2015年2月22日日曜日

考古学講座「古代の祭祀具」聞きました。

      印西市の西根遺跡では、奈良・平安時代の人形(ひとがた)や馬形(うまがた)が発見されています。
     当時の人達は、身体のけがれを払うため薄く削った木の板で人形(ひとがた)を作りました。手足を削りだし、頭には眼・鼻・口を墨で書きこんで仕上げています。
 けがれの払い方は、人形に息を吹きかけて、その後に川に流したとのことです。これは身体内部の邪気を払う方法でした。身体外部のけがれは御幣で払っていたようです。御幣は大麻(たいま)ともよばれ、桃の柄に麻の繊維をつけたものです。これを神主さんがやるように頭の上でふるったのでしょう。
 御幣はほかの場所で行ったものか、西根遺跡も小川の傍らの湿地でしたから、けがれた人形を流す場として利用されたものと思われます。

 講座の後で、呪いの人形の話がでました。木製人形の眼や胸に木釘を打ったものがあるとのことで、当時の都人の間には既に恨みつらみの人間社会が発生していたことがわかります。(ori)

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