2016年1月14日木曜日

房総のむらの花だより

 本日は、新年を迎え第1回目の観察会です。風も無く良く晴れてはいましたが、空気がとっても冷たく感じられました。
資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家・畑を巡って、資料館へ戻りました。
●上総の田んぼ手前の池の周辺で、雄松ともいわれるクロマツの球果が落ちていました。乾燥して鱗片が開き、その間には種子が残っていました。
●コセリバオウレンの花が見頃です。広義には「オウレン」といい、健胃・整腸の薬効があります。コセリバオウレン・セリバオウレン・キクバオウレンなどの種類があり、それぞれの葉の形に特徴があります。
●ソシンロウバイの花は今が最盛期です。
●小鳥が何種類も観察できます。上総の農家の畑では、ジョウビタキがどんど焼きのヤグラあたりを縄張りにしているようでした。
●上総の農家の畑には、春の七草のハハコグサ(ごぎょう)の根生葉と、ホトケノザ(タビラコ)の仲間のオニタビラコの根生葉がありました。
●上総の農家のベニバナ畑では、茎が倒れないように2本の紐を並行にして張り、紐の間に茎を挟む方法をとっていました。これは杭の本数を節約できる方法だと見受けました。
●上総の農家脇で、園路際に柵を作るための竹を伐採していました。この時期の竹が一番乾燥しているそうです。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。1月8日(金)の観察に基づいています。  (風) 


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