2016年12月22日木曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家からむらの架け橋を渡りおまつり広場まで足を伸ばし、武家屋敷を巡りながら資料館へ戻りました。

●冬に入ると観察の対象となる草花が少なくなります。今回は、樹木の冬芽の観察をしました。
●落葉樹、常緑樹ともに来春の芽生えのために、冬の間に準備を進めています。
●冬芽は、枝の先端や途中に付いています。
●冬芽の形、色彩、大きさとともに、枝に葉が付いていた痕跡(落葉痕)や大きな枝から小さな枝が外れた痕跡(落枝痕)の姿は、樹木の種類ごとに様々です。
●冬芽の大きくて綺麗な色彩のものはよく目立ち、観察の対象として喜ばれます。
●落葉痕や落枝痕には、丸や線状の模様がついています。これは「維管束痕」と言い、水分や栄養の通り道だったところ(動物で言えば血管)で、いろいろな表情を見せてくれます。中には人の顔に見えるものもあります。観察していてとても楽しくなります。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月16日(金)の観察に基づいています。  (風)


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