2016年11月1日火曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家から、堀割広場を経由して、資料館へ戻りました。

●今、アケビやムベのような大きな果実や他の小さな果実など沢山の果実が実っていますが、ムラサキシキブの果実は今年は少ないようです。
●センボンヤリの閉鎖花に綿毛が現れました。
●センブリがようやく開花しました。花びらの4枚のものが見られます。センブリは2年草で、発芽した年は開花しません。そばには1年目の葉も見られ、来年の開花が楽しみです。
●上総の農家の生垣の外の花壇に、ハナカタバミ(オキザリス・ボーウィー)が咲いています。江戸時代に観賞用として海を渡って来ました。
●ヒガンバナに、花の後に葉が出てきました。来年の花のために秋から春まで栄養を蓄え続けます。
●今年はスズメウリの花が沢山咲き、果実も沢山見ることが出来ます。熟すと緑色から白色になります。
●関西地方に多い赤いゲンノショウコの花が堀割の岸に沢山咲いています。種子を飛ばした後の「神輿の飾り」に似た姿も見せています。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月21日(金)の観察に基づいています。  (風)

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