2017年3月3日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家から武家屋敷を経由して資料館へ戻りました。

●春が近づきコウゾリナ、メマツヨイグサ、マツヨイグサなどのロゼット(根生葉)は、葉の先端を持ち上げ始めました。
●ヤマコウバシの幹に、ツル植物に絡まれ、締め付けられ、節くれ立っているものがありました。この木は、まだ健在でしたが、中には枯れてしまうものもあります。
●竹林のモウソウチクの稈(幹)には、生まれた年が記されていて、伐採の目安にしています。年数がたったものは、地上から50cmのところで切られて、節には穴が開けられています。切った後、つまずかないようにするための高さ、早く腐らせるための穴開け、竹林管理へのいろいろな配慮がされています。
 竹の節のところの盛り上がった線状の形は、モウソウチクは1本、マダケは2本です。
●よしず小屋前のマンサクは、3m位の高いところで花が満開です。
●上総の林では、木の幹が曲がりくねっているものがあります。これは、隣接する木々同士の間で、枝をどのように伸ばしたら、日光をより多く浴びることができるかのせめぎ合いの結果です。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月24日(金)の観察に基づいています。 (風)

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