2011年6月28日火曜日

ウバタマムシ

 道を歩いていると、前からなにやら「ぶ~~ん」という音。一瞬スズメバチかと思い、目を凝らしてみると、羽をV字にたてた昆虫が向かってきます。ウバタマムシです。急いで捕まえると、今度は死んだふり。ようやく前足を出したところをパチリ。


 ウバタマムシは、黒い背中に茶色の浅い溝があります。一見地味な色彩ですが、日に当てるとてかてかしています。マツ林の昆虫で、幼虫は弱ったマツの木や枯れた木の中で育ちます。


 死んだふりを続ける彼をアカマツの木の幹にとまらせると、元気に歩き出しました。(ひ)

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