2017年5月14日日曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、おまつり広場から水車小屋、下総の農家まで足を伸ばし資料館へ戻りました。

●資料館の小道の両側は、草刈りが行われさっぱりしていますが、一部にホトトギスの大きな葉が残っています。
●むらの内外でノヂシャが増えています。ヨーロッパではサラダに用いられています。フランス語で「マーシュ」、Webのクックパッドには「マーシュ」のレシピが紹介されています。
●キンランはむらの広範囲で、ギンランは5か所で観察できました。今年は昨年より数多く咲いています。
●ヒメコウゾには花が、ヤマグワには果実が出来ていました。
 和紙の原料はコウゾ、ミツマタ、ガンピが主なものです。コウゾはヒメコウゾとガンピの雑種と言われています。
●上総の田んぼの排水路に沢ガニがいました。林の斜面の水の染み出ている所でした。
●ドイツスズランは花の奥が赤くなっていますが、日本のスズランは白です。
●下総の農家の庭のカラタネオガタマのツボミが大きくなり、既にいい香りを放ち始めています(香りは「バナナのような」「バニラのような」)。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。5月5日(金)の観察に基づいています。(風)  



※自然観察会のお知らせ 

自然ガイドボランティアでは、毎月一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
5月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時: 5月21日(日) 13:30から1時間程度(雨天中止)
○集合場所: 総屋前 
○今月のテーマ: 「スミレとカタバミ」 
○参加費: 無料(むらの入場券必要)

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