2015年5月14日木曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館から上総の斜面林の中道、上総の農家、そして、むらの架け橋を渡って茶屋の左側の坂を下り、安房の農家、下総の農家、下総の田んぼを巡って、武家屋敷裏を経て資料館へ戻りました。この時期、日ごとに観察できる草花や動物たちの種類や数が増えています。

●資料館脇でニワゼキショウが咲き出しました。
●いつもの観察会ではあまり通らない上総の斜面林の中道では、イヌブナ、カマツカ、ヤマグワ、ニガナ、ヤブタビラコ、コバギボウシ、アマチャヅル等を観察することができました。
●キンラン、ギンランは、やや盛りを過ぎつつあるようです。
●下総の農家ではカラタネオガタマがすでに開花しています。花はマスクメロンやバナナのような良い香りを放っています。
●むらの架け橋脇にあるクリに雄花のツボミが観察できます。同時に沢山の虫こぶが付いているのも見られます。
●木苺の一種のナワシロイチゴの花が咲いているのが観察できます。木苺は同じ種類でも場所により開花時期に差異が生じるようです。
●ベニシジミやヒメウラナミシジミ等の蝶やトカゲの姿を良く見かけます。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。5月8日(金)の観察に基づいています。  (風)

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