2015年7月2日木曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、曇り空のせいかこの時期としては珍しく、少し肌寒さを感じる陽気の中、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家、武家屋敷、堀割広場を経由して資料館へ戻るいつものコースを巡りました。
 この時期、日を追うごとに草花の数が増え、前回より更に沢山の草花が観察できました。
●資料館連絡通路脇に、蔓性のアオツヅラフジの実が実っています。また、オニドコロには花が咲き始めています。
●資料館連絡通路の出入口付近にある小さな溜池では、チダケサシの花が咲いています。そして対岸にある斜面林では、リョウブの花が満開を迎えています。
●上総の田んぼの草刈り後に、ネジバナやシロツメクサの花が咲いています。
●上総の田んぼ近くで、羽化直後と思われるオニヤンマが草にじっと留まっているのが観察できました。
●炭焼き小屋近くに咲いているオオバノトンボソウの花は、トンボの形らしくなってきました。
●上総の農家では、ヤマモモの実が色づき、ザクロの花が満開です。ザクロの実には早くも形になっているものが見られます。
 また、庭には、キキョウやヒャクニチソウなど沢山の花がにぎやかに咲いています。
●上総の農家の畑は、ベニバナがきれいです。
●堀割広場や武家屋敷裏通りは、今がアジサイの花の最盛期です。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。6月26日(金)の観察に基づいています。  (風)

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