2016年7月16日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家の畑を巡って、よしず小屋前、武家屋敷を通り資料館へ戻りました。

●ヤマハッカとアキノタムラソウを観察することが出来ました。双方非常に良く似ていますが、ヤマハッカは花が葉のそばに咲きます。一方のアキノタムラソウの花のそばには葉はありません。
●ヤマユリのつぼみが大きくなって、今にも咲き出しそうなつぼみが多数見られます。今年の開花は昨年と比べ少し遅いようです。
●コナラの土用芽が赤く綺麗でした。他の植物でもこの時期に新芽を芽吹くことが良くあります。
●オオカモメヅルに果実が出来きました。小さな花に似合わず大きく尖った二つの果実が対称に並んでいます。
●オオバノトンボソウが炭焼き小屋前のほかに、資料館連絡通路脇にも綺麗に咲いていました。炭焼き小屋前のものには小さな名札を設置しました。
●ニイニイゼミが竹林の坂下の地面に近い葉の上でジットしていました。羽化したばかりかもしれません。他にもマメコガネやゴマダラカミキリも見かけました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月8日(金)の観察に基づいています。  (風)

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