2015年8月13日木曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家、そしてむらの架け橋を渡っておまつり広場まで行き、武家屋敷、堀割広場を経由して資料館へ戻りました。今回もとても暑い日でした。
●上総の田んぼ手前の池周辺で、ガガイモの花がようやく咲き出しました。まだツボミが沢山あるのでしばらくは花の観察ができそうです。
●キツネノマゴの花が沢山目に付くようになりました。
●上総の田んぼに面した山林では、ツリガネニンジンやワレモコウの花が咲き始めました。
●竹林の坂では、キッコウハグマを新しい場所でも観察することができました。また、シラヤマギクのツボミが見られるようになりました。
 さらに、オオカモメヅルには袋果が観察できます。5センチメートルほどの長さの袋果が茎に対に2つ出来ています。(コバノカモメヅルには1つしか付きません)
●堀割広場横の林では、クサギの花が咲いています。さらに隣のヤマウコギの葉柄には虫こぶ(ウコギハグキツトフシ)が沢山付いています。
●戻る途中の資料館そばで、ヘクソカヅラに実が出来ていました。熟すると艶のある綺麗な茶色になりますが、まだ青い実でも大変艶やかでした。
----------------------------------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月7日(金)の観察に基づいています。  (風)

0 件のコメント:

コメントを投稿