余分な木の部分を切り落とします。普段のこぎりを使うことがないにも関わらず一生懸命切っていました。


のこぎりで余分な木を切る様子

④樽に紐をぶら下げる金具を取り付けて完成です。何種類かある色の中から、自分の好きな色の紐を選んで取り付けます。



世界で一つだけのミニ樽キーホルダー完成!!!

体験した方にお話しを聞くとお子さんが小さかった時に一度来ていたそうです。お子さんも大きくなり今度は自分で体験したいということで来ていただきました。
終わった後、通りを歩いている途中、立ち止まりお互いのキーホルダーを見せ合い話している後ろ姿が印象的でした。次はあなただけのミニ樽キーホルダーを作ってみてはいかがでしょうか?

次回の「ミニ樽のキーホルダー」作りは7月15日(月祝)に行います。空いていればその日にできる当日の体験となりますので、ぜひお越しください。(詳しくは房総のむらのホームページで日程をご確認ください。)(い)


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