橙色の花が「狐」の毛皮に(キツネ色)、帯状の葉が「剃刀」に似ていることなどから、名前が付いたと言われています。
写真は、水車小屋近くの災い展示「かしま人形」の後ろ側で撮影したものです(今日は確認していませんが、安房の農家の後ろ側にも毎年群生したキツネノカミソリを見ることが出来ます)。
この花は絶滅危惧種に指定されている県もあるようですが、房総のむらがそれだけ自然に恵まれているということですので、環境を大切にしたいですね。(フ)
本日の観察は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家を巡り、むらの架け橋を渡って、茶屋の左側坂を途中まで下って資料館へ戻りました。
●資料館下に、八丈島に伝わる草木染めの絹織物である「黄八丈(きはちじょう)」の黄色の原料となるコブナグサが生えています。
●資料館連絡通路のクズの葉が、「調位運動“日光が弱い時は日光に向かい、強い時はまともに受けないように葉の角度を調整する運動”」を行っているのが観察できます。「調位運動」は、クズをはじめとするマメ科の植物やヒマワリ(キク科)でも観察できます。
●竹林の坂周辺でオオカモメヅルの花が観察できます。この小さな花は、長い間咲いています。
本日の観察は、資料館から上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家からむらの架け橋を渡って、下総の田んぼへ降り、水車小屋前を通って、下総の農家を巡り、資料館へ戻りました。
●資料館脇の復元竪穴住居そばでヤマニガナが咲いています。葉の切れ込みに特徴がある植物です。
●炭焼き小屋手前の竹林の坂では、ヒヨドリバナの赤い花と白い花の両方の花を観察することができます。

本日の観察は、資料館から上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家、むらの架け橋を渡り、茶屋脇の坂を下って安房の農家、下総の農家、水車小屋を巡って、武家屋敷前を通り資料館へ戻りました。今回は、たまたま来館された植物に大変興味を持たれている夫婦が特別に参加されました。
●むらのあちらこちらでヤマユリが最盛期を迎えています。それをねらったカメラマン(ウーマン)も沢山見かけます。
有料エリア内では、下総の農家裏側、安房の農家周辺、茶店の裏側でも目立つようになってきましたが、満開の状態にはまだまだといった感じです。上の写真は下総の農家裏側で撮影したものですが、周囲には濃い甘い香りが強く漂っています。
本日の観察は、曇り空のせいかこの時期としては珍しく、少し肌寒さを感じる陽気の中、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家、武家屋敷、堀割広場を経由して資料館へ戻るいつものコースを巡りました。
この時期、日を追うごとに草花の数が増え、前回より更に沢山の草花が観察できました。
●炭焼き小屋近くに咲いているオオバノトンボソウの花は、トンボの形らしくなってきました。
ここで使う琥珀玉は、圧縮再生した厚さ1センチ、一辺が2センチ位のブロックを使います。