2018年2月11日日曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家からむらの架け橋を渡りおまつり広場を巡って、武家屋敷、梅林を経由して戻りました。梅林の梅はツボミのままでした。

●シュンランはツボミが3個増えていました。開くのはまだ先のようです。
●ソシンロウバイは更に咲き誇っています。コセリバオウレンの花も増えました。
●ヤブツバキが咲き始め、季節はサザンカからツバキに移ってきています。
●いつも話題となるヒノキとサワラを見分けるための葉裏の白い気孔帯を観察しました。
●スダジイは照葉樹林帯を代表する樹木ですが、むらには下総の田んぼに下りていく坂道の途中に数本あるだけでした。
 今回、初めておまつり広場の裏の周囲に植生していることが確認できました。
 スダジイを区別するには、葉裏の色を見ます。灰褐色であればスダジイです。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月10日(金)の観察に基づいています。 (風)

※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 2月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時: 2月18日(日)午後1時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所: 総屋前
○今月のテーマ: 「房総のむらで観られる 樹木の堅さ(比重)の違いとそれぞれの用途」
○参加費: 無料(むらの入場券必要)

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