2015年5月27日水曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家、武家屋敷を巡るいつものルートとなりました。初夏らしい気持ちの良い観察日和でした。
●資料館連絡通路脇には、ヌカボ、ナギナタガヤ、アオカモジグサ、オオスズメノカタビラ等の数種類のイネ科植物が生えています。そして、ノブドウのツボミやスイカズラの花も観察できます。
●コウヤワラビ(シダの仲間)はゼンマイの葉と形、大きさが良く似ていますが、コウヤワラビの茎には翼があるので区別ができます。
●上総の田んぼ手前の池の周りで、カガイモの葉を見つけました。個性的な果実ができるので今から楽しみです。
●上総の田んぼの脇にアメリカフウロの果実が実っています。ゲンノショウコの果実のように種を飛ばした後の形が、神輿の飾りに似ています。
●竹林の坂、炭焼き小屋の周りで、ハバヤマボクチ、オオバノトンボソウ、シオデが観察できました。
●上総の農家の畑周辺で、大きなビックリグミの実や、熟したウグイスカグラの実を見ることができます。
●前回報告しましたヒトフサニワゼキショウが資料館連絡通路入口近くに、キキョウソウが上総の農家の畑周辺にもあることが分かりました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。5月22日(金)の観察に基づいています。  (風)

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