2016年7月20日水曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家からむらの架け橋を渡り、茶屋の左側坂道より安房の農家、下総の農家を巡って、上総の農家脇の斜面林を通り、復元竪穴住居に立ち寄って資料館へ戻りました。

●ハンゲショウの白い葉が元の緑に戻り始めました。
●コムラサキの花径は、葉の付け根より離れていますが、ムラサキシキブはくっ付いています。
●コブナグサとチジミザサの葉は良く似ています。コブナグサの葉は茎を抱き、チジミザサは茎を抱きません。
●キキョウが上総の農家、下総の農家、堀割で見頃です。
●ムクゲの花が下総の農家で盛りです。
●オケラのつぼみが大きくなってきました。
●ヤマユリが方々で咲き、見頃になっています。まだつぼみも沢山あり、これからも楽しみです。
●ウツボグサの花は終盤になりました。花が終わった後は枯れた花穂が立っています。夏の時期に枯れた姿を見せることから「夏枯草(かこそう)」という別名があります。
●バイパス側の坂の途中で、20~50cmのコウガイビルを10匹見ました。血を吸うヒルとは別の種類で、人に対する害はありません。ナメクジを食べます。
 「コウガイ(笄)」とは昔の女性の髪飾りの一つで、この小動物の頭の形がそれに似ています。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月15日(金)の観察に基づいています。  (風)

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