2017年5月7日日曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、おまつり広場を巡り資料館へ戻りました。

●資料館の小道は、コウゾリナ、トウバナ、オオジシバリ、ハルジオンやキュウリグサ、ハナイバナなどの野草でにぎわっています。
 ツボスミレの小さな花も咲きました。土手の上にはウワミズザクラが満開です。そしてキク科アザミ属の中で、唯一春に咲くノアザミも咲き出しました。
●ウラシマソウに似たマムシグサが少し遅れて咲きました。
●樹木の花には、派手で見ごたえのあるものと、対照的にとても地味なものがあります。ヤマグワは雌雄異株、コナラは雌雄異花で、それぞれ形の違う花が咲いています。
●ソシンロウバイの果実が上総の農家で沢山実っています。同じ庭でカリンが薄紅色の花を咲かせています。
●茶屋の前の花壇に、鉢植えのフキカケスミレが咲いています。霧吹きでに白い花びらに紫色の染料を吹きかけたような模様です。これは上総の農家に咲いているアメリカスミレサイシンの園芸種です。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。4月28日(金)の観察に基づいています。 (風)


※自然観察会のお知らせ
 
 自然ガイドボランティアでは、毎月一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 5月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時:5月21日(日) 13:30から1時間程度(雨天中止)
○集合場所:総屋前
○今月のテーマ:「スミレとカタバミ」
○参加費:無料(むらの入場券必要)

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