2016年2月18日木曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家・畑を巡り、資料館へ戻りました。薄曇りですが比較的暖かな観察日和でした。

●上総の田んぼ手前の池の周辺では、ヒメガマの種子が破裂していましたが、まだ茎に付着しており、風に飛ばされるのをジット待っています。
●今年は、春の七草のひとつであるハハコグサ(ゴギョウ)が沢山生えていました。
●上総の田んぼ脇の斜面林の赤土が崩れた部分から、水がしみ出しています。そして水路にたどり着いた水が10cmほどのつららとなっていました。
●上総の田んぼの周りでは、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリの小さな花がチラホラ咲いています。
●ヒメコウゾ、タラノキ、ガマズミ、ウグイスカグラ、イロハモミジ、チョウセンレンギョウの冬芽が見られました。
●コセリバオウレンの果実が放射状の形に生長してきました。花もまだ盛りです。
●細長いコナラのどんぐりが根を出していました。赤い部分は「子葉」といって、栄養を沢山含んでいて発根・発芽に役立ちます。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月12日(金)の観察に基づいています。  (風)

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